• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
    月別の投稿
    2024年11月
    « 10月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
    2006年12月から「毎日」更新中!
    ブログ内検索
    2011年09月01日

    媒体別客単価検証

    上諏訪に出張でした。

    8月度は夏バブルで過去最高売上!・・・という嬉しい結果でした。

    絶好調の中でも、次につなげる施策をということで媒体ごとの客単価を検証してみると、客単価が高い順に
     ・公式HP
     ・楽天トラベル
     ・じゃらん
     ・JTB
     ・KNT
     ・NTA、、、
    という結果に。

    ネットが安いというのは幻想で、やっぱりリアルAGTの方が客単価低いよね!という結果に。
    リアルAGTの構成比率は宿泊全体からして低いのに、全体の客単価押し下げの要因になっている・・・という話です。

    繁忙期に安売りするって、何考えているのかわからない・・・とばかり言ってられないので、来期のシーズナリティをより厳しく設定しよう!という結論になりました。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2011年08月31日

    下水道に接続しようIN淡路島・・・

    淡路島に出張でした。

    前々から気になっていた「のぼり」を本日撮影。(福良より1つ手前のバス停留所で撮影しました)
    下水道1

    近寄ってみると「下水道に接続しよう」の「のぼり」が・・・。
    下水道2

    類推するに、田舎(昔ながらの風習)で下水道をそのまま海に流しているのでしょう。

    「のぼり」が比較的新しく、真っ白なところに、“地域の事情”を考えてしまいます。
    のぼりを立てた当人たちはもちろん真剣なのでしょうが、妙に微笑ましく思ってしまうのは私だけでしょうか?

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2011年08月30日

    独占インフラ企業には徹底した突き上げが必要!

    新幹線+特急で出張でした。

    ネット全盛時代において、驚くほど時代錯誤なシステムがJRの発券システムです。
    例えば、新幹線の新神戸駅~品川駅など、“同じ新幹線の路線の駅”であれば、駅の機械窓口で
    買えるのですが、新神戸~上諏訪など、新幹線+地方特急となると、窓口で買わざるを得ません。

    朝の忙しい時間に、わざわざ並び(お客は棒立ち+窓口販売員は着席)、路線を説明し
    慇懃無礼な態度にイラつきながら切符を買う・・・。
    どちらがお客かわかったものではありません。

    JR西日本管轄の切符なら、ネットでも買えるのですが、一歩他の管轄の駅に行こうものなら、それもアウト。
    だいたい客側からして、JR西日本や東海や東日本と言われたところで知ったことではありません。

    観光立国を叫ぶのであれば、外客誘致にも力を入れるべきですが、こういった国内旅行事情の
    不合理も強制的に改善を促してもらいたいものです。

    競争なきインフラ企業にはキツスギル、と思うくらいの突き上げが必要であると常々思う次第です。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2011年08月29日

    節電対策(マーケティング面から)

    以下は、今朝の弊社発行のメルマガからの抜粋です。

    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

    ・・・この節電、実は今年の夏だけでなく、冬も危ない、、、という話が
    ニュースで出回っています。さらに、来年の夏も同様の状況とか。

    今年の夏の施策として、節電プランといっても

     ・レイトチェックインを推奨
     ・チェックイン時にお部屋のクーラーや電気を切っている

    などし、特典や料金を変動させるというものが一般的でしたが、

     ・体を効果的に冷やす料理
     ・睡眠時の暑さを軽減するための寝具を用意する

    などの価値を付加することもまだまだ可能であると考えています。
    景観が悪くなるのは否めませんが、窓にゴーヤなどを植えている「エコ部屋」
    なども企画すると、お客様側から選んでいただける機会が増えるかもしれません。

    また、冬の節電プランというと

     ・湯たんぽを付ける
     ・チェックイン時にお部屋の暖房や電気を切っている

    など、定番化してきているので

     ・体を温める料理
     ・翌朝まで体がぽかぽかになる温泉入浴法指導

    などの付加価値を考えていくことも、マーケティング面での差別化になってい
    くでしょう。

    夏の繁忙時期が終わりに近づき、一息入れるところでしょうが、こういった時
    期に「次」の種をまいておくことも必要かと存じます。

    上記以外にも何かよい「節電策(案)」をお持ちの方がいらっしゃいましたら
    是非お教えくださいませ。
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

