• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    最新の投稿
    2025年04月21日
    初夏の群馬
    2025年04月19日
    神戸空港国際化に思う
    月別の投稿
    2025年4月
    « 3月    
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930  
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2012年10月07日

    象牙と信仰

    NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2012年 10月号 [雑誌] NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2012年 10月号 [雑誌]
    (2012/09/29)
    ナショナル ジオグラフィック

    商品詳細を見る

    を読みました。
    中国、台湾、タイなどで仏教を信仰している人たちの象牙ニーズが高く、アフリカなどの像が密猟され象牙が密輸入されている・・・という趣旨の記事でした。

    信仰に密輸が関わっていることを私自身知らなく、衝撃を受けた記事でした。

    日本には古来より八百万の神々を信仰する風習がありますが、それに伴い国を超えての密輸入の話は聞いたことがありません。

    信仰の強さが、ある種の動物を絶滅に近付ける・・・。
    何ともやりきれない話です。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2012年10月06日

    セブ島で英語研修!?

    日経新聞の記事で「日本企業の社員 セブで英語研修」との記事がありました。

    「教育ツーリズム」と言われており、現地に数週間泊まり込みで英語漬けにするというもの。
    費用も宿泊費や食費混みで10万円~17万円らしく、HISや大手法律事務所でも活用事例があるとか。

    考えてみると、中学時代から英語の授業はあるものの、“それだけ”で英語を話せる人は少ない・・・という現象があるからこそ、こういった商売が成り立つのでしょう。
    私も自分の経験ですが、中学~高校にかけての英語教師のレベルは他教科に比べ、人間性も相当低く「よくあんなんで教師してるな~」と学生時代から思っていました。
    (※一部に素晴らしい英語教師がいるかもしれませんが、残念ながら私の学生時代にそういった人との出逢いはありませんでした)

    彼らから教育を受けることが、「英語を話せるようになる」という点において、圧倒的に費用対効果が低いことが立証されているわけで、その費用をこういった研修に当てこんだ方がよっぽど日本人全体の英語レベル底上げになるのではないでしょうか?

    教育システムが破綻しているということを前提に(認め)、前向きな改善策が施されてもらいたいものですね。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2012年10月05日

    ビジネスチャンスは「不便」から

    秋晴れの中、レンタカー旅路でした。
    道中、すすきがたなびく姿を横目にの運転で、色づき始めた山々と共に秋の気分満載でした。

    伺っていた旅館様は、公共交通機関との親和性が低く、それもあって私もレンタカーで伺っています。
    ただ、遠方駅からのバス送迎やタクシー送迎など、逆の意味でのビジネスチャンスは多くあるのですが、女将さん曰く「田舎の人たちなんで、自分たちから動こうとしないんですよ。いつも待ちの姿勢でどうしようもないですね・・・」と苦笑いされておられました。

    不便ということは、ソコにビジネスチャンスがあるわけですが、ソコにいるとそのこともわからなくなるのでしょう。

    ただ、同じことを続けて生きていける世の中ではないことを認識することが、生き残りの第一歩でしょう。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2012年10月04日

    団体客か個人客か

    「売る部屋がない・・・」。

    紅葉シーズンに突入している関係で、これ以上部屋を売れることができない=満室の日が多いという嬉しい悲鳴を伺いました。
    特に金曜&土曜&日曜は団体客が入っており、如何ともしがたいとか。

    確かに団体客は個人客より単価が低いですが、1部屋あたりに4~5人入ってくれるますし、売店の売り上げもあがるでしょうから・・・という話をしていたところ、「売店で物を買わない団体客も多くなったんです」と。
    最近も、とある企業団体の研修&宿泊だったらしいのですが、翌日の売店売上をみてひっくりかえりそうになったそうです。

    団体客である程度部屋を埋め、後は単価の高い個人客で間際までに満室にする・・・というのが理想ですが、なかなか理想通りになることは少ないとか。

    団体客か個人客かではなく、「旅館としての利益の最大化」を念頭にマーケティングを行わないといけないと感じた出来ごとでした。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2012年10月03日

    地域の企画と旅館を一体化して売る!

    上諏訪に出張でした。

    本日、伺っていたホテル鷺乃湯さんで【ご夫婦・カップルにオススメ】のんびり上諏訪温泉街歩きプランというプランを造成していただきました。

    「上諏訪まち歩き」がセットになった宿泊プランで、宿の中だけで楽しんでいただくのではなく、地域を宿と一体化してPRしようという趣旨の宿泊プランです。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ◆「上諏訪まち歩き」概要◆
    集合時間 : 10:30 上諏訪駅前(諏訪市観光案内所前)
     (10:20までにご集合くださいませ)

    『上諏訪駅~丸高蔵~高島城(外観)~八剣神社~酒蔵通~上諏訪駅』を約2時間かけ、上諏訪を知り尽くした達人の案内と共に散策いただけます。
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    「上諏訪まち歩き」は上諏訪の旅館組合主催の事業らしいのですが、ソレだけだと満足に集客できず、自己満足に終わってしまう懸念があります。ただ、事業自体は素晴らしい取り組みなので、ソレと宿を組み合わせてPRすることによる波及効果は大きなものになります。

    11月末日までの限定企画らしいのですが、多くのお客様に来ていただけるよう成功を願っております。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2012年10月02日

    カスタマーセンターには話が理解できる人をお願いします・・・

    とある海外ネットエージェントの話です。

    ちょっとしたトラブルがあり、宿がその海外ネットエージェントのカスタマーセンターに連絡しました。
    日本語は話ができるそうなのですが、微妙なニュアンスや日本における宿泊業界を理解していない為、まったく話にならないとか。

