• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2012年05月27日

    小学2年生の娘からの質問

    小学2年生の娘と、神戸布引ハーブ園に行ってきました。

    新神戸の駅からロープウェイに乗る待合場である一団が、並んでいる人たちをぬかして割り込んでロープウェイに乗っていきました。
    着ている服装や言語から察するに、○×人の一団と思われます。
     ※国の確定はできませんでしたので、あて「○×人」と表記しています。

    ロープウェイに乗り(他の人が居なくなったので)、娘が

    「なんであの人たち、順番抜かしするんだろうね~?」と聞いてきました。

    大勢の人がいる中での質問を我慢したことと、日本人としては当たり前の“常識”を娘が身につけていることにホッとしながらも、

    「教育を受けていないからだよ」と回答しておきました。

    娘が不思議そうな顔をしているので、さらに

    「○○(娘の名前)は、お友達と遊んでいる時や小学校で、順番抜かししたらダメだよ、って教えられてるよね。○○も他の人に順番抜かしされると嫌な気分になるでしょ。
    だから皆が嫌な思いをしないように、“順番抜かしをしない”と教えられて、そういう社会に日本はなっているんだよ。
    でも、そんなことを教えられてこなかった人たちにとっては、自分たちさえよければそれで良いという考え方と、順番を守っていても他の人に抜かされるということがあるから、“順番を守る”ということ自体考えないんだよ。
    実際にパパが昔、○×国に行った時も、その国の人は平気で順番抜かしをやってたよ。」

    と言うと、「そうなんだ~」と納得していました。

    娘には、世界には多様な価値観があることと、その中での日本人の文化的な特性を少しずつでも理解していって欲しいと願っています。観光地には、観光以外に案外そのようなことを学ぶ機会があるのかも知れません。

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    2012年05月26日

    お問い合わせはお電話で。

    とあるホテルをネット予約しました。

    ネットにも(もちろんガイドブックにも)あまり情報がない地域のホテルでしたので、色々と
    問い合わせしたことがあり、問い合わせ先を探してもメールアドレスが見当たりません。

    公式HPの「お問い合わせ」についても、すべて電話番号のみしか記載されていません。

    さらに、予約完了メールには
    --------------------------------------------------
    ※本メールは送信専用アドレスよりお送りしてしております。
    こちらのメールにはご返信いただけませんので、予めご了承くださいませ。
    お問い合わせは文末のお電話番号にお願いいたします。
    --------------------------------------------------

    とありました。
     ※もちろん、予約完了メールにメールアドレスは掲載されていません。

    親切とはほどとおいやり方ですが、予約やフロントのオペレーションを考えた時には良いやりかたなのかみ知れません。
    メールのやりとりは一見便利ですが、“お互い”(施設側とお客側)のやりとりで多大な負荷がかかることもあります。

    実際に、自分が予約してみると色々なことがわかり勉強になります。

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    2012年05月25日

    イザベラ・バードの日本紀行

    イザベラ・バードの日本紀行 (上) (講談社学術文庫 1871) イザベラ・バードの日本紀行 (上) (講談社学術文庫 1871)
    (2008/04/10)
    イザベラ・バード

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    を読みました。

    明治維新後の日本の様子が、海外からの視点で書かれている書籍ですが、非常に面白かったです。
    日本における近代までの農村イメージが大きく変わりました。

    学校教育での歴史授業も、このような紀行文をもっと取り入れるべきだと思います。

    当時の宗教観も書かれており、「大衆の望みは解脱。この世には厳しいことばかりだから生まれ変わりは望まない」という趣旨の記載がありました。
    逆に言うと、「生まれ変わりを願う」ということは「今生きている時代が素晴らしい」からということになります。

    学校の授業などよりは、よっぽどこの本を読んだほうが人生を生きる意味について学べるものと思われます。

     ※今、私が訪問している地域の記載もあり、なんだか歴史を感じ嬉しかったです。

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    2012年05月24日

    太陽で目覚める

    某旅館さんに泊まっており、太陽の光で目覚めました。

    こちらの施設様は朝のぼる太陽がまぶしい向きに建っておられます。
    都会に住んでいると太陽で起床、ということはめったにありませんが、「太陽で目覚める」というのも旅の楽しみのひとつですね。

