• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年06月27日

    「誰」が修学旅行のキャンセル料を求めたのか?

    修学旅行のキャンセル料は保護者負担? 肩代わりの市も

     

    というニュースが流れていました。

    記事によるとキャンセル料の支払いを保護者が求められた、行政のケースもある

    との内容でしたが、このコロナの時期に宿泊施設がキャンセル料を求めたという

    ケースは考えにくいので、間に入っている旅行会社が「契約」としてキャンセル料

    徴収を求めたのでしょうか?

     

    「誰」が負担したというより、「誰」がキャンセル料を請求したのかを明確に

    示してもらいたいものです。

     

    個人的には学校内で勉強するより、外に出た方がよっぽど勉強になると思っている

    ので、授業時間削減で大変でしょうが、是非生徒さん達には修学旅行を体験してもらいたい

    と考えております。

    2020年06月26日

    窓を開けたら涼しい土地

    朝、燕の囀りで目が覚めました。

    昨日、宿泊させていただいた旅館様が、昨日より冷房切り替えで

    一部冷風がでなかったので、窓を開けて寝たら思いのほか良い体験が

    できました。

     

    暑ければクーラー、ではなく「窓を開ける」という選択肢がある地方は

    本当に素晴らしいと思います。

     

    群馬~新潟~東京経由で神戸に戻ってきたのですが、やはり東京に着いて

    新幹線を降りた段階で蒸し暑さ感が倍増します。

     

    この夏、避暑を求めて都会圏のお客様が地方の旅館に泊まる機会が

    多いことを願っております。

    2020年06月25日

    観光地の飲食店営業状況

    群馬に出張でした。

    いつも搭乗している神戸→羽田便が欠航になったので、伊丹→羽田経由で

    群馬に訪問となりましたが、人の動きも以前のように活発になってきました。

    飛行機は空席もありましたが、緊急事態宣言中のように貸切状態ではありません。

     

    搭乗のルールも様々変化しており、普段から飛行機に乗っていない人は苦労する

    だろうな~と。

     

    訪問先の旅館様を廻る途中、地元のお店でランチを・・・ということになったのですが、

    いつも以上に平日が休みの店舗が増えており、ランチ難民に。

     

    今後、観光が正常化していく上で、宿泊だけではなく、現地での飲食という観点からも

    情報発信が必要です。

    2020年06月24日

    例年より「冷えている」公共交通機関

    日本中、特に都会や公共交通機関に乗る人は「マスク」をしています。

    飛行機などは、マスク着用を強く呼びかけており、マスクをしていない人を

    見つける方が難しい現状です。

     

    この「マスク」、気温が上がるにつれ体感温度が増しますので、飛行機機内の温度は

    いつもより下げられているように思えます。

    昨日も上越新幹線、JR山の手線、モノレール、ANA、大阪空港交通(リムジンバス)、

    ポートライナーと様々な公共交通機関に乗りましたが、上越新幹線と大阪空港交通(リムジンバス)

    の車内温度が高く、苦痛でした。

    夏本格化に向け、徐々に「マスクをしての適温」が議論され、共通化させていくことでしょう。

     

    大変だな~と思うのが冷え性の人。

    昨日もANAの機内で後ろに座っている人がCAさんに毛布をお願いしておられましたが、

    「コロナの影響で毛布は配布できない」とCAさんが回答されておられました。

     

    今年の夏は、「冷えている乗り物」にあわせた服装が必要です。

    暑さはどうにもなりませんが、冷えは着こめば対策ができますので、世の中「熱中症対策

    で温度を下げる」という方向にいくことでしょう。

    2020年06月23日

    行政の補助があって「旅行する」ニーズが生まれる段階

    群馬に出張でした。

     

    訪問先の旅館様は7/1から営業再開されるのですが、群馬県のキャンペーン

    の影響もあり、順調に予約が入ってきている、ということでした。

    先週の土曜日などは、地域の観光協会に宿泊したい!という電話がかかってきても

    紹介先がないほど、営業されていた宿泊施設は満館だったそうです。

     

    行政の補助があれば旅行する、という段階なので、このままうまくGO TO TRAVELキャンペーン

    に繋げることができれば良いのですが・・・。

     

