• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2012年11月14日

    業績が良い時ほど“見直し”が必要!

    群馬県に出張でした。

    色々な策がハマリ、10月売上も絶好調!
    11月もよい着地数字になりそうです。

    そんな中、とあるリアルエージェントからの送客が問題になりました。
    送客していただくのは良いのですが、繁忙月の土曜日のみ・・・という実績に
    「必要か?」という話に。

    こちらの施設様は客室数がそれほど多くなく、リアルエージェントに安く売るなら
    直販やネットで受注した方が単価も上がりますし、利益も出ます。

    来年度以降は、契約を見直そう!ということで決着が付きました。
    伸びている時にこそ、こういった“見直し”が必要となってきますね。

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    2012年11月13日

    旅館内女子会

    とある旅館さまで全体会議を開いていました。

    そんな中、フラットな意見を聞く場として「旅館内女子会」なんてもの良いかもね!という話になりました。
    甘いものでも食べながら、女性同士で「ぶっちゃけどう?」みたいな話をして日々の旅館経営に活かしては?という趣旨です。

    確かに男性の社長や支配人がその場にいると、女性の視点から話しにくいこともあるでしょう。

    「旅館内女子会」、ブームになると良いですね。

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    2012年11月12日

    マニュアル重視姿勢は人の尊厳も奪う!~スカイマーク事例より~

    スカイマークで長崎まで出張でした。

    機内では、最前列の通路側(すぐに飛行機から降りれるよう)に座っていたのですが、横にキャリーバックをもったご婦人(60歳以上)が来られました。
    私の横の席らしく、キャリーバックを手荷物収納スペース(座席)の上部にあげようとされました。

    私は既にシートベルトをし、座席に座っており、横にCAも居たので大丈夫だろうと思っていたのですが、
    CAが手伝うそぶりも見せません。

    ついに、ご婦人が自分でキャリーバックを手荷物収納スペースに入れようと持ち上げたはいいのですが、
    そこでフリーズされてしましました!

    私があわててシートベルトを外し、雑誌を置き、そのキャリーバックを支え、上部の座席に入れCAの方を
    見ましたが、またしても知らんぷり。

    スカイマークは会社方針として、「トラブル防止のために、係員は手荷物収納を手伝いません」と言いきっています。
    ただ、人としての感覚を持ち合わせているのであれば、「困っている人を見たら助ける」のがあたり前ではないでしょうか?
    他の航空会社は「お客が困らないようなサービス」を心掛けているケースもあるので、その段階でも一歩後進してますが・・・。

    それとも、人としての良心を凌駕するほど会社のマニュアルを遵守しなければいけないものなのでしょうか?
    「働いているプライドはどこにあるのか?」と聞いてみたくなる出来ごとでした。

    「子供と老人には優しくしましょう」、「困っている人を見たら助けてあげましょう」という日本古来の良き
    伝統に対する挑戦とも見てとれます。

    長崎に飛行機が到着した時も当然、CAは知らんぷりでしたので、荷物を降ろし、ご婦人に渡しました。
    当然そのご婦人には感謝されましたが、「それってCAがやるべきことなのでは?」という疑問は最期まで消えません。

    飛行機から降りる際、CAが乗客に対し「ご搭乗ありがとうございました」と言っていましたが「お金を払って搭乗してくれてありがとう。私たちは“搭乗している人”がどう思うおうとかまいません。あなたたちを“お金を運ぶ客”として認識してます。だから、その感謝を込めて“ありがとう”と言うんです」とでもマニュアルで言ったらどうなんだろう?と思った次第です。

    「そんなに言うなら使わなければいいのでは?」というご意見もあるかも知れませんが、私はビジネスで「ちょうど良い時間の便がコレ以外ないから」使っているだけです。
    プライベートで子連れで観光する場合、使おうとおも思いません。
    もちろん、自分の親や知り合いが観光などでスカイマークを使う、と聞けば全力で「やめとけば」と忠告します。

    マニュアル重視の経営が、大袈裟かも知れませんが、人の尊厳まで奪う事例に出逢い朝から衝撃を受けた次第です。

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    2012年11月11日

    群馬の逆襲!

    群馬県、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?

