• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2024年10月26日

    産業構造の変化

    大阪の電機メーカー「船井電機」の破産のニュースが流れています。

     

    かつて液晶TVで世界に打って出ていた企業の破産に驚くと共に、産業構造の

    変化を感じます。

    「船井電機」さんとはこれまでの人生で関わったことは一切ありませんが、前職の

    会社名と似通る箇所があるのでよく「G会社なのですか?」などと聞かれていたこと

    もありました。

     

    ニュースによると2,000名ほどの社員が在籍しておられたとのことで、この方々の

    次の就職先が気になります。一時的に観光業などにも流れてくるのかどうか、関西の

    クライアント先様と注視していきたく考えております、

    2024年10月25日

    観光業も自然相手の商売

    群馬に出張でした。

     

    昨日から群馬県内の3温泉地を移動していましたが、同じ群馬で車で1時間の

    圏内でも紅葉している地域やそうでない地域もあり、自然の多様性を感じました。

    これだけ暖かいと11月下旬まで紅葉のハイシーズンが続くかも?ということで

    季節のズレが目立ちます。

     

    観光施設側としては、紅葉が続いている方がお客様の動きが良いのでよい話

    ですが、あまり気温が下がらないと今後は冬のスキーシーズンがずれ込みます。

    観光業も自然相手の商売なので致し方ない面はありますね。

    2024年10月24日

    日本人宿泊比率99%超の温泉地

    群馬に出張でした。

     

    大宮のビジネスホテルを出た時は若干暑さを感じましたが、上毛高原駅に着くと

    涼しさを感じました。大きなリックサックを持った登山客らしい方もいらっしゃり

    やっと秋らしい景色を見た感があります。

     

    訪問先の旅館様では、当該地域の組合HPのリニューアルも進めているのですが、

    当該温泉地の日本人宿泊比率を検証いただくと驚異の99%以上が日本人客という

    数値が出てきました。

     

    インバウンドの波を無風にする位のインパクトですが、そういった情緒などもあり

    日本人のお客様に指示されているのでしょう。

    インバウンド全盛時代に、日本人客を追求してどこまでいけるかを実証して

    いただきたく良いリニューアルになるようお手伝いできればと考えております。

    2024年10月23日

    避難宿泊 IN 大宮

    東京で打合せでした。

     

    京急や東京メトロ乗っているとホントに外国人多いですね。。。

    キャリーケース持った人も多かったです。

    打合せ後、東京のビジネスホテルに泊まろうと思っていたのですが

    料金が高すぎず絶句レベルだったので、大宮に避難宿泊することにしました。

    高崎でも良かったのですが、高崎も何かイベントがあるのか異様に値が上がっており

    大宮へ。

     

    そういえば、大宮に泊まるのは初めてかもしれません。

    駅前にコンパクトに店がまとまっており、便利な街です。翌日が東京から北側だと

    また泊まってもよいな・・・と思いつつビジネスホテルにチェックインしました。

    2024年10月22日

    日清の最強どん兵衛 カレーうどん

    日清の最強どん兵衛 カレーうどんをいただきました。

     

     

    熱湯で8分、って本気か?と思いましたが普通のどん兵衛の麺と全く違いました。

    スパイスも2種類&量も多く「違い」は外からみてはっきりと分かるようになって

    います。

    当然、普通の「どん兵衛」よりも値段は高いですが、こういった商品を日本を代表する

    食品メーカーが出すということは一定のデフレ脱却の効果なのか?とも。

     

    旅館の売店にもカップ麺を売って、二次会処の代わりにしている事例もありますが

    こういった商品があると盛り上がりそうな気もします。

     

    いずれにせよ、通常商品よりも高い商品開発はイチ消費者としても楽しめる案件ですので

    他メーカーも続いていってもらいたいものですね。

     

    2024年10月21日

    入国者数と旅館宿泊インバウンド客の乖離

    あるクライアント先様のバンクミーティング資料を作成してる中、

    観光庁の指標を確認していました。

    すると、本年7月の指標ですが


    という資料がありました。

    まず、「えっ!?中国本土からこんなに来ているの???」というのが驚きました。

    台湾、韓国、香港のお客様は弊社クライアント先様(旅館)でも多くのご来館のご報告を

    いただきますが、本土客は未だあまり来ていない感覚でしたが、数字で見ると相当の来日模様

    です。

    ロシアも入国できるの?というのが実際ですが、空港でのトランジットなども含まれている

    のかとも思いましたが「延べ宿泊者数」とのことですので、ビックリです。

     

