Author:大坪敬史
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金沢に出張でした。
すっかり暖かく春の陽気で桜も満開。
観光客も多く平穏な日常が“ほっ”としました。
ラグジュアリービジネスにとりくんでおられる企業様とお話させていただいたのですが、その中で
「インバウンドやアウトバウンドと言ってるのは日本だけだ」という話に。
つまるところ、日本の観光業は歴史的に「内需(国内需要)」に頼ってきた為に、世界の観光業からかい離している面も否めない。ただ、そこには多くのビジネスチャンスが広がっているとのことです。
ニュージーランドや南アフリカで1泊10万円以上する宿泊施設を“個人”で営んでいる方々が世界から考えると、まだまだ日本の旅館がとりくむ余地はある。とのお話も聞かせてもらいました。
暫くは原発等々の逆風が吹いてはいますが、確実にそういった客層が戻ってくる時期はきます。
その時の為に、今からすべきことを前向きに進めたく考えております。
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とある地域に出張でした。
その「とある旅館さん」のエレベーターに掲載されている「節電啓蒙文章」
富士山より西にお住まいの方=関西人とのことで、「この人たちが節電しないんだよね~」という話が出ました。私も神戸に住んでいますが関西人のカテゴリーに入ります。
※ 関西人の中でも神戸と京都の人は「関西」と括られることに違和感を感じます。
(それ以外の地域の人もそうかもしれません)
節電云々の話は“傾向的に”ということですが、「そういうイメージがつかない」ように富士山より西に住んでいる者としては気をつけなければいけないですね。
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とある地域に出張でした。
昨日に続き「ブログに書けない話」が満載。。。
会議後、ある方に「今日の大坪さんのブログ楽しみにしてます。ヤバイ話題の時は、移動されてる時の感想が多いですよね!」と見破られてしまいました。
確かに、往路飛行機の車窓からの「富士山」は見事でしたが・・・。
近未来、今日の会議を振り返って「笑い話」に出来るように共に頑張っていきたいものです。
今からも某地域に移動して、会議が続きます。
3日目の正直で、「ブログに書ける話」ができるよう・・・。
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レンタカー旅路でした。
往復の車窓からは、見事に咲き誇った「桜」と、「パトカー」を良く見る旅路でした。
なぜパトカーかというと、この話題(リンク有)が原因でしょう。
神戸市民としては平穏を望むばかりですが・・・。
伺っていた旅館様では、ブログに書けない話満載で「書籍化したらどうですか?」というほど刺激的な話で満ち溢れていました。
(当該旅館様の話ではなく、地域のとある旅館様のお話です)
その中でも、地域云々ではなく、「自分たちがどうあるべきか?を考えないといけないですね」と色々な具体策が決定し、前向きな話が進んでいます。
早く「ブログに書ける話題」が増えていくことを願うばかりです。
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GOETHE (ゲーテ) 2011年 05月号 [雑誌] (2011/03/24) 不明 |
を読みました。
左下の「春のホテル」特集に興味があり購入したのですが、現在営業していない某外資ホテルのプラン掲載などもあり・・・。
広告掲載費や、そもそもマーケティング活動としてどうなの???という疑問がわいてきます。
このような特集が「違和感なく」受け入れられる日常を望むばかりですね。
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地元を走るポートライナー(神戸市管轄の無人電車)に乗ると、もう冷房がきいている陽気でした。
昨日からの雨のせいか、ひと雨ごとに春真盛りに近付いている気がします。
三宮の旅行会社の店頭を何社か見に行ったのですが、いつも通りの日常が流れていました。
特に東日本大震災の地域旅館を応援しよう!というキャンペーンもなく、(そんなことなので当たり前ですが)お客さんの数も少なかったです。
先日の新聞記事で「9.11のテロ以降、アメリカでは経済の歩みを止めることはテロに屈したことになる」ということで旅行業界、ホテル業界、航空業界などの観光に関わる業種がコラボレートし、大々的なキャンペーンを行った結果、通常期よりも消費が旺盛になったとか。
アメリカ偏重主義ではありませんが、日本においてもそういった活動をもっともっと行っていきたいものです。
やはりいち旅館やいちホテルだけでは伝播のチカラが弱いので、業界全体の流れが起きることを願います。
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昨日ブログに投稿しました “予約の戻りはやはり「インターネット>旅行会社」”に今回の被災地域のある旅館様よりコメントを頂戴いたしました。
以下、転載させていただきます。
≪ココカラ≫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
当館も、4/1(金)から通常営業に戻しました。
しかし、『災害復旧』しながらの再開ですので
【暫定的な】客室出しを余儀なくされており
所謂、”設定通り”の条件を待つのでは
復旧が遅れるばかりで、”受けた予約分の
部屋を作りだす”方策でしか対応出来ません
でした。
よって、リアルAGT様からは「提供客室」を
「きちんと設定」して頂かないと販売出来ません!
との旨で販売が停止したままです。
逆に、ネットAGT様からは「暫定客室」でも創り
出せば販売出来ますよ!との有難い言葉を
頂いたので、そちらから全開で開放中!