    大分の「おんせん県」商標登録に群馬激怒「他県を敵に回すのか」など、昨今話題ですが、自虐的な感も否めません。
    ※あえて、「痛いニュース」にリンクをとばしております。

    そんな中、とある旅館様が

    【群馬の逆襲!】牛豚合戦! 都道府県ランキングUPの為に・・・

    の販売をスタートさせました!

    以前のブログにも書きましたが、コレくらいの商魂があれば群馬もきっと鶴のように飛翔できることでしょう。
    ※群馬の県鳥は鶴だそうです。

    早速販売も好調なようで、期間売上が楽しみでもあります。

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    2012年11月10日

    世の中には様々なタイプのコンサルタントがいます。

    以前お付き合いさせていただいていた旅館様よりご連絡をいただきました。

    詳しくはブログでは書けませんが、現在指導してもらっているコンサルの方で実績が上がらず、また仕事をお願いできませんか・・・という内容でした。その方は分析はよくしてくるらしいのですが、それに対する具体策がなく業績が・・・とのこと。

    企業経営をしていく上で、どんなコンサルタントを使うかは経営判断ですが、コンサルトと称される人にも色々な種類があります。既にご存じの方も多いかと思われますが、そのタイプを簡単にまとめたいと思います。
    ご笑読くださいませ。

    【分析系】
    様々な分析をするのが得意。金融機関への経営計画策定などの「絵」はかけるは、後は経営者の努力で・・・というタイプ
    ADRやREVPERなどの言葉を多用する。

    【精神系】
    クレドつくりましょう!社員教育しましょう!人事制度を改革しましょう!など。
    元々業績が良い企業とのお付き合いができるが、即時業績向上はできないタイプ

    【経費削減系】
    経営は足下が大事、、、とのことで様々な経費削減を行う。
    経費がダブついている企業には有用だが、すでにギリギリまで経費削減している企業にとっては価値はない

    【財務系】
    DDS、民事再生などの業務をメインとする。
    うまくはまれば劇的に経営が良くなるが、逆に働くと奈落の底・・・。

    【資格系】
    中小企業診断士などの資格をもっており、「常識論」を展開する。
    SWOT分析が大好き。
    国の●×サポートなどにも登録しているが、この類の人で解決になったケースはあまり見受けられない。
    ※優秀な人で診断士の資格を持っている人もいるが、診断士の資格を持っているからといって優秀なわけではない。

    【ネット売上UP系】
    ネット売上をUPさせる。手数料でフィーを取るケースもある。
    ※旅館の全体売上を上げることは利益相反になるので、あまりしない。

    ちなみに、弊社は【業績UP系】を主軸にお仕事をさせていただいております。ネットも使いますが、旅館の直販売上を上げることが最適という考えで旅館の利益の最大化を追求しております。
    (ご要望があれば、他の系統での支援にも入りますが)

