• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2020年02月19日

    騒動時の対処法は「待てる」ということ

    神戸で打ち合わせでした。

     

    打ち合わせ後、時間ができたので、神戸阪急へ行ってきました。

    平日の昼間ですが、通常より明らかに人が少なく店員さんも暇そうでした。

    やはり「不要不急の外出は控えるように」という政府の通達が影響しているの

    でしょう。

     

    こういった騒動、騒動中は何をしても・・・ですので、騒動が過ぎ去るのを

    待つしかありません。小売業でもあってもサービス業であっても、その状態まで

    待てる経営体質を普段から構築しておくことが重要です。

    2020年02月18日

    ダイヤモンド・プリンセス 運航中止の影響

    昨日に引き続き、新潟出張でした。

    朝風呂の露天風呂では粉雪まじりの風が心地よかったです。

    朝方、多少雪が降ったそうなのですが、宿を出発する時にはフロントガラスに一部残る

    程度の雪でした。こんなに雪の少ない新潟ははじめてかもしれません。

     

    こちらの旅館様はインバウンド客比率が0に近く、今回の新型コロナウィルスの影響は

    なかったのですが、昨晩キャンセルが・・・というご報告がありました。

    何でもダイヤモンド・プリンセスで催行されるツアーの立ち寄り入浴+昼食予約があられた
    そうですが、今般の一連の出来事でダイヤモンド・プリンセス(船)そのもののツアーが
    催行中止になった、というのが原因のようです。

     

    ダイヤモンド・プリンセス 横浜港発着コース運航中止について より

    運航中止(すべて横浜港発着)
    ・2020年3月15日(日)発 陽春の九州紀行と韓国 10日間(M009)
    ・2020年3月24日(火)発 春秋旅くらべ はる色 四国と韓国 10日間(M010)
    ・2020年4月 2日(木)発 春秋旅くらべ 春爛漫 にっぽんの美湾巡りと韓国 10日間(M011)
    ・2020年4月11日(土)発 日本美食の地巡りと韓国 10日間(M012)
    ・2020年4月20日(月)発 きらめく春の東北周遊と鹿児島・韓国 10日間(M013)

     

    たしかに上記リンク先の説明にあるように、現在の乗船客の皆さんが下船された後の

    消毒作業にも相当の時間がかかるかと思われます。

    そりゃ、船が動く見込みがないとクルーズはできませんよね。。。

     

    「観光」とはやはり「平和産業」であると改めて思うと共に、一日もはやい正常化を

    望んでおります。

    2020年02月17日

    悲観ニュース溢れる中で「どう動くか」が重要

    新潟に出張中です。

    西日本荒天の影響もあり、揺れる飛行機旅でした。

    ANAのCAさんはマスク+機内サービス時はビニール手袋なのに対し

    本日搭乗したIBEXのCAさんはマスク+素手で機内サービスをされておられました。

    海外の航空会社は平時でも機内サービス時はビニール手袋をされているケースが多いのですが、

    日本も有事・平時問わず統一したらよいのに・・・と。

    私はどちらでも気になりませんが、一方がしていて片方がしていないと違和感を感じると認識しました。

     

    訪問先の旅館様ではインバウンド客比率が0に近いので1月&2月も絶好調な数字を計上されており一安心。

    ただ、この先の新型コロナウィルスの影響が予測不能なので、今できる最善を積み重ねましょう!と様々

    な施策を打っていただきました。

     

    悲観ニュースは世の中にあふれかえっていますが、その中で「どう積極的に動けるか」がポイントです。

    2020年02月16日

    飛行機内にクレベリンは×

    先日、新潟空港を利用した時に

    「機内や手荷物預かりでクレベリンはお持ち込みいただけません」との案内がありました。

    搭乗ゲート前にも注意を促すポスターが貼られていました。

     

    理由をネットで調べてみると

    【クレベリンシリーズの航空機での扱いについてのご案内】

    ■クレベリン 置き型、クレベリン スプレー
    成分の『二酸化塩素』が 航空法上の『搭載禁止物質』に指定されているため、航空機に載せることはできません。

    ■クレベリン スティック(ペンタイプ、フックタイプ)
    成分の『亜塩素酸ナトリウム』は『危険物』にあたるので、手荷物および預け荷物のいずれでも機内持ち込みはできません。

     

    ということらしいです。

    あのスティックにそれほどの劇薬が?と思ってしまいますが・・・。

    こういった事態ですから、しゃくし定規に規制するのではなく、感染を予防する行為は

    認める方向で良いのにな~と思いつつ、搭乗しました。

    2020年02月15日

    謎のポケットティッシュ

    弊社はバーチャル事務所制をとっておりまして、事務所はありません。

    ほぼ毎日出張なので事務所が必要ないのと、前職で経営のコツは「ムラ・ムダ・ムラの排除」

    と言われていることに納得していたので、オフィス機能は最小限にしている為です。

    経営して10年経ちますが、一切の不便さは感じていません。

     

