• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2007年10月05日

    神戸湾岸ホテル事情

    有馬温泉に出張でした。

    本日の日本経済新聞に掲載されていた「神戸でホテルラッシュ」という記事が話題になりました。新聞記事によるとここ2年以内に6ホテルが開業し、一気に1,000室増になるとのこと。

    いくら神戸空港が出来たからといって、正直無茶ではないかと・・・。有馬温泉の旅館・ホテルは関係ないかというと、神戸のシティホテルクラスが供給過剰になり値を下げてくるとやはり厳しくなってきます。
    (・・・ということで、ネットで様々なシティホテルの売価をリサーチしていると、東京マーケットでは考えられないほど“安い”実情です)。

    新たな投資が神戸に吹くことは一地元民としてもうれしい限りですが、、、。旅館にしろ、ホテルにしろ立地に甘んじることなく特徴有る経営をしなければ、無為な価格競争に巻き込まれることでしょう。

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    2007年10月04日

    カレー屋にみる東阪の特性

    東京に出張でした。

    住まいは関西ですが、東京事務所に所属しています。
     ※ 毎日、飛び回っているのでほとんど事務所には居ません。。。

    さて、そんな中久方ぶりに東京駅近郊で遅いランチを食べました。
    チームメンバーに連れられカレー屋に。
     ※ インド風カレーを出すお店。

    味の好みもありますが、大阪駅近隣のカレー屋に比べ味・価格と共に「・・・」でした。

    本日のカレー屋
     ・ナンおかわり自由

    大阪のカレー屋
     ・ナンおかわり自由
     ・ルーおかわり自由
     ・ナンにもバターが塗ってあり本格的
     ・ラッシー、チャイなどのドリンクも充実

    と、同規模の店舗でも大きな違いがあります。

    東京=昼間人口密集 ⇒ 商品力に磨きをかけなくとも集客可能
    大阪・・・東京ほどの昼間人口はないので、立地+商品力が必要
    と乱暴に定義してしまえばそれまでですが、考えされられるものがあります。
    東京・大阪の一人当たりの給与所得平均を考えると東京の方が明らかに「上」ですが、あらゆる消費行動との対比を考えると給与ほどの差があるとも思えません。

    「何に」価値を置くかの問題ですが、少々考えさせられる味でありました。。。

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    2007年10月03日

    地元の湯治客

    東北地方は遠刈田温泉に出張でした。

    この地は、スキー・遠方からの秘境、、、ということで賑わうのに加え、仙台近郊の地元住民に「プチ湯治温泉地」としての地位を確立されているとのことです。

    地元以外の観光客の取り込みもありますが、安定的に地元客を取り込んでいくことが経営の秘訣とのこと。
    地元客に愛されるには、「一見滞在で良い・・・」という発想でなく、いかにリピーターになっていただけるかが重要です。温泉の泉質自体の良さはもちろんですが、料理の質が問われます。(※観光客相手ではないので、必要以上の設備投資よりも上記2点が優先されます)。

    誰をメインターゲットにするかで、戦略~戦術は当然変わってきますので、地域特性にあわせた宿運営が必要となってきます。

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    2007年10月02日

    消費か投資か?

    東京で会議でした。

    時流の話題で、「消費」か「投資」かにマーケットは二極化しているという話題に。

    例えば、競売に出された旅館を買収し、低投資で低単価の旅館に泊まる人たちの意識は、「消費」。
    一泊5万円以上の高級旅館に泊まる人の意識は「心の洗濯」という「投資」を行っていると。

    さらに時計で例えれば、
    1万円以下の時計を買うのは「機能」を求めた「消費」。
    100万円の時計を買うのは「ブランド」を求めた「投資」。

    こう区切っていくと、流れも良く見えます。
    重要なのが、普段「消費」ばかりしている人が(抑えるところは抑えて)、ハレの日に「投資」をする時代だということ。

    「消費」マーケットを狙うか、「投資」マーケットを狙うかの事業形態は当然異なりますが、私が支援させていただいている旅館さま、ホテルさまに関しては「投資」の時に選ばれる施設であって欲しいと切に願います。

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    2007年10月01日

    北陸の玄関口~小松空港

    生まれて初めて小松空港を使いました。
    羽田に飛ぶ便だったのですが、地方空港という予測を外れて大型機、かつ多くのお客様でにぎわっていました。

    北陸と関東というのは意外と近いのですが、告知がうまくいっていないせいか、関東のお客様の比率が低いとのことです。

    北陸の旅館のメインマーケットは関西だったのですが、今後は関東マーケットも獲得できると、改めて実感いたしました。

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    2007年09月30日

    山中温泉 花紫 ~ 選べるアラカルト懐石

    山中温泉 花紫さんに宿泊中です。

    ※HPはこちらより。

    施設、サービス共に非の打ち所が無い言わずと知れた旅館さまですが、料理がまたすごい!
    選べるアラカルト懐石ということで、前菜・ごはん・香の物・デザート以外のメイン料理を自由に選んで食べることのできる旅館さまです。