    その件で大坪に連絡があり、大坪が日本の支社に連絡をし、事の経緯を説明し「ちゃんと対応して下さい!」と日本人の担当者に強めの言葉で言うと、「カスタマーセンターは日本語対応しております」という回答。。。

    当方が
    「日本語対応しているかも知れませんが、日本人らしい対応をしなかったんでトラブルになってるので、私が間に入って電話してるんです。日本語で会話できるという意味と、コミュニケーションが取れるという意味は同義ではありませんよ」と再度念押しし、その旨を某国にいるカスタマーセンターに伝えてもらい、再度連絡をとってもらったのですが、そこまでしてもダメでした・・・。

    「あんな程度の悪いカスタマーセンターははじめてだ!」と普段温厚な宿担当者方がブチキレていました。

    いくら海外資本とはいえ、日本でビジネスをしているのです。
    カスタマーセンターは話が理解できる人をお願いします・・・。

    相互理解・コミュニケーションというのは、「自社の都合」ばかりを押しつけるのではなく、「他者(この場合の旅館)の立場を理解しようとし、最善の策を提示する」ということなのですが、欧米系のビジネスに慣れた人には通じない話なのでしょうか?

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2012年10月01日

    海外ホテルの日本語コンテンツに思う

    何かと逆風のインバウンド市場ですが、欧米系のお客様や領土問題に関係ない英語を使える人たちの訪問は実感として増えてきています。

    先日も、とある旅館さまで「オーストラリア人が増えてきている」という話になりました。
    現在、弊社のクライアント旅館様の多くはバスで安い海外団体を・・・という送客ではなく、個人のFIT送客がほとんどなわけで、そういう意味で過度に海外からのお客様に依存していない分、今回も直接的な被害は少なくてすみました。

    日本は、インバウンドよりもアウトバウンド隆盛国です。
    (今更確認するまでもないですが・・・)。

    そこで、海外のホテルの「日本語」のコンテンツがどれだけ充実しているかをリサーチしていましが、日本語コンテンツの多くのページはフォトギャラリーだけで、情報量が圧倒的に少ない現状がありました。対して、英語のページの充実度が最も高かったです。

    要は海外のホテルも「英語を話せる人たちに来てほしい」ということなのでしょう。
    海外の安い団体客を相手にした商売をわざわざ手がけたいとは思いませんが、日本に興味をもっていただける人たち向けの情報発信を「どの言語で行うべきか?」は、現状においては間違いなく「英語」であることが言えます。

    今後も定期的に海外ホテルのホームページをリサーチしていきたいと考えております。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2012年09月30日

    台風一過

    日中は神戸も大荒れでしたが、18:00現在台風の主要暴風域から出たようで、雨は収まっています。
    風は相変わらず強いですが、空にも夕焼けが見えるようになり一安心。

    ニュースを見ると、各交通機関の欠航や運休が流れています。

    休日に直撃したので、平日よりも通勤客などへの影響は少ないでしょうが、やはり交通網が止まると如何ともしがたいですね。

    台風は、当然、観光にもマイナス影響を与えますのでこれ以上の来日は遠慮してもらいたいものです。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2012年09月29日

    おかしな旅館が与える業界へのマイナスインパクト

    高校時代の友人より「旅行記」が送られてきました。

    私が“こういう仕事”をしているので、参考の為に送ってもらったものと思われます。

    某兵庫県の旅館に泊まった感想が書かれていましたが、その旅館は再生旅館であり、よろしくないマーケティング手法でお客様を騙しに近い方法で集客している旅館です。

    案の上、あまり好ましくない感想が書かれ、「旅館ってこんなものなの?」という内容に・・・。
    普段あまり旅館に泊まる経験がない人が、たまに旅館に泊まり、それがみせかけだけの心がこもっていない旅館だと業界全体にマイナスインパクトを与えます。

    友人には、私が知りうる限りの某旅館の情報と、「次回どこかに行く時には一報を!」と返信メールをしておきました。

    おかしな旅館に泊まって、それがスベテと思われることが、旅館業界全体に与えるマイナスインパクトを感じた出来ごとでした。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2012年09月28日

    便利に予約できない海外旅行・・・

    年末に海外に行こうと色々リサーチしてます。

    久々にバリ島の観光状況やホテルを勉強しに、バリに行こうと計画を立ていてるのですが、関西から就航しているガルダーインドネシア航空はスターアライアンスではない為、旅行会社のパッケージツアーで行きたいホテルとAIRを組み合わせて検討中です。

    いつもは、足と宿を別々に「即時予約可能」なネットから自分で調べて決めていたのですが、パッケージツアーだとそうはいきません。ただ、宿を自由に泊まれるパッケージツアーもあるので、色々と旅行会社とやりとりをしているのですが、「めんどくさい・・・」の一言。

    そのホテルだと条件が○×で・・・
    ○月×日だとAIRは手配できるがホテルは満室で・・・
    その日に帰国すると、プラス料金が○○○○円かかり・・・

    と話が前に進みません。

    「規定されたツアー」を求めていない私に問題があるのかもしれませんが、「規定されたツアー」だけを売ることになんの優位性があるのでしょうか?

    ○月×日出発で泊まるホテルが△■で、何故即空室と料金がでないのか不思議な話です。
    間にぼったくり商売が成立しているようにしか思えません・・・。

    まだまだ海外旅行については、改善の余地があるな~と実感した次第です。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】