• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2011年12月10日

    bloombergにコメントが掲載されました。

    カジノ法案:超党派、震災復興・国際観光を武器に突破口を模索という記事に紹介されました。

    bloombergは日本では知名度は低いかもしれませんが、世界では金融情報サイトという位置づけです。
    ちなみに、ウォールストリートジャーナルにも英語版で翻訳され紹介されています。

    全文は上記リンク先でご確認いただけますが、私のコメントとして、
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    一方で、観光コンサルティングを手掛ける観光文化研究所の大坪敬史社長は、マカオやシンガポールなど「世界でも有数の実力を持つようになったアジアの既存カジノとの競争で勝算は未知数だ」と言い、日本での事業の採算性に懸念を示した。
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    と紹介されています。

    これだけだと誤解を招きやすいので、記事に至った取材内容を説明させていただきます。
    そもそも、「東北復興の一環として、東北にカジノを建設するという話があるのですが、それについてコメントを・・・」ということで取材依頼を頂戴いたしました。

    「カジノを作ることによる経済貢献はあるかもしれませんが、“それだけ”を行うことによって、東北観光の復興とみなされる危険性がある。カジノを造る復興よりも、東北の美しい自然資源や元々ある観光資源の再PRの方が長い目でみた観光振興には良いのではないか。また、マカオやシンガポールが官民をあげて積極的にカジノ展開している中で、仮に東北にカジノが出来たとして、国際競争で勝てるとも思えない」

    と当方はコメントしました。
    それを要約されて、記載の記事にされたようです。

    危機的状況に陥った際に「劇薬」を求める。それが今回はカジノということかも知れません。「劇薬」は非常に良い効果を生むこともありますし、また逆もしかりです。
    曖昧なものに解決策を求めるのではなく、地道な一歩一歩の努力が長い意味での繁栄を支えるものと信じています。

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    2011年12月09日

    大阪ヒルトンフロント前を走る列車

    大阪のヒルトンで打ち合わせをしておりました。

    フロント前に、立派なミニチュア鉄道が。
    鉄道

    地元の企業などとタイアップして展開しているようで、見ていて面白かったです。

    【ホテル側】
     クリスマス前ということもあり、華やかな雰囲気を出すことができる。
     (こうやって私のようにブログに書く人もいるでしょうから、良いPRになります)

    【広告側】
     露出UPになります。

    いったいいくらくらいの広告料を払えば・・・と気になるところではありますが、地方の大型旅館でも転用できるマーケティング策だと思います。
    良いコラボレーションを見せていただいた、という感想を持ちました。

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    2011年12月08日

    腐った体質の旅行会社

    紅葉の美しい伊豆に出張でした。

    伺っていた旅館様で聞いた腐った旅行会社の話。

    【事の次第】
    1.A旅館のB若女将が、地元の親睦旅行でC旅館に宿泊。
    2.B若女将が一人部屋を希望し、C旅館のご担当者に連絡。
     (B若女将とそのご担当者様は既知の関係)
    3.B若女将が一人部屋追加料金をC旅館担当者に支払おうとしたら「付き合いがあるのでいただきません」という話に。
    4.その後、この親睦旅行を主催する旅行会社がB若女将に3,000円払え!と。

    コレ、どういうことかというと、B若女将とC旅館担当者様で済んでいる話を、間に入った旅行会社がしゃしゃり出てお金をかすめたという内容です。(っていうか、詐欺!?)
     
     ※旅行会社がC旅館に料金を支払ったという事実はありません。

    旅行会社すべてが「そう」だとは言いませんが、つくづく腐った体質です。

    こんなことだから、『旅館からもお客さまからもそっぽを向かれるのだ!』という話で盛り上がりましたが、ひどい話です。

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    2011年12月07日

    旅館の方以外とのつながり

    久々に東京で打ち合わせDAYでした。

    神戸空港→羽田空港→渋谷→市ヶ谷→品川と移動づくし。
    つくづく、東京は広く&人が多い土地だということを実感しました。

    3件の打ち合わせをさせていただいたのですが、それぞれに内容が濃く新しい見地をいただいた気がします。
    旅館様に伺うことで、当然ノウハウは蓄積されていきますが、宿泊産業を取り巻く中で商売をされている方々とのお話も大変参考になります。

    旅館の方以外とのつながりも必要であるな~と実感した1日でした。

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    2011年12月06日

    自動販売募金!?~奈良にて~

    奈良県旅館・ホテル生活衛生同業組合様主催のセミナーで話をしてきました。

    色々と奈良の現状を伺うことが出来、有意義な時間を過ごさせていただきました。
    奈良に足しげく通う仕事が出来そうで良かったです。

    さて、奈良の市内を歩くのは学生時代ぶりです。

    ということで、街中をうろうろしていると・・・

    ↓のようなものを見つけました。
    募金

    奈良の鹿の為!?に募金をというパロディかと思いましたが100円の募金が「売り切れ」となっています。
    募金額は見る限り10円、100円、500円の3パターンでしたが、不思議な自動販売機です。

    募金をした結果の商品などは、「出ない」と注意書きがかかれていますが、誰がどういう思いで「買う」のでしょう?

