Author:大坪敬史
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九州のお宿さんは軒先に↑のような施策を行っておられるところが多いですね。
その土地ならではの風習や生活の知恵なのでしょうが、都会に住んでいる我々からすれば新鮮です。
虫食いにあったり、獣をよびよせたり、と苦労は多いと聞いていますが、細かい演出をしきれるところに頭が下がる思いです。
うちのチビも「とうもろこしー!」と騒いでました。
こういった「!」が大切なことなのだと改めて感じました。
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長湯温泉の万象の湯さんに行ってきました。
泉質の良さもさることながら、ずいしょに工夫がみられ楽しかったです。
オーナー色の強い旅館さんは潔くて良いですね。
前日は、某大手投資ファンドが買収した宿に泊まっていたので「差」が歴然としていました。
極端な「違い」から「特徴」を感じることができます。
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大分の某温泉地に来ております。
この温泉地は、歴史があるのですが個人化対応に遅れ、同じ県内の先進的な温泉地に比べ・・・と言われている場所にあります(こう書いただけで“どこ”かは読者の方はすぐにおわかりだと思いますが・・・)
この某温泉地で行ってみたい店があったので、訪問するとなんと60分待ち。
仕方なく、周辺の飲食店に何のリサーチもせずに入ったのが運の尽きでした。
飲食店でここまで頭にきたのは何年ぶりだろう・・・と考えさせられるほどヒドイ店でした。
商品も接客も最悪のレベルですが、立地が良いのでまだ続いているのでしょう。
立地だけが良いと私のような一見の客が間違えて入店し(リピートは確実にしないですが、永久に新規客のみでまわせばよい)、商売が成立することが恐ろしい話です。
私の場合、冒頭の「温泉地の話」を知っていたので、当該温泉地に対する印象はさほど悪くはありませんでしたが、まったくそういったことを知らないイチ観光客だと、その飲食店で体験したこと=●×温泉地での思い出になってしまいます。
つくづく、宿だけが頑張ってもダメで、地域全体で観光活性化を考えなければならないな~と感じさせられた出来ごとでした。
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「闇学」入門 (集英社新書) (2014/01/17) 中野 純 |
を読みました。
戦中の空襲体験による暗闇への恐怖が、日本を明るい国へと走らせたという視点は「なるほどな~」と思いました。
戦前、日本人は「闇」を楽しむ術を身につけていましたが、それが急速に失われたことのデメリットにも考えさせられるものがあります。
「蛍狩り」はそもそも「蛍」の光を見るものでなく、その背景の「闇」を楽しむものと言われると、そういった情景を是非見てみたくなりました。
確かに海外のラグジュアリーホテルなどでも、夕刻以降は「暗い」です。
ただ、その暗さ、闇の中での付加価値の造成ということが非常にうまいです。
日本の旅館などでも作為的に「暗さ」や「闇」を演出することによる付加価値や差別化については一考の余地があります。
「暗さ」や「闇」、陰翳礼讃の世界を表現した宿などあれば非常に面白い成果が出ることでしょう。
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群馬県に出張でした。
道路わきに雪は残っているものの、日中の気温は15℃。
さすがの群馬も春の陽気です。
伺っていた旅館様でアンケートの話に。
こちらの旅館様は「良かった宿を教えてください」という項目をアンケートに設けておられるのですが、その項目に弊社の他クライアント旅館様が掲載されてましたよ!との話に。
アンケートに記載されていたのは、常々話題に上るイワクツキのクライアント先様だったので、
こちらの旅館様も記憶に残っておられてた、とのことです。
こんなことってあるんですね~。
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淡路島に出張でした。
帰路のバスの中、大きな花束を抱えた人が乗ってきまして「何事?」と思いましたが、よくよく考えてみると年度末の異動の時期ですね。
三宮についてからも、花束を持つ人を多くみかけました。
季節の風物詩でしょうが、「是非、送別会や歓迎会は旅館で!」と思ってしまうところに職業病を感じてしまいます。
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飛騨高山に出張でした。
往路のワイドビューひだの中で、「やけに今日は客層が若いな~」と思っているとそれもそのはず、世間は春休み。
高山の街も「この時期は若返ります」と伺っていた旅館様の女将さん談の如く、華やかな街でした。
雪も一部残っていますが、本格的な春の訪れを感じる1日でした。
この3月~4月は特に海外からのお客様が多いとのことで、若さ+異国情緒が漂う不思議な街を構成していた飛騨高山でした。
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家庭画報 2014年 04月号 [雑誌] (2014/03/01) 不明 |
を読みました。
特集の~極上の「昼膳」「夕膳」~の記述は本全体の1/10にも満たないのでボリュームには難ありです。
別冊付録の「美味手帖」の方が個人的には参考になりました。
料理や食材の知識は日々、様々な方々から教えていただき、断片的に記憶に残っていますが、こうった雑誌で体系的にまとめられているとまた違った見方が出てきます。
特に地域と食材の繋がりは「へ~、そんな食べ方をするんだ~」ということもわかりましたので、良かったです。
家庭画報や婦人画報を書店で買うほど、勇気がいることはありませんが、今後も本屋に行ったら勇気を持って婦人書籍コーナーに足を踏み入れたいと考えております。
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週刊 東洋経済 2014年 3/22号 [雑誌] (2014/03/17) 不明 |
を読みました。
私の知らない(基本的に東京で泊まるのは東京駅近辺・銀座エリアがメインなので)上野や、他エリアのビジネスホテルも特集され参考になった点はありました。
ただ、「自社ホームページに強化に走るホテルの皮算用」という記事タイトルに箱根吟遊さんの事例を書いたり←そりゃ「ホテル」でなく、「旅館では?」という前提と、今更この内容かよ!?と度肝を抜かれる時代遅れ感など、現場を知らない記者の記事も散見され苦笑するページもかなりあります。
また、「・・・客観的な口コミ評価が発信され・・・」など無茶苦茶なことが書いてある点も???です。
そもそも、世の中に「客観的なこと」は皆無で、そうだと思っているのは「客観的だと主観的に思っている人(達)が言っていること」にすぎません。
口コミと客観的なことを同列に扱うのは、編集としてどうなのかと思いますが、この程度の素地の方々が書いているものと認識の上では楽しめます。
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知床から神戸に戻ってきました。
帰路の知床~女満別間であいにくの爆弾低気圧に出くわしてしまい、あやうくレンタカーで雪山に埋まりかけちゃいました(苦笑)。
カーナビのまま進んでいたら、本来「道」である筈の場所に雪山が出来ており急停車&立ち往生。
その時点で視界は1メートルもなかったので、カーナビを見ながら30メートルほどバック→方向転換で事なきを得ましたが、道の途中の雪山に気づかなければこんな呑気なブログは書くことができなかったでしょう・・・。
今までも「ホワイトアウト」は雪国で経験済みでしたが、今回の北海道ほど命の危機を感じたことはなかったです。
吹雪くということに対しての経験値は蓄積されましたが、二度とゴメンな体験でした・・・。
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