    ちなみに、上記をそれぞれ否定しているわけではありません。
    企業ステージにより、ニーズが違ってきます!ということを言いたかっただけです。

    ご参考くださいませ。

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    2012年11月09日

    植樹祭IN伊豆

    伊豆に出張でした。

    明日、皇太子殿下が植樹祭にいらっしゃるらしく、帰路の三島駅はカタギのにおいがしないSPとピリピリしたJR職員。そして、国旗を持つ多くの人で賑わっていました。

    残念ながら、私は列車の時間があったのでお会いすることはできなかったのですが、皇室の凄さを実感した次第です。

    本日、伺っていた旅館の女将さんも、明日殿下にお会いしご接待をさせていただく役を賜ったとかで、今日もとある会場で打ち合わせを念入りにされてきたそうです。

    良い植樹祭になるよう願っております。

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    2012年11月08日

    意義ある講演を拝聴してきました。

    アテネ・北京オリンピック バレーボール全日本女子代表監督、柳本昌一氏の講演を聞いてきました。

    演目は「人生、負け勝ち~どん底から個人と組織を蘇らせる“力”の引き出し方~」です。

    多くの経験と実績を積んでおられるだけあり、具体的な事例をもとに熱く語っておられました。
    背景がある方のお話ですので、非常にスッと入ってきました。

    「ベストなメンバーを集めるのではなく、勝つメンバーを集める」

    「谷底にいると、目標レベル(敷居)がどんどんさがり、組織がよどむ」

    「山の頂にいる連中ははなからモチベーションが高い」

    「壁にぶち当たっても、自らの責任で行動すれば壁がドアに変わる」

    「男子の時の監督経験は、女子の場合全く通用しない」

    「男子はストーリーで動くが、女性は動かない」

    など、なるほどな~と思うことが山ほどありました。

    こういった経験と実績のある方が言ったからこそ光る言葉であり、「人の発する言葉」のオモミを感じた次第です。

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    2012年11月07日

    「働けない若者の危機」

    既にご覧になって憤っておられる経営者の方も多いかと思いますが、本日日経新聞で「働けない若者の危機」という特集が最終回でした。

    最後の記事で「低い新人定着率」という話題で、業種ごとの大卒3年後の離職率を提示しています。
    (厚生労働省がまとめた数字らしいで、信憑性が低いですが・・・)

    離職率が高い業種順に
     ・教育、学習支援 48.8%
     ・宿泊、飲食サービス 48.5%
     ・生活関連サービス、娯楽 45%
     ・・・
     全産業平均 28.8%
    という結果だそうです。

    この数字をもとに、「ブラック企業が悪い」、「転職や再挑戦のリスクが大きい社会が悪い」というような記事でしたが、果たして要因は企業側だけにあるのでしょうか?

    ブラック企業というのがいつから市民権を得たのかはわかりかねますが、その程度の度合いに問題があるかと思います。

    私が新卒で入社した前職の会社のとある役職の方に
    「おまえたちはサルだ!サルが成長したら何になるかわかるか?サルが成長したら人間になるのではなく、立派なサルになる。だから、お前たちは人間に進化できるように頑張れ!」

    と今思えばとんでもないことを言われました。ただ、日々厳しい経営のかじ取りをされておられる経営者の方々との付き合いが前提の仕事で、大学を出たばかりの知識など“サル”程度であると認識をさせられたのと共に、本気で仕事しないとこの会社では生き残れないんだな、、、との思いを強くしました。

    上記のような言動をする上役がいることが、ブラック企業なのでしょうか?
    たしかに色々な理不尽、マジですか!?という事案に遭遇しましたが、それを乗り越えてこそが「社会で生きていく」ということなのではないでしょうか?
    一部公務員、JRのような会社は「組織で決まっていることをお客に押し付ける商売」が成り立ちますが、多くの業種は「他人」との関わりで商売をしていきます。
    その長年の商売の慣習やそこに至るまでの『道』が厳しいこともあるでしょう。

    そんなことを無視し、昨今のように、何がなんでも「働く側」の視点に立った論調は本当に頭にきます。
    泥をかけて辞めていく人間、権利ばかり主張し義務を果たさない人間が尊重され「雇う側」のことは知らない、、、といった風潮打破こそ必要なのではないか。

    ゆとり世代が入社し、何から何まで教えないといけない・・・と苦労されておらる方々の要望こそもっと取り上げていくべきだと思います。

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    2012年11月06日

    上諏訪温泉~7つの湯巡りプラン~

    コートを羽織って寒い上諏訪に出張でした。

    伺っていたホテル鷺乃湯様で「上諏訪温泉~7つの湯巡りプラン~」を企画いただきました。

    地域の旅館、あまり知られてはいないけれども良質な泉質を持つ近隣温泉などを巡ることのできる企画です。
    こういった「旅館だけが良ければよい」という発想ではなく、「地域にお客様を波及させる」という試みは素晴らしいと思います。

    この冬のHIT企画になるよう、色々と仕込みをしてきました。
    成果が楽しみです。

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    2012年11月05日

    『他称』年齢不詳

    とある旅館さまで、その旅館さまの「設立年月日」の話がでました。

    197×年ということだったので、「私の生まれる前ですね」と私が言うと、女将さんより「えっ!?大坪さんっておいくつ(年齢)なのですか?」とびっくりされた様子で聞いてこられました。

    「197●年生まれで、現在3●歳です」とお応えすると、「そんなに若いんですか!?」とまたまた驚かれました。

    自分では30歳を超えたので、「若い」という認識はありませんが、他人から見ると「イメージ(実物)」に対しての実年齢が「若い」ようです(笑)。

    自分としては若づくりをしているつもりも、その逆もないのですが・・・。

    そういえば、他の旅館さまでも私の年齢の話になり、非常に驚かれた経験があります。

    どうも、『他称』年齢不詳のようですね。

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