    観光地を歩いていると、不思議なことが多いですね。

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    2011年12月05日

    海上アクセスのチラシに思う。

    自宅に海上アクセスのチラシが入っていました。
     
     ※海上アクセス 神戸空港と関西空港を結ぶ赤字路線の船

    往復の船代と関空隣接のホテルでの昼食のパッケージ商品の紹介でしたが、クオリティに難ありです。

    1.じっくり見ないと何をPRしたいのか不明。
    2.反響をはかる仕組みがない

    とますます赤字を膨れ上がれそうなチラシでした。

     ※こちらからチラシを確認することができます。

    「行動」することは良いことですが、それを導いてあげる人は必要です。
    それをただ闇雲に活動しても良いことはありません。

    そもそも、船+昼食という旅行商品を売っています。ということは「旅行」販売に当りますが、その記述はありません。旅行業法上大丈夫なのか?とも思ってしまいます。

    地元の船なので、もっと頑張ってほしいのですがなかなかうまくは行かないようです。

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    2011年12月04日

    営利企業でない組織のマネジメント

    NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2011年 12月号 [雑誌] NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2011年 12月号 [雑誌]
    (2011/11/30)
    不明

    商品詳細を見る

    を読みました。

    トラ保全に関する特集が組まれていましたが興味深い内容です。
    NPOや自然保護団体が、トラ生態系の保全に努めているとのことですが、それがうまくかみ合っていない現状が記事になっています。

    “トラを助けたい”という思いは大切ですが、それがバラバラに行動するマイナス面も指摘されています。

    営利企業でない組織のマネジメントの難しさを個人的に考えさせられました。

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    2011年12月03日

    BARの集客ノウハウ

    BARを営んでいる人に話を聞きました。

    酒や雰囲気で集客するのではなく、BARを会場にして、コンパを開いて集客しているとのこと。

    普段、こういう人とあまり接することがないので話を聞いていて新鮮でした。

    【ビジネスモデル】
     男×5人 女×5人 でコンパを開催。その際、男性より女性の方の料金を少し安くする。
     
     →コンパの会話等々を聞きながら「次」のコンパを開催してもらいそうな人を見つける
     →メンバーをチョイスし、回転させる

    とざっくり説明すると上記のような感じだそうです。

    詳しく聞くと、コンパをプロデュースして稼いでいる兵もかなり世の中にいるようです。

    話を聞いた人はBARを経営しているので、会場はBARのみですが、人によっては会場からも手数料を徴収しコンパを開いていることもあるとか。

    色々な商売があるものですね~。

    以下、その人と話をした会話内容です。

    大坪「なんで、そんなにコンパの需要があるの?」

    Mさん「普段出会いがなく、コンパにそれを求めてるからだと思うよ」

    大坪「それっておかしくない?出会いなんかどこでもやろうと思えばできるでしょ?」

    Mさん「俺もそう思う。でも、そういった普段の生活でコミュニケーションを取れないので、コンパに来るんだと・・・」

    大坪「だとすれば、そんなコミュニケーション能力だと結局成約しないのでは?」

    Mさん「だから、儲かるんだよ(何回もコンパを開くので)」

    妙に納得させられた話でした。
    ちなみに、旅館でそのようなコンパを開けないかをMさんと議論していましたが、ビジネスモデルを構築するには至りませんでした。。。
    妙案がある方、ぜひお知らせください。

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    2011年12月02日

    白馬の王子様はいない!?

    先日のメルマガに記載した

    『国立社会保障・人口問題研究所』が5年に1度実施している「出生動向基本調査」について伺っていた旅館様の女将さんと話が盛り上がりました。

    調査を要約すると
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    【調査対象は】

    18歳以上35歳未満の未婚者約7,000人

    【結果は】

     「交際している異性はいない」と回答したのは2005年の前回調査に対し

     男性 +9.2ポイントの 61.4%
     女性 +4.8ポイントの 45.9%

     ・・・そのうち「特に異性との交際を望んでいない」と回答したのは

     男性 45.0%
     女性 45.7%

    この他にも、結婚観、独身希望、結婚した場合欲しいと思う子供の平均数、
    理想とする結婚相手の年齢差、などが事細かく掲載されています。
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

    というものです。
    女将さん曰く、“こう”なってしまった根本的な原因の一つに、「結婚に夢を持ちすぎなのよ!」と。
    「いつか白馬の王子様が」なんて“ない”ことを認識さえてあげるのが社会の役目なのに、そこに“夢”を与え、商売している業者がいるからダメなのよ~、と。

    そんな話を女将さんとしていると、そちらの旅館様の社長が「家みたいな“仮面夫婦”もたくさんあるしな~」とボソっとおっしゃっていました。

    ホントの仮面夫婦なら話をすることがないでしょうし、まして経営を夫婦でしていないませんので、それは違うと否定させていただきました。
    ですが、結婚って「それくらいものだよ」ということも広く世間に知らしめることも大切ですね、という結論に。

    色々な価値観があってしかるべきですね。

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    2011年12月01日

    大阪の通勤ラッシュ

    大阪で打ち合わせでした。

    何ヶ月かぶりに、「通勤ラッシュ」を体感し“出張すること”より“疲れ”を感じました。
    普段と違うことをすると疲れるといいますが、まさにその通りです。

    いつも「通勤ラッシュ」の始まる時間の前に神戸から出発し、「通勤ラッシュ」の時間が終わってから神戸に戻ってくるので普段通りの出張を続けていると「通勤ラッシュ」とは無縁の生活です。

    ちなみに、大阪W選挙で一躍全国区になった民営化のとりざたされている地下鉄にも乗りましたが、こちらも凄いラッシュ!
    大阪は景気が悪いだの、元気がないだの色々と言われていますが、これだけの「人」のポテンシャルがある市場ということを再認識した次第です。

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