• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2012年10月17日

    「殻」を破ると新しい世界と儲けが発生する

    群馬県に出張でした。

    伺った旅館様の社長より、「このあたりの特産はリンゴなのですが、品種は信濃ゴールド。地元農家はそれを売ってるんですよ。。。せっかくのリンゴもブランド化しないとですね~」という話がありました。

    信濃ゴールドという品種を改良したのが長野にゆかりのある人なのかはわかりかねますが、農業の世界では珍しいことではないのでしょう。リンゴを作っている本人は必死に美味しいリンゴを・・・と思って汗を流しているのに、信濃=長野のブランドイメージをあげてしまう結果になっています。

    そんな話より「農業って頭の良い人が経営すると、ホントに儲かりますよね」という話になりました。
    私の前職の同期も、現在半農半コンサルをしているのですが、うまく米を売っています。
    ただ、その人間も「戦後、農協というスキームの中で生きてきた業界は本当に大変・・・」という話をしていました。
    ただ、勇気を持って、その殻(この場合は農協)から脱却すると新しい世界と正当な報酬がまっているとも言ってみました。

    農業の箇所を旅館、農協の箇所を旅行会社・案内所と置き換えた時、今、行うべきことは・・・と他業界の事例からも考えさせられる出来事でした。

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    2012年10月16日

    日光にて

    既に暖房が入っている列車に乗り、日光に出張でした。

    JR宇都宮駅~日光駅までの列車は日本人<欧米系観光客の皆さん。
    エミレーツ航空(中東のリッチな航空会社)のタグを付けた一団もあり、日本の中の異国雰囲気を醸し出していました。
    なんでも本日と明日、日光東照宮でお祭りがあるとかで、それを目当てに日光までいらしたのかも知れません。

    江戸時代を創生した人を祀る神社に、海外からこれほどの観光客が訪れることが日本の歴史的価値なんだな~と電車に揺られながら考えていました。

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    2012年10月15日

    案内所に払う個人客の手数料

    案内所に払う個人客の手数料の話題が出ました。

    そもそも案内所とは団体客を旅館に送客する役割のものですが、近年個人(コマ)のお客様“しか”送客してこないケースもあると、各旅館様より聞いております。
    そんな場合、「手数料」の問題でもめることがあります。

    多くの案内所はインターネットでその旅館の宿泊プランを見ています。
    そして、「ネットに掲載している○×プランで」という要望を受けることも多いとか。

    ただ、インターネットに掲載してある宿泊プランはネットAGTのそれを含め、「手数料が低い分、お客様にベネフィットを」という前提で造成されています。
    それを案内所に、同じ値段で販売され団体の時のような「手数料率」を請求されてはたまったものではありません。

    コレに類するトラブルは全国でも起こっているらしく、旅館としての明確な線引きが必要と感じた次第です。

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    2012年10月14日

    山ガールIN神戸布引にて

    4歳のチビを連れて布引にハイキングに行ってきました。

    布引の貯水池。
    布引

    この布引の水は、外国航路の船乗り達が神戸港水を積んでいた時代、船が赤道を越えても腐らない・・・と重宝された歴史ある水です。
    近年はハイキングコースとして、神戸市に住んでいると小学校時代には必ず飯盒炊爨に行くような「軽い」ものです。
    事実、4歳児を連れ立ってのハイキングですから手軽さはご理解いただけるかと。
    (歩いた距離も5キロ程度です)

    久々に布引を訪れて驚いたのが、“しっかりしすぎる装備”をした山ガールの多いこと・・・。
    この程度のハイキングでそこまで気合いいれないでも・・・と突っ込みたくなるような装備をしている人もいました。私は、普通に街を歩く格好でハイキングしていたのですが、その方が不自然なほど。

    何度も言うようですが、このコースは六甲山の全山縦走というような厳しいものではなく、小学生同士が連れだっていける程度のコースです。登山のスペック的には最下限のもので十分。

    それにも関らず、カラフルな山ガール達が多くいた現状は、少し違和感を感じてしまいました。
    主目的が「山を歩く」ということではなく、「ファッションを楽しむ一環として山に行く」ということなのかも知れません。

    私がチビと歩いている姿を見て「あんなに小さい子でも登っているのね~」という声が聞こえましたが、私からすると「そこまで装備が必要な山ですか?」と逆突っ込みをいれたいくらいです。

    アウトドアのファッション化と言いましょうか、うまくマーケティングしたな~と感心していました。

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    2012年10月13日

    日本のいい街

    週刊 東洋経済 2012年 10/13号 [雑誌] 週刊 東洋経済 2012年 10/13号 [雑誌]
    (2012/10/09)
    不明

    商品詳細を見る

    を読みました。
    6つのテーマで指標を取り、それぞれのランキングをしていました。

    ただ、疑問に思うのがこの特集を見て「住みかえをしよう」と考える人がどれほどいるのか。
    私は生まれも育ちも神戸で、よほどのことがない限り、神戸より出るつもりはありません。
     (※前職時代もオフィスは東京でしたが、住まいは神戸でした)

    郷土愛という概念を、多くの日本人は持っています。
    このような特集で住む土地を変えない、と考える人が多いであろう特性は美徳と思うのは私だけでしょうか?

