• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年06月17日

    行政の補助金なしにお客様評価があがる旅館経営が重要

    有馬温泉に出張でした。

     

    兵庫県(神戸市)は他のように、県や市からの補助金事業がないのですが

    土曜日は予約がどんどん入ってきている、とのことでした。

     

    GO TO TRAVELキャンペーンが8月中旬からスタートする、との情報もありますが

    それまでを準備期間として、キャンぺーンがはじまったら一気に全開で行きましょう!

    と盛り上がりました。

     

    設備面でもお子様プール増設など、話題になることも多いのでこんな時期だからこそ

    お客様に選ばれる旅館になると確信しております。

    本質的には行政の補助金なしにお客様評価があがる旅館経営が求められます。

     

    2020年06月16日

    地元のお客様で大忙し!

    長崎に出張でした。

    訪問先の旅館様では、市や県の旅行応援企画が大HITし、6月なのに

    忙しい毎日を送っておらました。

    16:00頃に現地を失礼したのですが、多くのお客様がチェックインされる様子が

    みてとれ、活気があるとはやはり良いものだ!と再実感しました。

     

    赤ちゃんほどではないですが、小さなお子様をお連れのご家族連れも多く

    自粛疲れを解消されておられるのでしょう。

     

    この調子で夏の繁忙時期に入ると働く側のメンテナンスも大変、とのことで

    様々仕込んでいただきましたが、GO TO TRAVELキャンペーンの詳細が決まらないと

    マーケティング策が決まりづらいので、しばらくはファジーな状態で販売しつつ、決定を

    受け一気に!というところでしょうか。

     

    いずれにせよ、地元旅でも旅行ニーズがあるというのは良いものです。

    2020年06月15日

    本日配信メルマガのリンク先の件

    お知らせです。

     

    本日配信いたしました、観光文化研究所メルマガの中で紹介させて

    いただいた事例のリンク先が切れているというご連絡をいただきました。

     

    リンク先は コチラ になります。

    ※現在のところ、リンク先情報は見ることができますが、配信サイトより

    動画が削除される可能性もございます。

     

    どうぞ、ご参考くださいませ。

    2020年06月14日

    コロナ完全対策 自然免疫力を高める生き方

    を読みました。

    アフターコロナ時代、「免疫力」という言葉はますます重宝されることと

    思います。

     

    記事中には睡眠や食事など、多様な方法で「免疫力を高める」記述はありましたが

    温泉や療養に伴う免疫力UPのはありまえんでした。

     

    日常生活にプラスして温泉や森林浴などが免疫力を上げるには効果的、という

    エビデンスも多方面で研究されていますので、そういったことへの一般認知度を

    上げる特集もお願いしたいものです。

     

    私自身、普通に生活しておられる方の数十倍の「移動」を毎月しておりますが、

    それと同様に温泉に入る機会も多いので健康を維持できているようにも思えております。

    この機会にレジャーだけではなく、健康面からの「温泉」利用ももっと注目されるように

    なれば良いですね。

    2020年06月13日

    【注意喚起!】観光文化研究所を騙る不審なハガキの件

    観光文化研究所を騙る不審なハガキが旅館様に送られているという情報がございました。

    同様のハガキが届いた旅館様などいらっしゃいましたら、是非弊社までご一報くださいませ。

     

    ※以下のハガキは不審なハガキが届いたという旅館様よりご許可をいただいた上で、

    掲載させていただいております。

     

    上記ハガキがいきなり当該旅館様に届いたそうです。

    まず、弊社はこういったことを一切行っておりませんし、今後も行う

    予定はございません。

     

    【連絡先】に記載されている「エリートコンサルタント」という肩書も

    まっとうな社会で生きていた人たちにとっては「失笑もののネタ」といっても

    良い位、オサムイ肩書です。

     

    ハガキが送られた「消印」も「銀座」であり、弊社は「神戸」に事務所がありますので

    わざわざ「銀座」まで行ってハガキを送ることはありえません。

     

    社名、出身校、氏名、住所、連絡先などは正しいものですが、悪意ある第三者が

    弊社の名前を騙っていることに間違いはありません。

     

    新型コロナウィルスの影響で、観光業界のみならず日本が一丸となって立ち向かって

    いかなければならない時期に、このような行いをする人の気が知れません。

     

    上記ハガキに問わず、弊社を騙る「怪しい話」につきましてはご遠慮なくご一報くださいませ。

     

    最後に、本事案を弊社にお教えいただきました業界の皆様に感謝申し上げます。

    そのまま放置され、観光文化研究所はなんてヒドイ会社だ!という評が立たずに済んだことと、

    普段から弊社を気にかけていただける皆様にこの場を借りて改めて御礼申し上げます。

     

    本情報は新情報入り次第、更新させていただきます。

    【2020.06.13 11:40更新】

     

    2020年06月12日

    「仮説」の対策と「実際」の対策のギャップ

    昨晩の大雨もすっかりあがり、一転晴天となった新潟に出張でした。

    訪問先の旅館様では、緊急事態宣言解除後から徐々に営業日を増やし

    6月に入ってからも地元のお客様やリピーター様がご来館いただける

    ようになりました。

     