結果、被災者、救援者、マスコミ、地域の方々から
大好評で、ある意味【特需】が生まれています。
引き連られて、「ネットを見た!噂を聴いた!」との
電話も大活況・・・・通常期より予約が多いかも。
リアルAGTの店頭で『秋保はどこも泊まれません』と
案内された方がネットを見たらビックリした!との
謎のクレームも頂戴しました。
暫くは、ネット依存から抜け出せそうにありません。
≪ココマデ≫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この文章を業界を知らない人向けに少々噛み砕いて説明させてもらいます。
こちらの旅館さまは違う部屋タイプを多くお持ちです。
和室10畳、和室12畳、レディースルーム等々、客室タイプは多岐にわたります。
通常であれば、それぞれのお部屋で値段が異なりますので、プラン毎の在庫設定をしなければなりません。
つまり、仙台牛が付いた宿泊プランですと
A客室タイプ
B客室タイプ
C客室タイプ 等々
で、値段も部屋も異なるというのが通常期の販売方法です。
ただ現場は、ご推察の通り、「復旧しながらの暫定営業」になりますので通常期とは違い、確定した部屋で商品造成することが難しく、そのような部屋造成をすることができません。
それに対し、リアルエージェントは
「提供客室」を「きちんと設定」して頂かないと販売出来ません!
→「通常期通りの販売手法ではないと販売できない」と販売をしていない。
ネットエージェントは
「暫定客室」でも創り出せば販売出来ますよ!
→非常時なので、状況にあわせた販売手法で販売できますよ、と販売している。
と逆の立場を取っているのです。
この場合の「暫定客室」とは、お部屋タイプはどのお部屋タイプになるかわからない。ということです。
考えてみてください。この非常時に「部屋が10畳指定だからダメ」や「部屋指定しないと予約しない」という人がいるでしょうか?
明らかに現場の感覚からかい離していることがわかると思います。
この「考え方の違い」は「消費者との温度の感じ方」なのか、「情報リテラシーの違い」なのか、???です。
こんな時だからこそ、リアル、ネットを問わずに協力して盛り上げていかなければならないのに、旅行会社が確かな情報を確認もせず、『秋保はどこも泊まれません』とは、常軌を逸した行動です。
もちろん、旅行会社のすべてがこのような考え方ではないのでしょうが、現実に現場で業務を遂行されている方からのご意見なので、あえてブログで取り上げさせてもらいました。
東北全体をこれから応援していく中で、「今の状況で、どうすればお客様が喜んでいただけるか、助かったと感謝されるか」という商売をしていってほしいと心から願うばかりです。
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書店で書籍を買うと、↓のような「しおり」をもらいました。
芸術は爆発だ!で有名な岡本太郎さんの展覧館割引引換券も兼ねています。
なるほど、書籍を買う人と美術館に行く人の共通点を考えてのマーケティング活動だと思われます。
私も、「岡本太郎展に行きたい!」と思っていたうちの一人ですが、このしおりを見るまですっかり忘れていました。
東京出張で時間が空けば、ぜひ行ってみたいと思っています。
こんな時だからこそ、文化的行事も頑張ってほしいものですね。
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上諏訪で会議でした。
長野県の旅館は今回の震災で、少なからずの影響を受けています。
旅行会社経由の団体予約がキャンセルになり、、、。
ただ、マイナスのことばかり言っても仕方ないので、「今できることを知恵を使ってやれるだけやろう!」と前向きな施策を行いました。
全国的に、【傾向的に・・・】という注意書きが必要ですが、“通常の予約状況に戻るのは、インターネットからの予約”が“旅行会社からの予約”に勝ります。
各媒体の売り上げが低調の中、ネットだけが持ちこたえているケースもこの状況で多々見受けられることができます。
考えなければならないのは、『こういった状況でも旅行をされるお客様はいらっしゃる』ということ。
そこにいかに辿り着き、ご来館いただくかという仕組みを実行しなければ復調は難しいものと思われます。
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神戸空港→羽田空港→東京でアポイント→上諏訪に来ています。
神戸→羽田間は春休みにも関わらず、親子連れが例年よりも少ないように思えます。
要因の1つにTDRの休園が影響しているのでしょう。
この時期、特に羽田→神戸間はディズニーの袋を持った親子連れやカップルが多いのですが。。。
逆に関西のUSJなどの状況はどうなのかな???と思った次第です。
ある関西の支援先旅館さまにも、「TDRに行く修学旅行が急遽、USJに変更になり、おたくに泊まれないか?」という問い合わせがあり、実際にお泊まりいただくことになったとか。
生徒にとって、TDRであろうがUSJであろうが「思い出」になることは間違いありません。
一番いけないのが、その経験も「自粛」と言う名のもとに、消し去ってしまうことです。
そのようなことが起きない為に、観光業界として「誰に」「何を」「どう」発信していくかが、重要なテーマであると考えてしまいました。
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