    さすがに「まぶしい!」」とクレームを言う、風流を理解しないお客は少ないと思います。

    太陽の光で目覚め、朝風呂の露天風呂で涼しい風を感じながらの入浴で始まる1日はシャキっとしました。

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    2012年05月23日

    数のチカラ

    伊丹空港から羽田空港に行く為、伊丹空港へ。

    空港に着くと、搭乗予定のANA飛行機が機材繰りの為45分遅れ・・・ということでした。

    飛行機のトラブルはよくあることなので、いちいち怒っても仕方ないことですし、文句をいったところで飛行機が早く出発することはあり得ませんので、私は羽田到着後のスケジュール調整をしていました。

    ただ、怒りのおさまらない人たちも多く、地上係員に詰め寄っている人もいました。
    「どんな対応をANAがするのか?」という点に興味があり、搭乗ゲート内のカウンターの横に座って対応を聞いていました。

    あるお客が怒って一人の地上係員に詰め寄っていましたら、横からわらわらと1人、2人と会話には入らずにひたすら申し訳なさそうな顔をしながら頭を下げていました。
    怒っている人に、いかに説明しようとも「言い訳するな!」と言われてしまうと、論理的解決は難しくなります。
    その点を踏まえたうえで、数の力(最初は一人で、後から人が増える)で頭を下げられると、衆人監視のもとでの話になるので、周囲の視線が「怒っている人」に向き、「まぁ、その辺にしておいたら」という空気が生まれます。

    平時と違う時の対応というのは、ビジネスをしていく上でも役に立ちますね。

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    2012年05月22日

    海外からのお客様

    海外からのお客様、ちょこちょこ来てますね!という話になりました。

    年間のお客様数を100%とした時に、50%も海外からのお客様比率は必要ないですが、今後の日本の人口動態を考えると、5%程度で推移しておきたいですね、という話。

    無策に単価を下げるのではなく、逆に海外サイトの料金をあげても来ていただけるお客様はいらっしゃるので、ソコを狙っていこう!となりました。

    色々な海外サイトがありますが、要は“主体性をもってどう活用するか”がポイントです。

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    2012年05月21日

    夕暮れの飛騨高山

    飛騨高山に来ています。

    夕食をいただき、満腹感を超えた感じになったので、夕暮れの高山の街を歩いていました。

    すっかり人がいなくなった古い街並みに咲く藤の花。
    古い街並

    山々に自生する藤も美しいですが、夕闇に照らされる藤も素晴らしかったです。

    昼間の喧騒がうそのような静けさの街を感じることが出来るので、高山にいらした際は、朝市だけではなく、夜の散歩もオススメです。

    お泊りはもちろん、本陣平野屋さんへ♪

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    2012年05月20日

    第一回 国際化粧品展

    弊社に「第一回 国際化粧品展」の案内が届きました???

    化粧品展

    化粧品を扱うビジネスはしていないのですが、不思議な話です。
    100歩譲って、旅館で扱う商材を見に来てね、ということなのかも思いましたが、DMを見るにどうも違うようです。

    潤沢な販促費を持っている企画展だな~と感じた次第です。

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    2012年05月19日

    コアラを救え

    NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2012年 05月号 [雑誌] NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2012年 05月号 [雑誌]
    (2012/04/28)
    ナショナル ジオグラフィック

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    を読みました。

    コアラ特集が組まれており、イヌに襲われて無残な姿になったコアラ親子などショッキングな記事もありました。
    コアラというと、オーストラリアのマスコット的な存在ですが、現実で起きていることは観光の「光」の側面だけではないようです。

    コアラを見に行くツアーではなく、コアラの生態保護に行くツアーなども今後は出てくるものと思われます。

    自然と人間と、、、なかなか折り合いが難しいところですね。

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    2012年05月18日

    地元マスコミの方との関係

    先日、伺っていた旅館様より「●×プランの取材が決まりました!」と嬉しい連絡を頂戴しました。

     ※先にネタばれさせれるとマズイので「●×プラン」としてあります。

    ある時事ネタにひっかけてのプラン造成でしたが、うまくマスコミの方に届いたようです。

    昨日、わざわざ旅館まで足を運び、詳細について打ち合わせを行ったとか。
    話が盛り上がり、プラン内容も変化しましたと電話口で嬉しいご報告をいただきました。

    地域を思う、地元マスコミの方との関係は大事だな~と改めて感じた次第です。

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