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    2012年10月12日

    但馬空港推進協議会に思う

    書店で雑誌を手に取ってみると「但馬空港推進協議会」なるものが出している広告を目にしました。

    なんでも地元の人(但馬の人)が但馬空港→伊丹空港便を使うと、帰路のバスの料金が割引になるとか。
    さらに、但馬空港→伊丹空港の移動がある旅行を購入すると助成金が出るそうです。

    確かに地域空港を守る為の施策(何としても利用人数を増やす)として必死なことは理解できますが、お金の使い方が本末転倒のような気がします。

    但馬空港を起点として大阪に行く人は地元の人。
    逆に伊丹空港を起点として但馬に行くのはビジネス、観光を含めた地元外の人。

    本来は「地元外の人」に多く地域に来てもらい、お金を落として地域全体の活性化を・・・というスキームが最適でしょうが、そこをスルーして、発展はあり得ません。

    伊丹空港→但馬空港便を使い、北兵庫一円にある宿泊施設に泊まると、旅行費用の一部が助成金で賄える・・・というのであれば、「どんどんやってください」という話ですが、今日見た広告は“そういうこと”ではありません。

    内向き志向に走るマーケティング策に、どんな未来を描いているのかを聞いてみたくなる広告でした。

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    2012年10月11日

    続・スカイマークにて

    昨日に引き続き、スカイマークの話題。

    帰路、出発が30分ほど遅れたのにも関わらず謝罪なし(機内放送など)
     →既存航空会社だと大クレームだと思われるが怒っている人はいない
     →所詮、スカイマークだし・・・というあきらめが前提か!?

    ある意味、お客のほうがスカイマークの程度を理解している・・・ということでしょうか。

    多くの乗客が観光やビジネスに無関係(スーツ姿の人はまばら)の人たちということから、上記のような対応でも良いのでしょうが、ビジネスでは本当に使えない航空会社です。

    しかも、長崎空港の職員は茶髪&敬語も使えないイタイ職員。
    お客の“要望に応えない”ことを貫くと、“こう”なるのか~というのがよく理解できます。

    安さのみや、お客に不便を強いるサービスを追求している人たちとは、関わりたくないな~と思うのと同時に、反面教師にしなければならない!と強く感じた出来ごとでした。

    ANAが使いやすい時間帯に便を飛ばしてくれないか・・・と願うばかりです。

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    2012年10月10日

    なぜスカイマークのCAは終始、イラついているのか?

    長崎に出張中です。

    長崎には神戸空港~長崎空港までスカイマークを使っての移動をしているのですが、CAさんの「ムッ」とした顔が印象に残る便です。

    特にお客さん側がおかしな行動をとっているわけではないのに、搭乗口から「ムスッ」、「ムッ」、「イラッ」とした表情が記憶に残ります。
    普段よっぽど嫌な目にあっているのでしょうか?

    必要以上にお客様にこびる必要はありませんが、あのような表情ではこちらも良い気分で飛行機に乗れないですし、何より働いている本人が楽しくないことと類推されます。

    関西~長崎の便で、よい時間帯にANAが飛んでないので、仕方なくスカイマークを利用しているのですが、こんな搭乗経験ではプライベートや他の便を使おうとは思いません。

    安さのみを求めると、こんなことになるんだな~と悲しい気分で空を飛んでいました。

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    2012年10月09日

    秋の珍事

    とある地域にに出張でした。

    駅から旅館まで送迎をいただいている最中、社長より
    「今日ね、なんとかサテライトとかが取材に来ているんだよ」と。

    同行している井川と顔をあわせて

    「それって、ワールドビジネスサテライトですか!?」

    社長「そうそう。そんな感じ。有名なの?」

    大坪「日経新聞よく読んでる人が見るTVですよ。ちなみに取材内容は?」

    社長「旅館で利益を出している特集らしいよ」

    とのことで、現地に伺うと、女将さんに取材攻勢がかかっていました。

    春の珍事らしからぬ、初秋の珍事でした。

    近日中に楽しい映像が放送されそうです!

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    2012年10月08日

    経済大国インドネシア

    経済大国インドネシア - 21世紀の成長条件 (中公新書) 経済大国インドネシア - 21世紀の成長条件 (中公新書)
    (2011/12/17)
    佐藤 百合

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    を読みました。
    インドネシアというと、観光業界の方は「バリ島」をすぐに思い浮かべるかと思われますが、バリ島以外の経済発展も目を見張るものがあるようです。

    日本国内の縮小マーケットを見越して、海外進出される方も多く、最近ではインドネシア向けの事業を・・・なんて話もよく聞きます。

    私などはインドネシアといえば、バリ島、バリヒンドゥーのイメージが強いので、宗教対策をどのように行うのか?と思ってしまいますが、インドネシア全土でいうと圧倒的にイスラム教が多いとか。

    環太平洋の東~東南アジア圏の発展の為、既存のパワーバランスに属さない第三勢力としての経済発展が見こまれる国。ゆくゆくは日本の3倍もの人口を有する国になるので、彼らの動向も注視していきたいと考えております。

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