    さて、そんなバーチャル事務所から週に1回、会社宛に届いた郵便物などが私の自宅に

    まとめて転送されてきます。そんな中、本日送られてきた郵便物の中に「ポケットティッシュ」が

    ありました。封筒に包まれているわけでもなく???と見てみると、某大手銀行の●●支店の支店長さん

    の名刺が挟まれており、名刺裏に「一度ご挨拶に伺いました」的な内容が書かれておりました。

     

    特段、こちらの金融機関の当該支店とは接点がありませんが、何かの情報からアポなし営業に

    来られ置いていかれたものかと思われますが、「支店長」と書かれていたので驚きました。

    そもそも、このバーチャル事務所、弊社以外にも契約されている企業があるでしょうから、

    本当に弊社宛に営業に来られたのか?も謎です。

     

    何だかよくわからないので週明けにこの名刺に連絡する予定ですが、このWEB全盛時代、

    こういう「ポケットティッシュ営業」も記憶には残るもの、と感心いたしました。

    2020年02月14日

    暖冬の新潟

    新潟に出張でした。

     

    全国的に気温が高い日でしたが、2月中旬の新潟で15℃!と雪国ですか?

    という感じでした。越後の山々は雪色でしたが、例年よりも「白」が少なく

    山肌が見えているところもありました。

     

    この状況ですから、「雪景色」はあまり楽しめませんが、雪で交通障害が起こる

    こともなく、1月&2月も順調な結果を残していただきました。インバウンド客比率も

    少ないので今回の新型コロナウィルスの影響は今のところありません。

    念願の設備投資計画についても金融機関からの合意が99%とれ、実行可能な状況に。

    外部環境に惑わされることなく、着実な経営を続けていっていただきたく考えております。

    2020年02月13日

    中小支援へ保証枠5000億円 新型肺炎で政府緊急対策

    中小支援へ保証枠5000億円 新型肺炎で政府緊急対策

    というニュースが流れています。

     

    今回の新型コロナウィルスの影響は各所に至るわけですから、早急な資金的な

    援助スキームをまとめていただきたいところです。

     

    しかし注意が必要なのはこのスキームは「貸付」であるので、返済をする

    必要があるということです。この騒動が終了すれば、正常化するので・・・という話

    でしょうが、終息見込みが立たずこれを機会に廃業を検討されるケースもあるかも

    知れません。

     

    いずれにせよ、緊急時なわけですから杓子定規な対応ではなく、それぞれの観光事業者に

    沿った対応をしてもらいたいものです。

    2020年02月12日

    雨の長崎にて

    大雨の長崎に出張でした。

    霧と雨で目の前が真っ白になるくらいの雨は久々でした。

    幸い気温が高かったのでアイスバーンにならなかったのが幸いです。

     

    訪問先の旅館様では新型コロナウィルスの影響もなく1月&2月も絶好調でした。

    ただ、ランタンフェスティバルなどの集客が厳しく、市内の宿泊施設は苦戦している、

    とのこと。また修学旅行の中止も相次いでいる、という話も伺いました。

     

    海外からのお客様が減るのは理解できますが、日本人の修学旅行となるとやりすぎな感が

    あります。

    この騒動、一日も早い終息を願っております。

    2020年02月11日

    マスク着用にするならすべてのスタッフを

    ある大型ホテルに泊まっていました。

    フロントの皆さんから売店の皆さんに至るまで館内の方々はマスク着用されておられました。

    特段、新型コロナウィルスの対策などの掲示物はなかったですが、このご時世なのでクレームを

    言う人は見かけませんでした。

     

    しかし、???と思ったのが食事処(レストラン)スタッフはマスク着用していなかったこと。

    さらにオープンスペースで調理風景も見ることのできるレストランだったのですが、コックらしき

    人がマスクをずらして着用しており、意味がない・・・。

     

    繰り返しますが、このご時世なのでスタッフがマスクを着用していたからと言ってクレームを

    言う人は少ないでしょう。むしろ、中途半端な着用をしている方が問題かと思われます。

     

    「不徹底」がクレームの温床になる、と傍目で見ていて実感しました。

    2020年02月10日

    ネットも電話もwi-fiもつながらないとこも一つの「ウリ」

    昨晩は久々にネットもwi-fiも電話も通じない秘湯の旅館さんに泊っていました。

    温泉も夜10:00には終了ということで、案内を聞いた時には「早いかな?」と

    思いましたが、案外何もすることがないので、その時間前に就寝、となりました。

     

    考えると日が沈むと寝て、日が昇って起きてという生活を古来からしていたので

    そちらの方が自然なのかもしれません。

    今の時代、ネットも電話もwi-fiもつながらないとこも一つの「ウリ」なのかも

    しれません。

     

    チェックアウト時、「カード使えますか?」と伺うと「今申請しているのですが

    なかなか進まないのですよ」と。

    まぁ、仕方ないよね、と思える大らかさがある旅館さんでした。