Author:大坪敬史
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群馬県の水上館さんブログで面白い内容が掲載されておられますので紹介します。
名づけて水上館【2月別注ランキング】
※詳細はコチラから。
水上館さんの自社HPからオプション料理等を買える様に設定されておられるのですが、2月度の売上ランキングを公開されておられます。
数の多さと共に、お客様がどのように喜んでおられるか等の記載もあり、宿泊を検討されておられるお客様に対しためになる情報公開です。
季節ごとの人気商品をNETに反映できることもインターネット販売の強みですし、お客様に支持いただける点で素晴らしい試みだと思います。
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城崎温泉小やど天望苑さんで「すっぴんデトックス」無料モニター企画を展開されておられます。
女性をターゲットにした商品で第一回目のお客様には大変満足していただいたとのこと。
客層別商品を造成した上でのモニター企画という流れは、旅館が今後個人客のお客様を取り込んで、口コミ化していく中で有効と考えられております。
一方的な提案ではなく、お客様の声を聞く姿勢+行動は必ず更なるお客様を連れてきます。こういった取組を実際に行動に移せるところに、旅館側の姿勢が表れると実感いたしました。
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新幹線で関西まで帰ってきました。
車内でやたらと「花」を持って乗る人が多いなと思っていると、今日は「春分の日(お彼岸)」。
先祖のお墓参り。良い習慣だと思います。
そういえば顧問先の施設さまでも、一族郎党が集まっての法要があるとおっしゃっておられました。
日本古来の行事にまつわる需要の掘り起こし、提案も今後は必要かもしれません。人と人との繋がりが薄くなった昨今こそ、地縁親戚の繋がりがより意味を成してくるのではないでしょうか?
新幹線の車内でそんなことを思っていました。
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伊豆天城の御宿さか屋さんに伺っていました。
創業四百余年の老舗旅館さんで岡本太郎さんや黒澤明さんに愛され、古くは徳川家康の奥方、お万の方がご懐妊した伝説を持つお宿さんです。
そのさか屋さんがこの度、こんなプランを作られました。
※ 詳細はコチラより
プランの意味としては≪以下、プラン詳細よりの抜粋です≫
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御宿さか屋は創業400余年の老舗旅館です。
が、昔の写真はそれほど多くは残っていません。
そこで、2000年以前の写真を持参していただき当館でスキャナでデータをご提供いただけるお客様に1名様1,000円OFFで「天城越え十八品プラン」をお泊りいただけます。
古ければ古いほど大歓迎!皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
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ということです。
大坪にもいろんな写真を見せてくれましたが、
こんな写真も持っておられました。
自館の「歴史を語る」意味で非常におもしろいプランだと思います。たとえ、さか屋さんの昔の写真を持っていないお客様であっても間接的に「歴史」をPRすることが出来、ブランドイメージに繋がります。
爆発的に売れる「集客商品」ではありませんが、マーケットを開拓する「創客商品」という意味で参考になる事例です。
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昨日は下呂~高山(IN高山)で先ほど自宅に戻りました。
寒の戻りですっかり雪景色の高山。やはり冬の高山に雪がないと肩透かしをくらう気分です。
さて、今日うかがっておりました本陣平野屋さんで以下のような売店商品が人気のようです。↓
私が売店の販売スタッフの方と話している間も、実際に通りがかりのお客様(若い女性客)がしきりに魅入っておられました。
旅館の売店といえば「○○に行ってきました」という箱物ですが、こちらについては個人のお客様にはあまり売れません。最近の時流でいくと「地域性」+「季節性」+「都会でありそうでないオシャレなもの」と定義できるでしょうか?
まさしく、上記のガラスお雛様箸置などはもってつけの商品です。
こういった商材をうまく売ってらっしゃる売店の販売は伸びていますが、旧態依然とした売店売上は下がる一方です。
ちなみに平野屋さんでは女将さんが歩き回って商材を探されているとのこと。その成果あって、3月の売店売上も絶好調だったらしいです。
素晴らしいですね!
