• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年04月09日

    新型コロナ騒動時の政府対応を「天災時」などの恒久的対応に

    上諏訪に出張でした。

     

    緊急時のマーケティングの仕込みと同時に、
    令和2年度経済産業省関連補正予算案等の概要

    が発表されていたので、該当する項目を洗い出し、当該施策に対しての

    アプローチや活用法などを検討していただきました。

     

    その中で、固定資産税・都市計画税の減免という項目が目を引きました。

     

    訪問先の旅館様は相当額の固定資産税を支払っておられますので、大いに助けになります。

    願わくば、本スキームが新型コロナ騒動時だけではなく天災や突発的な事象に対して

    恒久的に実施されることを願います。

    2020年04月08日

    旅館を「長期休館」する場合の注意点

    有馬温泉に出張でした。

    昨日の緊急事態宣言の発令に伴い、訪問先の旅館様では5/31までの休館を決定いただきました。

    「長期休館」をする場合の注意点・検討項目を以下に列挙いたしますのでご参考ください。

     

    ■お客様への告知

    ・告知文章の決定

    ・告知を発表する先を決定(公式サイト、SNS、各OTAなど)

     

    ■休業期間にご予約いただいているお客様への連絡

    ・このご時世ですから、お客様から「当然ですよね。頑張ってください!」と

    励ましのお言葉をいただくことがほとんどのようです。

     

    ■旅行会社、OTAなどへの告知

    ・一部OTAなどは休業した場合、当該期間に予約があるお客様にOTAから連絡してもらう、

    ということを聞いております。

     

    ■売店・調理場在庫
    ・売店:返品できる商材は全て返品していただく
    ・調理場:賞味期限が近づいている食材のチェック

     

    ■風呂などの設備

    ・停止する場合、ボイラーなどの運転状況を業者さんに確認
    ・再OPENする際に、何日前から掃除・試運転を実施するかを決定

     

    ■各部屋の設備
    ・全客室 週に1回、水を流すなどのメンテナンス計画を確定
    ・定期的な換気を実施

    ■客室関連
    ・配膳室にあり、「封」があいている調味料など:一旦全部チェック。新品で返品可能なものは返品する。
    ・おしぼり:可能なら全部返品
    ・配膳室、朝食会場などの冷蔵庫、冷凍庫の扱い(電源を切ってよいのか否か)
    ・リネン系の扱いの決定

     

    ■防犯(重要。世情を鑑みて犯罪に遭う可能性あり)
    ・外部からの侵入を防ぐ施策の徹底

     

    ■当該地域の観光協会などへの連絡

     

    ■スタッフへの説明

     

    などが考えられます。

    本騒動が収束し、以前のような旅行できる環境になることを心より願っております。

    2020年04月07日

    混迷時は「決める」→「実行する」!

    伊豆に出張でした。

     

    訪問先の旅館様では新型コロナの現況を鑑みての営業方針を確定いただきました。

    ニュースなどで「●×か?」というまだ確定もしていない曖昧な情報が日々更新されるので

    雑音が激しいですが、究極的には

     

    ●営業を続けるか?

     

    ●一時休業(休館)をするか?

     

    の2択です。

    そして、それらを選べる旅館もあれば、選択肢のない旅館もあります。

    そんな時は「決める」→「そして。できうる限りのことをする」という

    こと以外方策はありません。

     

    様々な情報に惑わされず、目の前のお客様と向き合っていくことが本騒動を

    乗り越える糸口です。

    2020年04月06日

    「新型コロナ後の世界」へ

    熱海に主張でした。

     

    訪問先の旅館様では3月大健闘!・・・4月から・・・、という状態でした。

    そんな中でも来館いただいている客層を分析し、それらをさらに集客する企画を

    実行いただきました。

     

    また、宿泊以外の売上や新規事業も話も並行して行い、新型コロナ後の世界に

    備えようと様々な協議を行っていただきました。

     

    このご時世、金融機関さんにいっても運転資金の話だけではなく前向きな設備投資・修繕

    の話も話をされるので金融機関ご担当者の方々も前のめりで話を聞かれるそうです。

    資金的に潤沢すぎるほどのメドが立っていただいたので、この機会に「新型コロナ後の世界」

    に向け走り続けていただく予定です。

    2020年04月05日

    クレジットカードで納税すると「システム利用料」をとられるのはOKなのか?

