Author:大坪敬史
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下呂に出張でした。
復路のワイドビュー飛騨で検札にまわっている乗務員さんが
「お手間をおかけします」と言って、切符の検札を行っていました。
初老の老紳士風の方で「業務にプライドをもっていような雰囲気」を感じることができました。
一般的にJRで検札を行う乗務員は
「切符拝見します」といいます。
「JRの乗務員の業務=検札をすること」であることは間違いありませんが、その行動をどう「発露」させるかは個人の資質によるところが大きく関わってきます。
席に座っているお客様の立場で「お手間をおかけします」というのか、
検札を実施する乗務員の立場で「切符拝見します」というのか。
業務としては同じですが、どちらが仕事にプライドをもっているのかと問われれば、私は確実に前者であると思います。
旅館の支配人クラスの人に「かしこまりました」、「承知しました」と言われると、謙遜されているのですが尊敬してしまうように、「言葉」の持つ重要性とその背景の「姿勢」が読み取れます。
誇りを持って仕事をすることの重要性を飛騨路で揺られながら思っていました。
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東京事務所で打ち合わせでした。帰路の羽田空港で執筆しています。
神戸空港7:15発のANA便で羽田空港に飛んだのですが、「満席」でした。神戸空港を造る議論で「需要がない」と言われてはいましたが東京便に関しては需要喚起になっている模様です。
客層は平日でしたのでビジネスユーズが多かったですが、家族連れ・カップルも多く見受けられます。
大坪も、今でこそ年間150回以上も飛行機に乗っていますが、学生の頃は「飛行機に乗ること」が旅行気分を盛り上げる要素の一つだったように思えます(決して、ヒコヤンではありません。注:飛行機マニアをヒコヤンという。電車マニア=テッチャン。船マニア=フネオなど。関西だけかもしれませんが。。。)
神戸⇒羽田便に乗っている客層を見ると「飛行機で移動すること」という『旅行』を感じてしまいます。
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金沢に出張でした。
歴史的に古い街ですので、魅力的なお土産がたくさんあります。
加賀麩司 宮田さんというお店の「麩だんご」をかって帰りました。
歴史的に発展した街での「土産」は日本の誇るべき「観光要素」と私は思います。全国にはこういった地域の風土と合致した素晴らしい名産がたくさんあり、日本文化を継承されておられます。
こういったお店(商品)が存続していることこそ、日本人の誇りであると私は考えています。
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金沢に滞在中です。
地元の居酒屋で食事をしました。驚いたのは一人客が多いということ。カウンターで一人で食事をしている人を多く見ました。地域性か時代かは不確かですが、若い女性の一人カウンターはあまり見たことがなかったので。。。
金沢の夜の街並みは過度にライトアップされるわけでもなく、情緒がありました。歴史のある街並みの夜は歩いるだけで趣を感じることができます。
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原油高&急激な寒さにより「湯たんぽ」が人気らしい。
以前、日本海側の旅館に宿泊した際、「湯たんぽ」ならぬ「行火(あんか)」が布団の中に入っており、非常に心温まる体験をしたことがある。
暑い・寒いは季節のはっきりした日本に生まれてきたこそ1年周期で感じることができるのだから、それを楽しめばよいと私は思う。
原油高という経済側面からの「過去の風物詩」の復刻であれば、こういった古来の知恵を活かし(楽しめる)暮らしこそ『豊さ』であると。以前、ある旅館業経営者の方に「本当は冷房も暖房も部屋に付けたくないんです。自然を楽しんで欲しいのです。でも、それだとお客様からクレームが出るので最低限の設備は付けていますが・・・」と聞いたことがある。
「ホテル業」で上記のようなことは不可能であろうが「旅館業」の場合、演出の仕様によって『自然を感じる滞在』は可能である。
そんな風流が実現できるようなコンセプトを持つ旅館があっても、今のお客様からの支持は得れるものと朧げながら思うこの頃です。
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皆が旅行に行くシーズン=単価が高くなる
皆が旅行に行かないシーズン=単価が安くなる
というのは資本主義経済における基本原則である。
特に旅行関連でいくと、年末年始は価格が跳ね上がるが、11月下旬から12月中旬までは閑散のシーズンとなり、各社お得な料金で販売を開始する。旅館にしてもしかりで、普段は泊まれないような値段での販売を行っている施設も多い。
日本における雇用形態が変化すると上記のようなことも緩和されるであろうが、まだまだ画一的な働き方が多い昨今では、この傾向が続くであろう。
休みをある程度コントロールできる人であれば、このプチ閑散シーズンを狙うのも良いかもしれない。
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佐賀に出張でした。
今でこそこういった「鎮守の森」は少なくなりましたが、廃仏毀釈が起こる以前までは、農村地域にこういった「森」が存在していたとのこと。そのに生息する鳥類が稲に付く害虫を食べてくれたおかげで、農薬などを使わずとも安定的な収穫が期待できたそうです。
今では、カラスの生息地となり「うるさい」と嫌われているとのことです。都会に住んでいる私からすれば、カラスの鳴き声も情緒と感じてしまいますが・・・。
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WEB上にメールアドレスが公開されているので非常に「スパムメール」が多い。
このスパムメール、差出人・タイトルに巧妙化が見られ、つい「関係あるメールかな?」と思い開いてみたら・・・というケースが良くある。
差出人が個人名で「新規相談依頼」や「突然のメールで失礼します」というタイトルのメールを受け取った。結論はスパムメールではなかったのですが、非常に誤解を招きやすい。。。
ご支援先の旅館さまにもスパムメールが多く届いており、それと区別していただくために大坪がメールを送る際は
【船井総研大坪】○○の件、や
【船井大坪】××の件 と明瞭性を心がけている。
また、社内で私を認知してもらおり、そんなに頻繁にメールをやりとりしていない人には「【大坪】○○の件」と標記するよう心がけている(頻繁にメールをやりとりするチームメンバー等は別)。
メールというのは通信機能であり、誤解を招きやすいものという一般認識があるが、使い方によって「ホスピタリティ」を表現したり、「相手に対する思いやり」が表現できる。
メールを送る(やりとりする)ことによって、「信用を得る」ことも『失う』こともできるのである。
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船井総研大阪本社で打ち合わせでした。
久々に大阪本社に行ったのですが、目の前の元病院の土地に高層マンションの工事が始まっており、雰囲気が一変。。。
大阪と新大阪の間に「中津」はありまして、立地的には中心に近いので投資採算性があってこその開発でしょう。
久々の「都会」も良かったです・・・。
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昨夜の雪でうっすらと雪化粧された高山から下呂路へ。下呂駅でワイドビュー飛騨待ちです。
(ワイドビュー飛騨の車窓より、紅葉に色づく山々が薄っすら白くなっている様子は幻想的でした。寒さを除いて・・・)
まだ、下呂に雪は降っていないそうです。同じ飛騨路でもやはり違うものですね。幼いころよりずっと神戸に住んでいるからか、『雪』を見ると非常に心楽しくなります(雪国の人には殺意をわかれそうですが・・・)。全国を転々としている今でも地域ごとの『雪』があり毎年驚かされます。
「雪」という自然現象を愛でる文化を持つ国・・・ということを感じながら震えています。。。
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