    ※ 本日は28種類のメイン料理より、自由にチョイスさせてもらいました。

    前菜①
    前菜①

    前菜②違う角度から
    前菜②

    鱧と松茸のお吸い物 : 日本人ならグウの音もでない旨さ
    鱧と松茸のお吸い物

    鴨の治部煮 : さすが加賀料理
    鴨の治部煮

    秋刀魚の塩焼き : 旅館で秋刀魚・・・とも思いましたが、良い意味で期待はずれ
    秋刀魚の塩焼き

    上記+、松茸ご飯

    ↓葡萄酒
    山葡萄酒

    決まった料理を押し付けることなく、お客様に好きなものを召し上がっていただこうという先代社長さまのコンセプトのもとに生み出された料理内容だそうです。

    この魅力を最大限伝えきれるだけのHP作成を仕込み中ですので、こうご期待ください。

    宿泊体験希望者はお気軽に大坪まで。

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    2007年09月29日

    職業意識

    ランチを食べている最中のことです。

    横の座席に4人の女性Gが。。。
    どこかの旅行代理店に勤めているらしいのですが、非常に不快でした。

     ・聞きたくも無いのに大声・・・
     ・旅行代理店に来たお客さんの悪口で盛り上がり・・・
     ・上司、先輩の悪口・・・
    等、夜の居酒屋で話せ!という程度の低いもの。

    同席してた人から「旅行代理店の人ってあんなもの?」と質問されてしまいました・・・。

    少なくとも、彼女たちの働いている旅行代理店で旅行を手配するお客様のことを考えると「・・・」。旅行代理店に足を運ぶ人が年々減少しているのもわかる気がしました。。。

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    2007年09月28日

    観光経済新聞~記事

    観光経済新聞に記事掲載されました。

    ※HPはこちらから。

    2007年9月22日(土)号

    ↓ ※記事転載の許可は観光経済新聞社さまよりいただいております。
    ブログ用

    セミナー自体も大変好評を得ることができ感謝しております。

    この記事をご覧になられた顧問先旅館さまから
     「いつか大坪さん旅行業者に狙われますよ・・・」、
     「よく言ってくれました!胸のすく思いです」
    など反響が大きかったです。

    記事にしていただいた内容などは、何も私だけが言っているのでなく、皆さんが心の中で思っておられること。こういったことも発信していくことこそ、旅館業全体のためであると信じ、これからも「おかしいことはおかしい」と言える心がけを忘れないよう努力して参ります。

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    2007年09月27日

    商品の絞込み~ABC分析

    仙台に出張でした。

    顧問先施設さま(旅館)で、喫茶メニューの改訂を実施し、9月の1ヶ月間販売実績をとってもらい、成果を。。。

    結論は大成功!メニューを絞り込むことにより、お客様に「何がお勧めか」を明確にPRでき、かつ丁寧な接客ができたとのことです。

    何をしたかというとABC分析で上位20%の商材を重点的にPRし、21%以下の商材を削っただけで、在庫ロスはなくなり、8月の繁忙期売上に迫りそうな勢いとのこと。
    商品アイテムの上位20%が売上構成の80%を占めるという「2:8の原則」というものがありますが、この理論を実施した結果です。

    元々、現場からメニュー改善をしたいという声があったのにも関わらず実施できていなかったものを実験的に検証した結果、1ヶ月で効果が出たとのこと。

    現場で改善意欲のある「声」の実現を理論、補助ツールで補うとこうも効果がでるものかと改めて驚きました。机上の空論も必要ですが、現場を動かすには一緒に考え行動する必要があります。

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    2007年09月26日

    WEB JAPANから WEB WORLDへ

    海外の宿泊施設サイト、宿泊施設ポータルサイトをリサーチしていました。

    海外サイトで英語のみのサイトも多かったですが、ポータルサイトに関しては日本語、中国語、韓国語と多様な言語に対応しています。逆の考え方をすると、これだけ多様な言語をサイトで用意するということは、その多様な言語(国)からのニーズがあるということ。

    翻って日本の宿泊施設をみると、特に旅館などは「WEB JAPAN」の考え方で止まっている気がします。世界を見ていくと、リゾートホテルなどは完全に「WEB WORLD」の考え方です。

    日本の旅館が、海外のリゾートに対抗するには諸問題のクリアが必要となりますが、今後国内市場が縮小していくなかで、新たなマーケットとして開拓していくべきと考えています。

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