• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2024年11月05日

    インバウンド客の兆しがでてきた中伊豆より

    伊豆に出張中です。

     

    連休明けの平日ということで新幹線もいつも以上に混雑していました。

    インバウンド客の皆さんも多かったですが、シニア客も多く旅行ハイシーズン

    に突入した兆しを感じました。

     

    伊豆箱根鉄道の修善寺駅にも大型キャリーバックを持ったアジア系の観光客も

    見かけ、やっと中伊豆にもインバウンドの動きがでてきたようです。

    東伊豆は今年、インバウンドブレイクして熱海から下田までの路線では

    多くのインバウンド客を見ていますが、中伊豆では数えるほどの遭遇でしたので

    驚きました。

     

    訪問先の旅館様でも〇タクを利用しての3連泊インバウンド客がいらしたそうで

    普通に温泉旅館を楽しんでおられたそうです。オーバーツーリズムの傾向は今のところ

    ない伊豆ですが、この程度の「インバウンド客が少ない温泉地」として認知されて

    いけばベターかと考えておりました。

    2024年11月04日

    駅近辺の開発は街の魅力UPにつながるのか?

    JR三宮駅前の開発ビルの基礎工事が進んでいます。

     

    高さ155メートル、地上30階ビルらしいので基礎工事はしっかりと行わなければ

    なりませんが、工事のすぐ横を多くの人が行き交う状況ですので、大丈夫と

    わかっていても恐ろしさを感じてしまいます。

     

    雨や風の日には当該地区には近寄らないように移動しようと考えておりますが

    人が移動するすぐ横での工事というのは考えさせられます。

    東京出張で東京駅近辺を歩いても、そのような開発現場に遭遇することは

    ありますが、もう少し分散した開発などできなかったのでしょうか?

    駅を基点とした街づくりは鉄道事業者にとっては最適かもしれませんが、

    街の魅力を考えた時にどうなのか?と考えさせられる工事です。

     

    2024年11月03日

    アルビレックス新潟

    ルヴァンカップでアルビレックス新潟が2位となりました。

    悲願のタイトル獲得には至りませんでしたが、誇らしい成果かと思います。

     

    新潟出張時、TVをつけるとこのアルビレックス新潟の情報をたっぷり流されて

    おり、地域に愛されている集団なのだな~と実感します。スポンサー料もそれほど

    のようで、地域の企業なども協力している様子もあり一体化を感じることができ

    ます。

     

    今後の地方人口減少の中で、サッカー球団という組織が地域のアイデンティティや

    コミュニティの一助を担っている好事例でしょう。

    再来週には現地を訪れますので、現地の熱狂なども聞いてみたいと考えております。

    2024年11月02日

    季節目の変わり目の出張服

    神戸も日中すさまじい豪雨でしたが、夕方には曇り空に変わってきました。

    季節の変わり間の雨で紅葉などが深まっていくことを期待します。

     

    この時期、街歩く人の服装を見ると秋模様の方や既にすっかり冬対策をされて

    いるような方もいらっしゃいます。インバウンド客、特に欧米系は寒くないの?

    と思うくらいの軽装(半袖半ズボン)の方もありこういいったところに多様性

    が見受けられます。

     

    来週は比較的温暖な土地と寒冷地域の出張が連続してありますので、服装の

    対策をしないと私自身がその土地で浮いた服装になってしまいます。季節目の

    変わり目が終わり、早く安定した服装で出張できる日を願っております。

    2024年11月01日

    Puri Mart

    久々に三宮駅前のオーパ2にあるジュンク堂に行こうとエスカレーターに

    乗っていると、突然ピンクの階に。なんだかコスプレぽっかったのですが、

    若い女性ばかりだったのでその空間に立ち入ることもできずに通り過ぎましたが

    プリマート 

    というコスプレとプリクラを組み合わせたような店舗だったようです。

     

    機能のハロウィンは、特定の機器が2時間待ちだったとかで、近くにブームに

    なっているものがあるのだな~と。

     

    専門的な機器×コスプレというマーケットは日本人だけではなくインバウンド客にも

    受けそうですので、今後人気のスポットになるかもですね。

    新神戸駅のような半廃墟ビルになるか心配な建物だったので、地域にマッチした

    店舗が根付いたようで一安心しました。

     

    2024年10月31日

    「暖房」にして「16℃」にして暑い!