    これで相互ビザなし、となると恐ろしくもなり、「もうこの位でよいのでは?」と感じて

    しまいました。

    2024年10月20日

    ニッポンレンタカー 「冬期シーズン料金」

    出張時によく利用している(利用している店舗では既に顔パス状態)の

    ニッポンレンタカーさんから「冬期シーズン料金」の案内が届きました。

     

    ニッポンレンタカーでは例年、冬の時期、雪が標準の地域では自動的にスタッドレスタイヤに

    なっていたのですが、今年度からそのタイヤ料金を通常料金にプラスして請求します、的な内容

    でした。

     

    物理的に寒冷地域では通常タイヤからスタッドレスタイヤに履き替えて車を貸すわけ

    ですから今までの無料がおかしかったと考えるべきでしょう。

     

    旅館においても一部豪雪地域の宿は冬季期間中に宿泊料金に加え暖房料金を取っている

    事例もありますが、こういった「当たり前」のことはしっかりと料金を請求できる世の中

    になった方が健全です。

    相当な宿泊料金をとっていれば話は別ですが、そうでない場合が多いのが宿泊産業の

    現実ですからこういった動きが観光業でももっと広がると良いと考えております。

     

     

    2024年10月19日

    関西万博の中距離直行バス・空港直行バス

    本当に開催されるのか怪しい関西万博の中距離直行バス・空港直行バスの

    運行計画が決まったようです。

     

    果たしてこれだけ広域からのバスを用意して集客するのか?が謎ですが、足の確保は先に

    進んでいるようです。

    前回の大阪万博時と今回では、日ごろ国民が経験できる娯楽に大きな隔たりがあります。

    若い人などの推し活、コンサートを押しのけて万博に人が行くのか?

    よっぽどUSJやTDRの方が完成されたエンターテイメントでしょうから・・・。

     

    実際に万博が開催される関西エリアの旅館様でも「特に万博に惑わされずに料金決めなどは

    従来どおりに」という事例が多く、現場サイドとしては特に期待していないというのが現状です。

    今後の巻き返しを期待しますが、多くはIRに目を向けているというのが実際ではないでしょうか?

    2024年10月18日

    アンテナショップにみる地域の本気度

    昨日の夕刻に大阪にできたKITTE大阪に行ってきました。

    全国のアンテナショップが集積している階などもあり、全階を歩きましたが

    平日の夕刻という比較的閑散としている中、大繁盛している地下バルコーナー

    などもありました。

     

    土日に混むのは当たり前ですが、こういった平日にこそ繁盛店か否かが冷酷な

    ほどに分かります。アンテナショップエリアなどは最たるもので、人が溢れる

    県とそうでない県がはっきりと分かれていました。

     

    各県、日本酒コーナーなどを設けていましたが、

    ・富山県:コイン式の試飲コーナーがあり大繁盛

    ・新潟県:試飲コーナーあるものの買い方が不明瞭で閑古鳥。さらに店内に段ボール箱

    多数で陳列が間に合ってない?

    など地域の勝ち負けもしっかりわかります。

    こういったアンテナショップで「どう」活動しているかも各県の観光への取組の

    本気度がわかるので、東京や大阪に行かれた際はアンテナショップを見に行くのも

    有効な時間の使い方だと思われます。

    2024年10月17日

    久々の通勤ラッシュにて

    京都に出張でした。

     

    10月半ばですが残暑厳しく、街を歩いているインバウンド観光客もタンクトップ姿

    が多かったです。この分だと紅葉が12月前半までずれこまないか心配でもありますが、

    訪問先の旅館様では12月中旬まではほぼ満室状態でしたので、紅葉などの季節要因

    は関係ないとほっとしました。

     

    京都での会議後、大阪で会議をし、久々に通勤ラッシュの時間に阪神電鉄に乗りましたが

    まぁ・・・。日本人ってこんなにマナーなかったのか?と思うほどで驚きました。

    毎日、ほぼ始発でどこかの地へ出張しているので、通勤ラッシュに遭遇せずに働き続けられて

    いることは「通勤時間」は長いですが幸せなことなのかもしれない・・・と実感しました。

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