• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年08月16日

    「気温」と「暑さ」は土地によって違う

    連日の猛暑で「命の危険がある暑さ」という表現でニュースや新聞なので

    注意喚起しています。

    もちろん、熱中症対策は重要ですが、単なる「気温」と「感じる暑さ」は違う、

    ということももっと報道すべきと個人的に考えております。

     

    コンクリート乱立の都会の35℃と、森や山・川に囲まれた土地での35℃では

    後者の方が圧倒的に涼しくあります。以前、沖縄の離島で「この土地は気温が

    上がるけど、海風が常に吹いているので、暑さはあまり感じない」と言われた

    ことがありますが、気温=暑さは土地によって変わります。

     

    刺激的な文言で●×は猛暑、と書けばニュースにはなるでしょうが、その土地の

    風評に繋がらないかいつも心配になります。残暑がはやく終わり、秋を感じる

    ことのできる日を待ち望む毎日です。

    2020年08月15日

    GO TO トラベルキャンペーン「還付申請」

    GO TO トラベルキャンペーンで、

    8月上旬に宿泊したビジネスホテルの還付申請を行いました。

    かなり書かなければいけない項目が多く、身分証のコピーなども必要で

    「こりゃ面倒だな・・・」というのが実感です。

     

    また、こららの書類を審査するにも相当手間がかかるだろう・・・と

    容易に想像できます。

    申請されても書類不備で何度もやりとりをされるお客様が宿に文句を・・・

    ということがないことを願っております。

     

    申請書類も後出しジャンケンのように、どんどん増え・・・という状態

    が続いているので。ややこしい書類を書かされる前にさっさと申請して

    しまった方が良いでしょう。

    2020年08月14日

    「欲しい機能」が決まっている人とネット販売の親和性は高い

    猛暑のせいか、ノートパソコン&プリンターが不調です。

    既に相当の年月使っているので、買い替え時期なのかもしれませんが、

    共に不調を来たすと「時間」だけではなく「暑さ」も影響しているのでは?

    と思えてなりません。

     

    ノートパソコンはカスタマイズして発注したので8月後半まで届きませんが、

    プリンターは即日配送でした。

    以前は店頭で実物や機能を見てから購入、という流れでしたが、最近はそれを

    せずとも詳細な記述やカスタマイズが可能なので、店に行く必要もありません。

    「欲しい機能」が決まっている人とネット販売の親和性は高い、と改めて実感

    した次第です。

    2020年08月13日

    その「つぶやき」は犯罪です―知らないとマズいネットの法律知識―(新潮新書)

     

    を読みました。

    「食べログ」などに悪意ある投稿が成された場合などの具体的罪名など、

    昨今の顧客の一方的な思い込みによる過度な攻撃に対しての事案なども

    掲載されており、大変勉強になりました。

     

    この本、OTAの口コミ担当の部署の人たちこそ、読んで欲しい書籍です。

    著者の方には、OTAや旅行口コミサイトの悪行についても是非取り上げて

    欲しいと思うところです。

     

    SNSやブログで、好き勝手に「つぶやく」ということが犯罪になる可能性がある、

    ということをもっと広く世間に知らしめるべきです。

    2020年08月12日

    iphoneバッテリー交換に思う

    iphoneのバッテリーが異様に減りが早くなったので、クイックガレージで

    バッテリー交換をしてきました。

     

    小1時間ほどで、バッテリー交換が終わり、その後は順調に動いています。

    事前にicloudにアップデートや、各種操作をしていたので、店員さんとのやりとり

    もスムーズでしたが、そうではない人もおり、人によって作業時間が相当変わるな~と。

     

    今後、作業がスムーズに進むか否かで料金が変動する、というようシステムも導入

    すれば良いのに・・・と個人的には思ってしまいます。

    手間かける客とそうでない客が同じ値段、というのはおかしな話ですので・・・。

    2020年08月11日

    GO TO トラベルを実施しても埋まらない「お盆」

    上記のように、例年満室となる「お盆」期間も今年はコロナ禍で部屋(宿)

    が空きまくっている状況です。

    この状況だと、普段から人気の宿が埋まり、そうでない宿が苦戦・・・と

    いう状態になり、全国的にも同じ動きでしょう。

     

    GO TO トラベルが実施されてこの状態ですから・・・。

     

    宿が埋まる=人が旅行に行く、ということですから、そこに至るまでの

    交通機関、観光施設、売店など様々な関連業種に「プラス」に波及します。

    もちろん宿に食材や物品を納めている地元地域業者にも影響が甚大です。

     

    今年は「そうではない状態」ですから、観光に関るどこの業種も厳しい夏と

    なっていることでしょう。

    「観光」だけでこの状況ですから日本経済、こんな状態だと持ちません。

    なんとか自粛ムードを払しょくしていかないと、暗い未来しかありません。

     

     

    2020年08月10日

    「遠くに行かない」より「三密」対策では?