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下呂~高山で、高山宿泊です。
寒の戻りといいますか、雪です。
標題の件、コチラのページより登録できます。
ブログ更新情報を毎週1回配信予定ですので、ご興味あられます方はご登録ください。
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東山花灯路2007の最終話です。観光地そのものでなく、観光地に関わる人、、、という観点で書いてみます。
清水寺~京都駅までタクシーに乗りました。
以下、タクシーの運転手さんとのお話です。
大坪
「いや~。すごい人でしたね。さすが京都ですね」
運転手さん
「いやいやお客さん、初日は雨にも関わらずもっと凄い人でしたよ。ありがたいことです。花灯路には、生け花の先生、京都の学生さん、地域の人達が盛り上げての一大イベントです」
大坪
「京都の方々の結束力はさすが1,000年都市ですね。」
運転手さん
「そうなんです。ただ、1,000年続いている都市ですので最近までお公家さん商売と言われていました。長らく日本の中心地だったため地方からのぼってくるお客様に対して商売をしていました。そこに、”地方からくる人が献上物を持って訪れる”という発想が長くあり驕りがあったのです。要はお客様は集まってくるものだと」
大坪
「なるほど~。でも、京都は一時期寺社仏閣の拝観拒否問題で揺れましたよね?」
運転手さん
「その通りです。その際に京都への観光客入れ込みが極端に落ち込み、商売をしている方々から悲鳴があがりました。その危機を転換点として“もっとお客様に来てもらえる京都”をめざしたのです。ただの観光イベントを行うだけでなく、そこに介在する“ひと”も迎える姿勢を見せようと。例えば、せっかく観光地に感動したお客様でもタクシーに乗って嫌な思いをするとその土地に対して良い印象は抱かないでしょう?」
このような会話をタクシー運転手さんとした記憶はあまりなく、改めて京都のレベルの高さを実感しました。
うわべだけの観光地化だけでなく、そこに関わる“ひと”のホスピタリティを強化するという発想が京都のみならず観光地には必要です。
人が旅をして感動する要素は多くありますが、それは決して「世界遺産」に登録されるような構造物だけでありません。“ひと”との触れ合いが根源的に存在するのです。
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東京~伊豆~自宅に帰りました。
ホテルと違い自宅は落ち着きますね~。出張が続くとつくづくそう思います。
さて。標題の件ですが、顧問先の皆様に「客層別の商品を創りましょう!」という話をしております。
ちょうど、伊豆の駅に↓のポスターがはったありました。
こういったことが「客層別」に「商品を創る」ということです。
DEEPな客層ほど、商圏が広いというのが鉄則です。
ニーズを持ったお客様が「是が非でも行きたい」という要素を追求すればお客様を集めることができます。
このような事例を転化して商品を創ることは宿泊産業は他業種より容易にできます。
自館のコンセプトに沿ったDEEPな商品造成が今後求められていくでしょう。
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群馬に日帰りでした・・・。そして東京泊2泊目です。
さて、標題の第三話。
清水の舞台から飛び降りる・・・の夜バージョンです。
昼の壮大な景色も素晴らしいですが、夜は夜で幽玄さが醸し出されており、独特の雰囲気を出していました。
(もっと解像度の高いカメラを持参すべきだった!・・・)
『清水寺の胎内めぐり』を体験してきました。胎内めぐりとは寺社や霊験ある洞窟などの深淵な闇を仏の胎内に見立てて歩く、、、というものです。
現代を生きていると完全な「闇」を体験することもままならなく、過去一度学生時分に体験したことがありますが、厳かな気分になれます。
京都に行かれる際は、是非の体験をオススメします。
(京都の旅館さん!もっとDEEPな情報の掲載お願いします!)
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今日から東京2連泊です。
(泊まるのは東京ですが、日中は・・・)。
さて、表題の第二話です。
円山公園~高台時に到る路の途中に幻想的に浮かび上がってきました。路行く人が携帯の写メールで連写しておられました。
高台寺の枯山水でしょうか?モダンな構造物とライトアップの演出が新鮮で感動!古い施設に新しい試みをということなのでしょうか。挑戦精神ですね!
竹林です。写真にはうまく写りませんでしたが、竹林から眺める京都市街もため息が出るほど素晴らしかったです。
竹林は白色系、建築物は暖色系のライトアップがほどこされ、過度に明るくなく幻想的な雰囲気です。
旅館の庭などにも応用できるのではないでしょうか?系統の違うライトをうまく演出されていたと思います。
次回は、清水寺に到るまでを書きたいと思います。
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