• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2007年01月28日

    捏造問題

    某TV番組で話題の「捏造問題」。
    旅館業界でも過去、「源泉掛け流し温泉」でも世間をにぎわしました。

    「源泉掛け流し温泉」はできうる温泉は良いですが、そうもいかない温泉も当然あります。例えば、源泉の温度が低い温泉・地域全体の湯量をカバーでききれない温泉と各地域の事情は当然あります。

    問題なのは「うそ」をついてまで、違うことを謳おうとすることです。
    (そうすることによって一時的にお客様の集客をえるかもしれませんが、長く続きません)。

    「嘘はバレます」。これは当然のことではなく、情報化社会が進んでいくにつれこの流れは加速していくでしょう。
    ある経営者の方がおっしゃっていた言葉です。
    「嘘つく暇があるのだったら、もっとすべきことはたくさんあるのにね~。どうやっても、(源泉掛け流し温泉は)できない状況は状況なので、有るもの(そのほかの売り・サービス)をどう強化・PRしていくだけでしょう?」
    改めて、「ハッ」とさせられた至言でした。

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    2007年01月27日

    最大限のサービスを旅館で得る予約方法

    エンドユーザー様向けのお話です。

    旅館に宿泊するには旅行会社を通じて、宿に直接電話して、インターネットで予約というのが現在の潮流です。

    以下、顧問先の旅館様での会議内容です。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ■施設様
    「お客様より、こんなメールもらいました」
    ○×旅館様のHPでは、宿泊料金が○○円となっておりましたが、楽天○ラベルで予約したときは、宿泊料金が○○円(楽天○ラベルの方が少々高い)でした。
    内容は全く同じだと思うのですが、なぜ料金が違うのでしょうか?
    (一般的に、楽天ト○ベルの方が安いと思っていたので、疑問に思いました)
    また、楽天○ラベルで予約した場合と、○×旅館様のHPで予約した場合では、何か違いがあるのでしょうか?

    ■大坪
    まさか、正直に答えたのですか???

    ■施設様
    「もちろんです。このように聞いていただけるお客様はありがたいので懇切丁寧にメール返答しておきました」
    内容は長文に渡るので掲載は割愛しますが、まとめると

    ①楽天○ラベルさんやじゃ○んネットさん経由で宿に予約が入ると一定の手数料がかかります。
    ②その手数料分を、自社HPで予約したお客様に還元する意味でネットエージェントと自社HPの金額を変えています。
    ③自社HPと楽天○ラベルで予約した場合、同じプランであれば特典等は同じですが、部屋の振り分けをする際、「心情的」に少しでも良い部屋を抑えるようにしています。

    ■大坪
    「ぶっちゃけましたね~。でも、多くの施設様で心情的にという意味は理解できますし、こういったことをエンドユーザーのお客様に知っていただくことは旅館にとってはよいことですね。」
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    結論は、「旅館側に負担にならないように予約した方が、同じプランでも良いサービスを受ける可能性が高くなる」と言い切ってしまって問題ないでしょう。

    ※但し、上記のお話は全ての旅館様に通じる話ではなく、あくまで経営面からの「システム」と考えた際に生じうる話ですので、一事例としてご参考ください。全ての施設様が上記のように考えているということはありません。

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    2007年01月26日

    セミナーのご紹介

    2007年2月21日に旅館業の皆様むけにセミナーを開催します。

    詳細はコチラから。

    下呂温泉「こころをなでる静寂みやこ」の専務を迎え、直販強化手法、サービス力強化手法(リピーター創出法)の2点にテーマを絞って講演を進めて参ります。

    みやこさんにも、だせうるギリギリの情報をお話いただく予定ですので、ご興味あられる旅館業・サービス業に従事されておられる方は是非、ご参加ください。

    お待ち申し上げております。

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    2007年01月25日

    手湯足湯

    伊豆に来ております。

    伊豆熱川駅前にある「足湯」と「手湯」がどっきんぐした施設(?)。
    面白い発想ですので、つい写真を撮ってしまいました。
    恐らく、日中はこんこんとお湯がそそがれているのでしょうが、夕方でしたので、枯れている状態です。

    手湯足湯

    ちなみに、全景はこんな感じです。

    熱川駅前全景

    スーツ姿ではなく、一般観光客として『旅行に来たい』思う良い温泉地でした。

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    2007年01月24日

    下呂温泉にて

    今日は、下呂温泉に行ってまいりました。

    下呂駅

    ご覧の通り、雪はありません。が、寒いです。
    例年この時期は雪に埋もれているそうですが暖冬ですね。。。

    さて、駅前にこんな施設(?)がありました。
    手湯?