    飛騨高山に出張でした。

     

    秋真っ盛りで多くのインバウンド客が高山駅にもいらっしゃいました。

    上高地は紅葉全盛らしく、

    ・深夜1時に一般駐車場が埋まる

    ・上高地へのバス3時間待ち

    とオーバーツーリズム全盛のようです。飛騨高山はそこまでではないので、皆さん

    思い思いに街を楽しんでおられました。

     

    訪問先の旅館様では最近イタリアからのお客様が多く、先日も部屋の空調を

    「暖房」にして「16℃」にして暑い!という事案が発生したそうです。

    確かに温暖なイタリアでは「暖房」は相当な山間部にしかないでしょうから、イタリア

    語での空調説明も必要ですね、という話に。

    もちろん英語でも空調説明はされていますが、気づかれない可能性もありますので

    丁寧な対応が必要です。

    こういった細かいお客様の要望を反映して、次に活かす組織体だからこそ国内外の

    お客様から愛されるのだな~と思いつつ、高山を後にした次第です。

    2024年10月30日

    公的機関が発する情報は慎重に

    某観光地の協会主体で、紅葉時期のマイカー規制を今年からWEB予約等で始め

    たのですが、紅葉の時期が後ろにずれた影響で当該期間の予約の払い戻しを行った

    そうです。

    当然、地元メディアのニュースにされ、大々的に「紅葉が未だ」という情報が流れ

    例年だと直前にも入ってくる予約が一気に冷え込んだ・・・という笑えない話を

    某旅館経営者の方より伺いました。

     

    公的機関が発する情報というのは意図せずに誤った情報となり、地域にとって

    マイナスとなることがあります。例え紅葉が未だといっても、当該地は風光明媚な

    土地であり、「紅葉は全盛ではありませんが、この時期の○○の花や、色付きはじめの

    様子をご覧いただける機会はなく、ラッキーですね」位の胆力を当該組織にも持って

    もらいたいものですが、商売に命かけているわけではないので一方的な意見に左右されて

    しまうのでしょう。

     

    一体、「誰」の「何」の得になったのかわからない施策となってしまいましたが、

    当該組織は猛省しイタイ需要封じ込み策を「公的に」行ってしまったことの対処を

    考えるべき悪しき事例になったことが残念でなりません。

    2024年10月29日

    「深夜チェックイン割り増し料金」

    有馬温泉に出張でした。

     

    朝、自宅を出て谷上駅で列車待ちをしていると「寒っ!」と。残暑期間が

    長かった分、気候の変化をより感じることができます。今年は例年よりも

    紅葉が遅い地域が多く、紅葉需要が後にまで続き忙しい日が続きそうで

    なによりです。

     

    訪問先の旅館様では、昨日某国からのお客様のチェックインが22:00すぎだった、

    という話を伺いました。何でも関西国際空港に到着する飛行機の便が遅れたとの

    ことで、主要空港からアクセスがよい分、こういったことが起こるのだな~と。

    最近、飛行機の遅延でチェックインが遅れるインバウンド客のお客様が多い、との

    ことです。

     

    チェーン店でも深夜料金があるくらいですから、旅館においての「深夜チェックイン割り増し料金」

    があってもよいのかも?とも。チェックインが遅い分、その分の人件費は確実にかかる

    わけですから、そういった動きも今後必要ですね。

    2024年10月28日

    新興航空会社のマーケティング策

    【トキエア】新潟-仙台線が減便:平日のビジネス需要に苦戦【新潟】

    というニュースが流れています。

     

    新潟にはご縁が多く、新興航空会社には頑張ってもらいたいですが

    需要予測と料金の面で疑問が残ります。

    現地新潟の方からも「思っていたよりも高い」という話をよく聞きますので

    需要開拓を行うには思い切った価格戦略なども必要だったように思えます。

     

    需要がないから減便、、、だと縮小傾向となり公共交通機関としては使えない

    レッテルを貼られてしまいますので、最初が肝心という言葉とおり、踏ん張って

    もらいたかったものです。

     

    2024年10月27日

    ドラゴンクエストⅢリメイク版に思う

    我々の世代(40代)だと知らない人はいないであろう「ドラゴンクエストⅢ」のリメイク版

    が発売されます。

     

    意味のわからない風潮の中、

    ドラクエ3リメイク版の「性別撤廃」に“生みの親”堀井雄二氏が苦言 「誰か文句言う?」
    というニュースが流れていますが、私も堀井氏の意見に大賛成です。

     

    一部の訳のわからない人たちに配慮ばかりしてしまうとおかしな世界になってしまいます。

    本当にめんどくさい世の中になってきましたが、変な流れが加速すると影響を受けるのは

    「まともな人たち」です。

     

    誰も強制的にゲームをしろ、と言っているわけではないので嫌な気分や不快に思うのであれば

    「やらなければよい」だけで、「自分達を配慮してゲームのルールを変えろ」と声を大にする

    ことの厚かましさに度肝を抜かれます。

    こんな風潮が他業種に波及していかないことを切に願います。

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