    情報が未確定なので、対策がしようがなく、もどかしい限りですが、売れる日は

    売り切ろう!と様々な施策を仕込んでいただきました。

    2020年06月22日

    行政の補助事業が成功している新潟と・・・

    新潟に出張でした。

    いつも使っている便が欠航だったので1本早い便で伺うと、ちょうど

    チェックアウト前の時間で駐車場が満杯でレンタカー停めるのに難儀しました。

    新潟県と当該市町村の旅館補助事業が走っており、その影響で6月も忙しい

    毎日を送られていました。

     

    こういった時期、やはり行政の補助はありがたいですね。

    ただ日本全国同じように、このような事業があるわけではなく、兵庫県は

    宿泊補助事業はありません。

    「兵庫県、大丈夫なんですか?」とご質問を受けましたが、兵庫県の宿泊施設は

    他県ほど今の時期集客していないことからも、大丈夫ではないでしょうが、これ

    ばかりは行政頼みなので、どうしようもありまえん。

     

    一段落した後の検証が必要な事業でもあります。

    2020年06月21日

    商売をしていく上で過度な新型コロナ対策はそぐわない

    阪急神戸店に立ち寄りました。

    緊急事態宣言解除直後は入口で一人づつ検温&消毒液必須状況だったのですが、

    サーモグラフィーの導入→今日はサーモグラフィーもなく、消毒液を入口で

    必ず手にかけてください、というオペレーションもなくなっていました。

     

    徐々に元の日常に近づいていますが、店員さんは全員マスク着用ですし、

    カウンターにアクリル板や透明シートも貼られています。

     

    こうやって「現実」と折り合いをつけてくるのだな~ということを実感できる

    「場」となりましたが、商売をしていく上で過度な新型コロナ対策はやはり

    そぐわないと納得した次第です。

    2020年06月20日

    お客様が戻ってきた飛騨高山より

    飛騨高山に出張でした。

    全国的に移動の自粛が解除され、朝イチの新幹線も貸切状態だった車両

    から今日は2/5ほど席が埋まっていました。

     

    飛騨高山はまだ休業中の旅館様も多いので、本調子ではありませんでしたが、

    平時(コロナ以前)の3割ほどのお客様で賑わっていました。

    特に小さなお子様連れやカップルのお客様が目立ちました。

    反面、ここはどこ?と思うほどいたインバウンド観光客のお客様は皆無。

    外国人観光客の皆さんがいなくとも、日本人客だけで賑やかになるものだな~と。

     

    訪問先の女将さんとも「にぎわい」があるとホッとしますね、と話をして

    いましたが、マスコミも大変だ!と新宿界隈を映像で流すのではなく、平時に戻ろうと

    されている人たちの様子をもっと放映してもらいたいものです。

    2020年06月19日

    青紅葉茂る京都より

    京都に出張でした。

    本日から日本中の「移動」の自粛が解除されましたが、まだ嵐山には人は

    まばらの状況でした。

    そんな中でも外国人観光客の皆さんが何組か歩いておられ???。

     

    この時期に日本に入国した観光客、というより、帰国できなかった方や日本在住の方

    でしょうが、青紅葉茂る静かな京都を堪能されておられました。

     

    そんな方々とわず、本当に日本の土地を見て回るのであれば、GO TO TARVELキャンペーン前

    の方が良いのかもしれません。

    そんなことを思いながら京都を後にした次第です。

     

    2020年06月18日

    乗客が少ないからといって欠航にしてよいのか?

    ある旅館様で、最近の飛行機の運航状況の話になりました。

    私が「最近でも、乗客が少ないからといって搭乗6日前でも平気で欠航にすんですよ」

    と言うと驚かれていました。

     

    「旅館が、その日は宿泊客が少ないから休館にします、なんてできないのに、公共交通機関

    がそれで良いのですかね?」と皆で首をひねっておられましたが、その通りだと思います。

    以前は欠航になれば、代替便や代替交通機関の提供があったのですが、それも「新型コロナ」

    を理由に一切なく、メール1本で送られてくるだけです。

     

    欠航にするぐらいなら、最初から運航中止にしてもらっていた方がまだマシです。

    「新型コロナ」と言えば何をしても許されるという風潮ですから、こういった不合理な

    話はしばらく続いていくことでしょう。