    正直、何のための施設か不明です。
    飲泉?手湯?と思い近づいて手にとってにおいをかいでみると温泉でしたが、用途が不明です。

    何らかの意図を持って創られたのでしょうから、もう少しお客様に「何のためのものなのか」わかりやすいようにしたらよいのに・・・、と「?」でした。

    下呂温泉のシンボルは鷺だったと思いますが、龍の口から温泉が出ていました。。。

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    2007年01月23日

    旅行会社からの集客

    今日の会議での話題です。

    ■宿泊施設さま
    「来年の正月(繁忙期)に旅行会社に客室提供するのを考えようと思っています」

    ■大坪
    「そうですね。繁忙期についてはエージェント(旅行会社)に客室提供をしなくとも、独自で予約可能ですからね。しかし、エージェントさんとの付き合いは大丈夫ですか?」

    ■宿泊施設さま
    「例年、正月期間は旅行会社からの予約がキャンセルになるケースはほとんどなかったのですが、今年(昨年12/30~今年1/3)までは無茶苦茶でした。2ヶ月以上前に予約を抑えておきながら、キャンセル料がかかる手前でトケられました(解約されました)」

    宿泊施設は旅行会社に「客室」を預けて販売をお願いしています。旅行会社の売上から手数料を取った分が旅行会社の「利益」になります。当然、売れる繁忙期については旅行会社も稼ぎ時ですので、お客様の予約が入っていなくとも、例えば旅行会社の社員名を入れてダミー予約をし、実際に販売したらその客室をあてこむ、、、。という販売手法を取っていました。
    但し、結果論で「売れればOK」なのですが、「売れなければ」キャンセルというカタチになり、旅館側に一切の利益をもたらしません。

    上記会話のやりとりは、そのような現状から発生した文言です。

    こういうことをエージェント側にされると旅館側もエージェントへの客室提供数を減らさずにおけません。そして、ますますエージェントを使う一般のお客様が減るというマイナスのスパイラルダウンに陥ります。

    ちなみに、この施設さまではGWのエージェント販売戦略を今回の出来事から再構築し、直販強化の施策を仕込み中です。

    全ての旅行会社=悪ではありませんが、宿泊施設側も「ネット」「直接販売」という手法に気が付いてきておられます。

    ネット販売の拡大という時流が、いたるところで宿泊施設の戦略転換を促していると改めて感じた次第です。

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    2007年01月22日

    出張強化の1月下旬

    1月末は出張強化です。

    22日(本日):東京
    23日:仙台
    24日:下呂
    25日:伊豆
    26日:伊豆
    27日:大阪本社にて打ち合わせ
    29日:山口
    30日:高山
    31日:新潟
    ・・・・まだまだ続きます。

    宿泊施設様の顧問先が多いので、1月・5月・8月・12月と世間が休みの月は往々にしてこういったケースに陥ります。
    毎日旅行が出来て嬉しい限りです。。。

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    2007年01月21日

    日帰りプラン上杉謙信御膳

    新潟県村杉温泉に長生館という旅館さんがあります。

    施設、温泉、サービス、料理、どれをとっても素晴らしい旅館様なのですが、この度、「日帰りプラン上杉謙信御膳」を開発されました。

    NHK大河ドラマで地域の歴史を再考しようとメニュー構成を行われたとのことです。

    地域の良さをPRできる商品開発を行い、地域を盛り立てていけるのはやはり旅館のような宿泊施設が行いやすいと再認識させられました。

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    2007年01月20日

    インターネット販売の潮流

    今日は、船井総研大阪事務所で3月開催予定の宿泊産業向けインターネット販売「集客大革命」セミナーの打合せをしておりました。

    船井総研WEBNO.1コンサルタントの藤崎と宿泊産業ネット販売の今後を話した結論は、『宿泊産業のネット販売は成長期段階にあるが、物販のネット販売に比べればまだまだ後方にある。今後は物販のネット販売が辿っている道をとるだろう』と。

    また、今回のセミナーにはネット販売で絶好調の旅館経営者様にゲスト講師をお願いしております。

    物販系のWEB販売ノウハウと、宿泊産業独自のネット販売を組み合わせて価値の有る提案を行いたいと考えております。

    2007年01月19日

    アイスキャンドル

    群馬の温泉旅館さんにお邪魔してました。

    庭

    素晴らしいお庭でした。

    アイスキャンドル

    夜、こちらのアイスキャンドル(氷のキャンドル)に蝋燭を燈してライトアップされるとのことでした。

    こういった演出って、旅館さまにとっては面倒なことですが、都会人にとっては「感動」です。
    演出力は今後の旅館運営を左右するといっても過言でありません。

    是非、冬の時期にこちらの旅館さまに泊まってみたくなりました。