• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2007年05月09日

    上諏訪~春

    上諏訪に日帰りでした。
    もうすっかり春で緑も多く、気温も高く、、、されど遠くの山には雪が残り、、、。といった素晴らしい景色を見ることができました。

    上諏訪といえば、大河ドラマ「風林火山」縁の地ですので、さぞかしお客様が増えるだろうとの目測がありましたが、地元の旅館によるとそれほどでもないそうです。
    理由は主だった観光スポットがないからとのことでした。
    「これで諏訪湖から信玄の鎧でも発掘されれば、、、」と旅館経営者の方がおっしゃられておられましたが、歴史観光という点では「縁の品」がないと集客し辛いのでしょう。

    ただ、まったく風林火山目当てのお客様がいないわけではないらしいですので、PR力の問題もあるのでしょう。

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    2007年05月07日

    ココが変だよニッポンの旅行会社①

    ある顧問先旅館さまから憤りを感じる話題を伺いましたのでシリーズで書かせていただきます。

    以前、旅行会社(以下エージェント)の「ダミー予約」について書かせていただきましが、今回はその話題をゆうに飛び越えた酷さです。

    ■話題「二重予約」
    (そもそもこういう表現が正しいか不明です。実際に以下をお読みいただかないとご理解いただけないでしょう)

    ■以下実話
    顧問先旅館さま
    「大坪さん、GWに○×観光にやられちゃいました。」

    大坪
    「???。何があったのですか?」

    顧問先旅館さま
    「○○トラベル(某大手ネットエージェント)にGW部屋を出していたのですが、その部屋を○×観光経由で予約を入れられたのです」

    大坪
    「???。○×観光さんはそんなことをしてメリットがあるのですか?」

    顧問先旅館さま
    「お客様(この場合、一般のお客様をさします)からうちの旅館を予約してと頼まれたのでしょう。しかし、うちの旅館は○×観光さんとのお付き合いはなく、かつGWの予約なのでエージェント経由の予約を受け付けなかったのです。なので、○○トラベル経由で予約してきたのでしょう」

    大坪
    「そうですか。まあ、繁忙日だけ予約させろというのは虫の良い話ですからね。大して問題になるとは思えませんが???」

    顧問先旅館さま
    「この話にはつづきがありまして、○×観光さんは○○トラベルで予約した金額に上乗せしてお客様に販売したんですよ」

    大坪
    「はい?ということは例えば○○トラベルさんで10,000円(仮)で出されていたプランを12,000円で売ったということですか?それって完全に旅行業違反じゃありませんか?」

    上記会話をまとめた利害関係は以下の通りです。

    ●顧問先旅館さま
    ○○トラベル経由の予約ですので○%の手数料が○○トラベルにかかります。

    ●お客様
    ○○トラベルで自分で予約すると10,000円のプランが○×観光さん経由で予約したがために、同じプランに+2,000円余計に払うことになります。

    ●○×観光さん
    10,000円のプランを12,000円で売ります。

    この場合、一番得をしたのが○×観光さん、一番損をしたのがお客様ということになります。顧問先旅館さまは知らず知らずのうちに犯罪の片棒を担がされた格好に。。。

    この話題は宿泊業界にとって根深きテーマです。既存の予約形態を悪用した販売形態であることは間違いありません。この場合、さらに問題をややこしくしているのが「○○トラベル経由で予約を入れた」とうことです。宿と○○トラベルとには宿泊在庫の即時予約という契約が結ばれており、この仕組みを○×観光さんが利用(悪用)したのです。

    非常に後味の悪い話ですが、業界全体としてこういった問題に取り組まなければ、最終的にお客様に支持されない商売となっていくでしょう。

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    2007年05月06日

    テープ収録販売開始!

    淡路島に日帰りでした。
    春嵐が凄まじかったです。

    さて、船井総研のテープ商品であります「月刊マーケッター5月号」に大坪の講演(?)内容が収録されております。

    ※詳細はコチラより。

    HP掲載

    旅館業の現状、対応などを中心の内容です。
    (一部過激な表現がありますので、編集されている可能性がありますが・・・)。

    ご興味あられる方は聴いてみてください。

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    2007年05月05日

    日本料理の質問箱

    日本料理の質問箱―こっそり聞きたいいまさら聞けない 日本料理の質問箱―こっそり聞きたいいまさら聞けない
    遠藤 十士夫 (2006/01)
    旭屋出版

    この商品の詳細を見る

    を読みました。
    わさびの卸し方など、旅館関連の方々と話題になるテーマが、料理法からの視点で記載されており大変面白かったです。

    レシピ等よりも、料理に纏わる根本的なテーマに興味があり、GW中も本屋に足を運んでおりましたがなかなか「コレダ!」といった本に巡りあえません。

    今後、本職の方々に伺ってみようと思っております。

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    2007年05月04日

    日本一

    「日本一長い名前」に返り咲き=読みで22字、南阿蘇の無人駅-松江の駅名変更で。

    ●南阿蘇鉄道の「南阿蘇水の生まれる里白水高原」駅(熊本県南阿蘇村)

    一番と二番の差は二番と百番の差よりも大きい。
    船井総研でよく提唱しているキーワードです。

    無為な建築物を作ったりしての「日本一」はコスト・美観的問題からほめられたものではありませんが、駅名の長さ日本一!というのは良い地域興しだと思います。

    「日本一長い旅館名」はどのなのでしょう?
    リサーチしておきます。
    (知っておられる方がいらっしゃれば教えてください)