    お盆がはじまり、コロナ禍なので遠くに行かずに近場に・・・など

    という報道が成されています。

     

    近くでもクラスターが発生している夜の街やカラオケ店に行くよりも、

    遠くにマイカーやレンタカーで旅行に行き、宿で温泉を楽しむといった方が

    リスクは低いと思うのですが、そう思わない人達も多いようです。

     

    そもそも、遠く近くという「距離」の話ではなく。過ごす場所が「三密に

    ならないかどうか?」の方が重要度が高いと思うのですが、この暑さで

    冷静に情報を判断する力がなくなった人たちが多いのでしょうか?

    2020年08月09日

    暑中見舞い「宛名知らず」割合増加・・・

    弊社では基本的に名刺交換させていただいたすべての方に季節の

    お便りを差し上げております。

    ですので、10年以上前に1度だけお会いした、という方にもハガキが届きます。

    当然、企業活動ですので退職されたり、転職されたりということで毎回季節の

    お便りを送る度に「宛名知らず」ということで一定数のハガキが戻ってきます。

     

    今回の暑中見舞いは「いつも」以上にそういった割合が多く、経済が大ダメージ

    を受けていることがわかります。

    そんな中でもご丁寧なご返信をいただいたり、お電話いただいたりとお忙しい中

    ありがとうございます!というご対応をいただく方々も多く深謝しております。

     

    経済をまわす、ということは特定の誰かが金儲けすることではなく、皆の生活を

    守ること・・・という当たり前の話が忘れ、社会をまっとうに生きてこなかった人たち

    が騒ぎ立てる本コロナ騒動。

    暑中見舞いの「宛名知らず」数からも経済がうまく廻っていなことがわかり、残念で

    なりません。

    2020年08月08日

    GO TO トラベルが始まっても「需要減退」で欠航多発・・・

    JALから出張予定便の「欠航」の案内が届きました。

    例のごとく、「需要減退の為の欠航」ということで、お客が少ないから

    経費削減の為、飛行機飛ばしません。ということです。

     

    GO TO 事業が始まっても、「足」がこんなことを多発しているようでは

    旅行喚起などほど遠い状況です。

     

    遠くに(飛行機で)行く人が抑制されるから、コウなるのか。

    コウなるから遠くに旅行に行く人が少なくなるのか?

    は立場によって主張が違うでしょうが、しょせん卵が先か鶏が先かの水かけ論

    になります。

    当該行政区域がいくら「全国からお客様来てください」と言っても、肝心の「足」

    がこの調子だと成果が出る話にはなりません。

    2020年08月07日

    日経新聞の記者は「取材」して記事を書いているのか?

    8/7付 日本経済新聞朝刊に 大機小機GoToより直接支援を

    という記事が掲載されていました。

     

    記事を見ると、GOTOトラベルを批判した上で、

    =======================================================

    しかし、この政策の本当の問題は時期や限定条件ではない。

    そもそも、莫大な費用がかかるのに効果が薄い、非常に非効率な政策なのだ。

    =======================================================

    と言い切っておられました。

     

    まず「効果の薄い」という記述が、どういったエビデンスに基づいてのことなのかを

    明確に記載いただきたい。弊社クライアント先様でも全てではなありませんが、この

    GO TO 事業によって多大な予約が入ってきて、自粛後の起爆剤になっているケースが

    全国に発生しています。

     

    この記事を見ると、GOTO事業など行ってもお客様が旅行に行かない、という風に記載

    がありますが、大きな誤解です。

    事実に基づかず、感覚で記事を書いているのではないでしょうか?

    そもそも、本当に事業者(旅館やホテル)を取材しての記事なのか疑問に思えます。

     

    この方の記事の末尾に、旅行誘導より事業者の所得補償を、という内容もありましたが

    あまりに見識が浅く倒れそうになりました。

    旅館は旅館だけがよくて存在しているのではありません。旅館単体に一時的に所得補償を

    税金で行ったところで、そのに働く人、その旅館に物品・サービスを納めている事業者、

    周辺関連業種の皆さんが倒れてしまえば、再開はありえません。

     

    それらを踏まえて人々が「旅行」で「宿」に売上が発生したら、地域産業の一定の回復に

    なるのです。なので、「旅行をさせる」ための誘因としてのGOTO事業です。

     

    この記者はGO TO事業は宿が税金で助かるだけのもの、とでも捉えているのでしょうか?

     

    このコラムが書かれている「大機小機」とは、日経新聞によると
    「大きなチャンス、小さなチャンス、あるいは「機」を節目と捉えて大きな転換点、

    小さな転換点というような意味で使っています。

    とのこと。

    最低限の取材をした上で、そのお題に沿った前向きなコラムにしていただきたいと切に

    願います。