Author:大坪敬史
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京都に出張でした。
気温が一気に上がった日でしたので、インバウンド客の皆さんも
暑そうに薄着で観光されていました。
ただ、阪急電鉄の一部車両は極端に冷房がきいておりジャケットを
羽織っていても寒い位でした。
特急や準急、普通列車によって冷房の強度が違うようで、日本に住んでいる
我々でも車内温度に合わせるのは大変ですので、インバウンド客の皆さんは
もっと苦労されていると思われます。
「どこ」に基準をもってくるかは難しい問題ですが、夏の公共交通機関の「温度」
の標準化もいずれかの段階で必要となってくるのでは?と思いつつ、暑い京都
の街中を歩いていました。
環境省が告知している「熱中症予防情報サイト」を見てみました。
デザインや見やすさはどうか???と思う節は多くありましたが、
掲載されている情報は為になることが多かったです。
観光業においては、これからの時期に出歩く観光客も多く、実際に
熱中症に罹患したと思われる人に対処することも多くなってくるでしょう。
さすがに冷房の効いた宿館内では危険は少ないでしょうが、飲酒後の
入浴なども重なりそういった症状が出ることも想定されます。
コロナ禍で体力づくりが衰えた中、旅行に出かける人も多くなってきましたので
受け入れ側としての対策は必要な夏と思われます。
兵庫県が『プレミアム付きデジタル券 はばタンPay+(プラス)』を販売するようです。
このはばタンは兵庫県のゆるキャラですが、恐らく兵庫県民でも知っている人は少ないでしょう。
こういった事業、県独自のアプリを使って行うと、事業者&消費者共々手間がかかるので
大手決済サービスで特典を付けた方が広がりも経済効果も高いと思われますが、全国各地
でこのようなことが行われているので、その流れに兵庫県ものったのでしょう。
また、権利を購入して使わない(忘れる)人も多いのでしょうから、県に一定の収益
を入るのも狙っているのでは?とも思われます。
旅館業などでは、使える施設は少ないでしょうが、「使えない」ということもスタッフ
などに周知が必要であり、こういった補助のやり方ももっと協議されるべき時期にきている
と個人的に考えております。
三宮の某書店に行くと、ユニセフの寄付を求める人が店内におり
道行く人に支援を求めていました。
ボランティア活動をする、しないは個人の自由ですし、行動そのものを
批判するわけではありませんが、本を探しにきている人たちに声掛けを
することに違和感を感じました。
静かな空間で本と向き合い人も多く来店しているでしょうから、その客層を
まっこうから否定することとなります。
かくいう私もいつもより足早に書店を後にしましたが、こういった行動が
マイナスに働くこともあることも理解していないのでしょうか?
長崎に出張でした。
訪問先の旅館様ではリニューアル客室がほぼ完成し、明日は経営陣の方々が
試泊して最終チェック!という段階まで進んでおりました。
現場責任者の方などと共に客室の使い具合やオペレーション上の注意点の
再確認を行い、夏に向け予約がどんどんはいってきそうな感がありました。
図面でのイメージとは違い、出来上がってきた部屋を確認してからこその
アイデアなどもあり益々繁盛されることでしょう。
インバウンドバブルの影響で都市部のビジネスホテルの値段も上がってきています。
先日もある東京に本社のある企業様と打合せをしていた際、
「東京に泊まるより、高崎(群馬)に泊まって新幹線往復移動した方が結果的に
安い・・・」と嘆いておられました。
もちろん、市場が活性化して外貨を獲得することはよいことですが、単純な宿泊に
以前1万円以下で泊まっていたホテルが3万円近くまで値段があがっていると、
「他探すか」という動きにならざるをえません。
私も東京近辺で宿泊せざるをえない時は新横浜などに避難宿泊していますが、
その避難先もどんどんなくなっていくことでしょう。
こういったことをするのはコロナ禍後、初ですので本格的に市場が戻ってきて嬉しく
思いますが、消費者として過度な料金波動はいかがなものかと実感してしまいます。
熱海に出張でした。
訪問先の施設様では設備面を含めた販売オペレーションの変更など
を行いました。ただ、稼働が高いので決定した案件を進められるのが9月
以降と繁盛施設ならではの悩みがでてきました。
宿泊業の販売商品単位は「部屋」であり、その部屋の売り方や料金を
変更することには多大なオペレーション変更が伴います。
今回は単価も変更することになり慎重な運用が必要ですが、前向きな
変更になりますので変更後の結果が楽しみでもあります。
伊豆に出張でした。
新神戸から「のぞみ」で名古屋駅で「ひかり」に乗り換えて三島経由で
修善寺まで移動していたのですが、名古屋駅で久々に「修学旅行貸切新幹線」
を見ました。
ホームにも学生が溢れており、コロナ禍中では見ることのできなかった光景です。
5月GW後~7月夏休み前までは修学旅行ハイシーズンですので、どんどんと
元にもどって旅してもらい宿の単価ダウンを下げる動きを助けてくれたら・・・と。
また、学生時代に旅を経験するのとしないのとでは、その後の旅に出るハードルが
大きくことなるでしょうから、ますます活性化してもらいたいものです。
タイミーという短時間バイトのアプリを見ていました。
旅館業やホテル業でも清掃や調理補助で多くの施設が募集を出していました。
驚いたのが、大学生まで住んでいた地元の「うどん屋」さんも募集を
出しており、人不足は多岐に渡るのだな~と。
当該「うどん屋」さんの近くには大学などもあり、人口は多いはずですが
バイトを集めるのにも苦労していることがわかります。
こういったサイトで良い人を採用した事例もありますので、使い方次第
では人材募集の一助になれると思われますが、あらゆる業種で人材不足
なんだな~と改めて実感した次第です。