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    2007年05月03日

    GWの美容室

    そろそろ髪が伸びてきたので、行きつけの美容室へ。
    そこでのスタイリストさんとの話。

    大坪
    「GW、思っていたより混んでないですね」

    スタイリストさん
    「そうですね。普段の平日よりは混んでいますが、普段の土日よりは空いている感じですかね。Gw、お盆、正月なんかはこんな感じですよ」

    大坪
    「そうですよね。レジャーや里帰りする人も多いですからね」

    スタイリストさん
    「あらかじめ、帰りの日程が決まっているお客様はその足で来られることも結構ありますよ。あとこういったお休みの日に多いのがふらっと入ってこられる方ですね」

    大坪
    「観光客のお客様とかも来られるのですか?」

    スタイリストさん
    「来られますよ。急にふらっと入ってこられて、お住まいの場所を伺ったらもう二度と来られないような地域の方もおられます。私たちからしてみれば、ちょっと信じられないですがそんなお客様も多いです。」

    美容室で髪を切る=日常の行為ですが、観光地神戸の美容室ともなるとそうもいかないようです。観光客のお客様がふらっと立ち寄られる行為は「神戸で髪を切る」というイベントなのでしょう。

    その土地で髪を切ったことがプライオリティになる観光地、、、。改めて地元神戸のポテンシャルをみました。

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    2007年05月02日

    GW合間の空港模様~土産物屋に思う

    佐賀に日帰り出張でした。今、福岡空港です。
    (佐賀空港は交通の便が非常に悪く、佐賀に伺う際は福岡空港を使います。空港からのバス路線網は全国一ではないでしょうか?)。

    さて、空港はGWの合間ですので家族連れ、カップル、帰省のため大きな荷物を持った人で溢れかえっています。
    こういったお客様を目当てに(想定して)、空港内の土産物屋さんもいつも以上の熱気でした。
    在庫をどんどん持ってきている業者さんも見かけますが、置いたそばから売れていきます。販売スタッフの方々も今日はいつものような呼び込みよりも、レジ&袋詰めの処理に追われていす。

    「土産」という習慣についてよし悪しが昨今議論されていますが、大坪は「土産は誇るべき日本文化」と考えています。但し、土産を贈るという行為は素晴らしくとも、「土産品」自体に議論の土俵を移すとそうもいってられません。
    「土産物」とは本来、その「土地」の「風土」「文化」を背景に存在するものです。ただ、昨今の土産品は「○×へ行ってきました」等の所謂全国各地で商材は同じでパッケージが違うとう「レール物」で溢れています。このレール物を贈られた方としては、贈られた心に対してありがたがりはしますが商材については「なんだこれっ!?」と思ってしまうでしょう。
    パッケージは素晴らしく、地域性は謳ってはいますが「本物」ではありません。また、こういった商材を買ったところで地域の本当に真面目に商品を創っている地場メーカーの方々の貢献にはなりません。

    空港で、こういった商材が陳列され買われていく様子を見ると、「買う」という行為にも責任が発生するのでは・・・?と考えてしまいます。

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    2007年05月01日

    鯛めしいかがですか?

    城崎温泉へ日帰り出張でした。
    連休中日の平日ともあいまって、お客様(特に若いカップル)で溢れかえってました。
    かにのシーズンは終わったと言え、恐るべき集客力をもった温泉地であります。

    帰路の特急北近畿の中で、素晴らしい売り子さんがおられました。
    普通の売り子さんだと、積極的に販売する姿勢を見せないのですが、今日乗り合わせた売り子さんは乗客お一人お一人に
    「お休みのところ失礼します。鯛めしの美味しい時期なのですがお土産にいかがでしょうか?」と屈託なく話しかけておられました。

    観光客として一番嬉しいのは、地元のことをわかっている人に「地元の人がススメル商材」をPRしてもらうことです。
    こういった方とのやりとりが意外にも旅の一番の「思い出」になったりもします。

    観光地を支えるのは、何も温泉・名所だけでなく、その観光地に関わる「人」の存在が大きいのです。

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    2007年04月30日

    神戸大丸で物を買う行為

    地元の神戸大丸に行ってきました。

    関西では言わずと知れた百貨店ですが、関東の方ではあまり認知度は高くありません。

    この神戸大丸、神戸らしい建築様式で見るものを圧巻させます。ただの百貨店ではなく、神戸という街に同化した百貨店です(設備投資の額は恐ろしいことになっていると思いますが)。

    物を買うという行為だけであれば、張りぼての店舗であったり、ネットの方が便利かつ低単価で買うことができます。(物を買う空間に投資をしていない分だけ、安く売っても利益がでる体質というのは自明の理)。
    日常品であればあるほど、買う前から効果がわかっていればいるものほど、ネット向きの商品でありますが、人は(少なくとも私は)それだけで生活をしたくはありません。

    「買う」という行為は「何を対象に」という命題と共に、「雰囲気」を・・・ということもあると考えます。そしてその「雰囲気」の構築こそ、百貨店という業態にとって最も重要な要素であると考えます。
    ネットで、大型SCで物が便利に買える時代に百貨店として存続していくためには、「雰囲気」・・・ひいては、「文化」を売る・伝えるという姿勢が必要ではないでしょうか?

    神戸大丸に溢れかえる群集の一員になりながら、そんなことを想っていました。

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    2007年04月29日

    日帰り淡路島

    日帰りで淡路島に行ってきました。

    往路:明石~岩屋 たこフェリー
    復路:岩屋~明石 ジェノバライン で。

    明石海峡~船より

    ↑のように、船からの明石海峡大橋も観光要素として素晴らしかったです。GWということで、多くのお客様で賑わっていました。

    玉子焼き

    ↑明石で名物「玉子焼」(一般には明石焼き)を食べました。
    地元神戸の近くながら、観光気分を味わえ、のほほんとできるよいところだと思います。

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