    こんなメルマガを書いた日が真夏日とは皮肉なものですが、今年の冬や来年の夏も確実に「節電」が求められます。
    館内の電球を変えたり、省エネの機材を導入する必要性も確かにありますが、業界全体として「節電」に対する効果的なアイデアが欲しいですね。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2011年08月28日

    長田の街を歩いて思う

    そばめしが食べたくなり、長田の青森さんへ行ってきました。

    以前、たまたま歩いていて、ふらっと入ったら“そばめし”はもちろん、お好み焼も独特の生地で個人的にお気に入りのお店です。

    長田という街は、関西在住にお住まいの方はご存じの通り、阪神淡路大震災で大打撃をうけた街です。
    昔ながらの街並みは一部しかのこっておらず、巨大商店街というカタチでの復興をとげました。

    しかし、今日歩いてみて再度おもったことでしたが、巨大商店街と化したエリアは閑散としており、逆に昔からの雑多な雰囲気を残しているエリアほどお客さんで賑わっていました。高層マンションの1階部分の店など、日曜なのに驚くほど人が入っていませんでした。。。

    復興の方向性が間違った結果でしょうが、全国的にも同じようなことがおこっていると思います。たしかに巨大GMSやカテゴリキラーという専門店が出店し、全国どこでも同じようなものを変えるという“便利さ”が発生したことは間違いありません。が、それがために特徴ある昔ながらのお店が、カテゴリーキラーの名のもとに殺され、文化的景観が消え去ったこともまた事実です。

    人口減少を迎える日本において、ただ単に効率だけを求めて資本投下することがかえってマイナスの効果を生み出すことになるのでは???と思いながら、長田の街を歩いていました。

    ※ 長田 = 鉄人でも有名な街です。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2011年08月27日

    旅サラダに見るメディアの問題点

    朝日放送 | 朝だ!生です旅サラダ を見ました。

    個人的感想ですが、いい旅夢気分より「観光」に脚光をあびせている番組だと思っています。(いい旅夢気分は“旅人”の要素が強いかと)

    http://asahi.co.jp/tsalad/ に放送した内容と、取り上げたお店や観光地の情報を掲載しているのですが、何だか情報の不備が目立ちます。

    HPのURLは記載しているが、クリックできないような設計になっていたり、中途半端に俳優さんが紹介しているような「画像」が組み込まれていたり・・・。

    スポンサーとの契約があるのか不明ですが、相当量のアクセスを稼いでいると思われますのでビジネスが発生するケースが考えれられます。
    たとえば、このHP経由で予約成立(コンバージョン)をはかれるように設計し、いくばくかの手数料を取るなど放送した側もされた側も良い思いができる仕組みはいくらでもあるでしょう。

    素晴らしい番組をつくり、視聴率をかせぐことも重要ですが、その仕組みがWEBの出現によってダウンサイジングしていくなかで、製作側も新しいビジネスモデルを構築する時期に来ています。そこを刈り取る仕組みを創らないと、情報の垂れ流し媒体と成り下がってしまい、結局優良な番組作りができないというスパイラルに陥っていく実態をみたような気がした体験でした。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2011年08月26日

    10年後に食える仕事食えない仕事

    週刊 東洋経済 2011年 8/27号 [雑誌] 週刊 東洋経済 2011年 8/27号 [雑誌]
    (2011/08/22)
    不明

    商品詳細を見る

    日本人メリット大で技能集約的な職業として「ホテルマン」があげられていましたが、「旅館スタッフ」の記述は一か所もありませんでした(女将の記述はありましたが)。

    ホテルで働く人=ホテルマン、ホテルウーマン、ですが、旅館で働く人の一般的な用語はないように思えます。
    たしかに仲居や女将は一般的な言葉ですが、旅館で働くフロントスタッフのことを旅館マンや旅館ウーマンとは言いません。
    この辺りのところも、業界の地位向上の為に「言葉」をつくることが重要なように思えます。