    様々な新型コロナ対策を実施されておられましたが、実際にお客様を

    お迎えしてバージョンUPするもの、削るものと多様な変更点が協議され、

    本日もいくつか改善項目が決定し、スケジュールも決まりました。

     

    今までは「こうだろう」という仮説をもとにの対策でしたが、徐々にお客様

    が戻ってきて実際にご宿泊いただくと「やっぱりこうした方が良い」という

    ことが出てきます。

     

    夏前までに自館の新型コロナ対策を確立させよう、と忙しい日々を送って

    いただくこととなりました。

    2020年06月11日

    民の努力を官が阻害することはあってはならない

    新潟に出張中です。

    三宮→伊丹空港のリムジンバスや伊丹空港→新潟空港の飛行機にも

    乗客が相当戻ってきた感があります。

    朝の伊丹空港も運航する便が増えたので以前の閑散とした状態からは

    脱却していました。

     

    訪問先の旅館様でも地元のお客様が多いですが、ご宿泊のお客様も多く

    経済正常化に近づいてきています。こういった動きを加速させるのが

    GO TO TRAVELキャンペーンですが、政治のゴタゴタで「いつ」スタート

    するのか?「どういった」内容なのか?がなかなか見えてきません。

     

    民の努力を官が阻害することはあってはなりませんが、今の様相は

    そういった状況になりつつあるので、早期の解決を望みます。

     

    2020年06月10日

    「STAY at KOBE」という違和感ある事業

    STAY at KOBEという事業が始まっていました。

     

    神戸市もやっと他の地域に倣って、観光事業者への事業を始めたか!と

    期待してサイトを見てみましたが、じっくり見るとなんだか違和感がある

    取り組みです。

     

    まず、「地元神戸でお得に泊って」という箇所を見て、神戸市内全ての

    宿泊施設対象なのかもと思ったのですが、どうも一部の宿泊施設だけの

    ようです。

     

    一例でいうと「有馬温泉地区」ではこのキャンペーンが適用されるのは

    11施設のみとのこと。

    OTAのじゃらんなどで「有馬温泉地区」の宿泊施設を検索すると6/10現在で

    23施設HITするので、このキャンペーンが使える施設は半分以下、ということ

    になります。

     

    ただ、そういった「使える施設」を知らないまま、神戸市民がこのキャンペーンに

    申し込んで、実際使う場面でトラブルが起こることも想定されます。

    (キャンペーン適用対象外旅館に行こうと思っていたのに・・・等)

     

    本事業、神戸市観光・ホテル旅館協会(一般財団法人神戸観光局 内)が行っているので

    外部から見ると「公」の事業に見えます。「公」の事業で特定の施設のみしか適用に

    ならないというのは他地域事例からみてもあまり聞かない話です。

     

    どういった利権構造になっているのか、このサイトだけを見ただけではわかりません。

    こういった事業の構造を暴くのが地元新聞社やマスコミですが、キャンペーン事務局

    に「神戸新聞事業社」とあるので、地元マスコミを取り込み済での事業なのでしょうか?

     

    国のGO TO TRAVELキャンペーンからすれば、委託事業としても金額が少ないことは

    間違いありませんが、イチ神戸市民としては、「どういったお金の流れ」でこの事業が組成

    され、どういった経緯で神戸新聞社が事務局として機能するに至ったかが興味がわくところでもあります。

    2020年06月09日

    「コロナ休み」から体を戻す

    先日、長期休業から再開された旅館様での話です。

     

    旅館の休業にあわせ、当然現場で働く人たちも多くは休業されていました。

    営業再開にあたり、多くのスタッフの皆さんから

    「以前より体の動きが悪い」という悩みがあるそうです。

     

    考えてみれば、旅館の業務には荷物運びから、お料理出しなど「体」を使って

    働く業務も多くあります。

    工事現場の方々ほどハードワークではありませんが、やはり一定の期間そういった

    業務をしないことによる衰えは発生するのでしょう。

     

    業界とわず「コロナ太り」という言葉がありますが、本格的な夏に向け

    体を慣らす必要があらゆる業界であるのかもしれません。

    2020年06月08日

    この時期の地元客は「自分たちへのご褒美休暇」

    上諏訪に出張でした。

     

    訪問先の旅館様では5月後半より営業を再開され、地元向けの施策を
    仕込んでいただいておりましたが、早速6月にその施策が花開いて
    おられ、今日も会議中に続々とチェックインのお客様がお見えでした。

     

    緊急事態宣言の最中、毎日三食作ってくれた妻のねぎらいに、など
    旅行というより、「自分たちへのご褒美休暇」という目的でご来館
    されるお客様が多いそうです。

     

    多大なストレスがかかった生活が一区切りを迎えたせいか、いつも
    以上にアルコールのご注文が多い、というのも特徴のようです。

     

    GO TO TRAVELキャンペーンも花火の導火線に火をつけて、水ぶっかけ
    た状況になりつつありますが、官製ヤルヤル詐欺にならないよう願うばかりです。