    神戸市から固定資産税・都市計画税の納税通知書が届きました。

    (新型コロナ騒動の時期であっても普通に請求してくるのですね・・・)

     

    さてこの税金の支払い、クレジットカードで支払い可能ですが、神戸市の場合

    以下のようなシステム利用料がかかります。

    クレジットカード納付のご案内

    なんだか、途上国のスーパーでクジットカード使うような時のような状況ですが、

    クジットカードを使う時に「システム利用料」を徴収するのは行政ならOKなのでしょうか?

    これが認められるなら、宿のカード決済でも「システム利用料」を追加で徴収するのもOKな

    気がするのですが・・・。

     

    ちなみに、
    スマートフォンアプリを利用した納付のご案内

    によると、ペイペイなどのスマホ決済で支払う場合は「システム利用料」は発生しない

    そうです。

    「???」な仕組みですが、必ずしも銀行やコンビニに行かなくとも納税できる、

    ということは以前よりマシになったということでしょうか・・・。

    2020年04月04日

    混雑の「差」

    新型コロナウィルスの影響で、出張時に利用する新幹線や飛行機もガラ
    ガラの状態です。ただ、JRの「山の手線」や京急の「羽田空港線」などは
    この状況下でも満員電車の状態です。

     

    不要不急の自粛と言われても、テレワークができない業種も多く行政からの
    「お願い」で人々の動きをコントロールすることは不可能です。

     

    売上減少分は政府が補てんするので、「外出禁止」位のことを言って
    もらわないとこの矛盾は解決されないでしょう。

     

    ガラガラの新幹線・飛行機と満員電車の山手線。
    どう考えても「施策」がうまく廻っているとは思えません。

    2020年04月03日

    米の日本史-稲作伝来、軍事物資から和食文化まで (中公新書)

    を読みました。

     

    米の伝来から各時代においての「米」の位置づけなど体系的に記載されており

    大変勉強になりました。

     

    新型コロナ狂乱のご時世、「米」の買い占め、というニュースが報道されない

    というところに、日本人の「米」に対する考え方や食料としての立ち位置の低下

    かと思われますが、日本人と米の関係は深いものがあります。

     

    そんなことを考えながら本書籍を読み進めておりました。

    2020年04月02日

    三宮センター街の人通り

    所用で三宮のセンター街を歩きました。

    春休みの「平日」と考えると例年より人通りは少ないような

    気もしましたが、全く人がおらず閑散とした状態・・・ではありませんでした。

     

    ただ、道通りのお店でも閉めている店も多く、営業時間がいつもより早く閉まる

    などの対応をされておられます。

     

    この新型コロナの問題、いつ「終わる」のかというより、いつ「メド」が立つのか?

    という考えに変わってきています。自粛強要ばかりし、街中の企業が死んでしまうと

    意味がありません。

    中途半端な「お願い」が先行している状況、物事を「はっきり」してもらいたい限りです。

    2020年04月01日

    入学式の延期に思う

    娘の高校入学式が4/3(金)→5/7(木)に延期、との連絡がきました。

    それ以前に、例年実施されている形式ではなくホームルーム形式での入学式を

    行うということでしたが、それもダメとなったのでしょう。

    今日は4/1ですので、直前の変更で関係者の皆さんも混乱覚悟の苦渋の決断だったと

    思われます。

     

    しかし、延期といっても、これからの1ヶ月強、何をベースに勉強するのか・・・。

    そもそも新年度のはじまりですので、担任の先生も知らなければどういう学校なのか

    もわからない中で、「どうするの?」というのが正直な感想です。

     

    こういった混乱、全国のいたるところで起きそうです。

     

    2020年03月31日

    純白のゲレンデを見て

    新潟に出張でした。

    朝、群馬から新潟に行く途中、越後湯沢のゲレンデが見えましたが

    「真っ白!」の状態。

     

    この寒波で雪は降りつつもスキーヤーが皆無で純白のゲレンデと化していました。

    少なくとも本州においては超自粛モードなので致し方ありませんが、これが続くと

    経済が死にます。

     

    日本人は良くも悪くも災害慣れ、自然の驚異を古来から受けてきたので、この新型

    コロナとはやく折り合いをつけ通常生活に戻るよう願うばかりです。