    横軸を「日本人メリット大、小」、縦軸を「知的集約的」と「技能集約的」の4項目でのマトリックスで“グローバル化しても日本人に残る仕事”として特集がくまれています。

    ■グローカル「知的集約的」で「日本人メリット大」の職業には
    医師、弁護士、人事、SE、グローバル営業、コンサルタント、マーケティング、記者・編集者

    ■ジャパンプレミアム「技能集約的」で「日本人メリット大」の職業には
    メガバンク地域営業、住宅営業、美容師、スーパー技能職、保険セールス、料理人、看護師、ホテルマン

    ■無国籍ジャンル「知的集約的」で「日本人メリット小」の職業には
    経営者、ディラー・トレーダー、ファンドマネージャー、財務・経理、パイロット、会計士、メーカー木曽研究者、CFO

    ■重力の世界「技能集約的」で「日本人メリット小」の職業には
    プログラマー、メーカー開発者、介護サービス、御用聞き営業、コールセンター、タクシドライバー、レジ打ち、ウェイター

    とマトリックスが区切られています。
    決してすべての人がこの枠に当てはまるとは思いませんが、このような切り口で自らの立ち位置を確認するのも必要な時代に突入していることは間違いないでしょう。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2011年08月25日

    「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」

    アリエッティ

    兵庫県立美術館の「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」に行ってきました。
    上記の画像は、展示会の出口のところにあるパソコンから無料で画像が送れるサービスです。

    美術館や博物館に同様のサービスを多く見受けられますが、観光地などでもこのようなサービスがあると面白いですね。(お客さんのメールアドレスを記録する仕組みで、自然にファンを獲得できます)

    さて、「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」ですが、小人の世界での日常というテーマで子供の身長くらいある歯ブラシや、巨大どんぐり、角砂糖などが素晴らしいクオリティーで展示されていました。
    「小人の世界からみた日常」というテーマで旅館の客室をつくっても面白いな~と思った次第です。

    夏休みということで多くの子供も来ていましたが、みな一様に感動している様子でした。

    日本の美術レベルの高さに改めて驚かされた、、、というのが感想です。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2011年08月24日

    公式HPとfacebookページをつないでみました。

    弊社の公式HPとfacebookを連結してみました。

    右下の箇所です。
    facebook

    早速、何人の方に「いいね」を押していただきました。

    弊社のアナリティクスをみると、フェイスブックからの流入も増えてきております。
    今後5年間で、“日本”でどう展開されていくか不明瞭な点もありますが、とりあえずの実験です。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】

    2011年08月23日

    続・お忍び旅行客動向

    本日伺っていたある旅館さまでの話です。

    こちらの旅館さまでは公式HPからの受注率UPの為、「公式HPからの予約で1,000円分の館内利用券」を付けていただき、この7月~8月にかけ順調に売り上げを伸ばしていただきました。
     ※宿泊料には使えず、売店や飲料のみに適用のチケットになります。

    そんな中、露天風呂付き客室にお泊りのお客様から「チケットいらないんで返すね」と言われることがあるとか。
    その旅館さまは「売店でもお使いいただけますので、いかがですか?」と返答なさるそうなのですが、頑なに拒否されるそうです。

    「タダで物をもらえるのにありえないですね~」という話をしているなか、「もしかして証拠に残るものを買うとヤバイのでは?」という話に落ち着きました。
     ※お忍び旅行で○×県△■温泉の袋や実物があれば“火種”になる可能性があります。

    消費行動の奥は深いな~と改めて感じた次第です。

    ■観光文化研究所公式HPはコチラ。

    ◆ブログでは書けないDEEPな内容!?メルマガ登録はコチラから。

    ブログランキング参加しております。更新の励みになります。

    にほんブログ村 旅行ブログへ人気blogランキングへ人気ブログランキング【ブログの殿堂】