• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2007年01月08日

    風林火山~NHK大河ドラマ

    上諏訪に行っておりました。
    おもしろい写真が取れたのですが、デジカメからパソコンに落とすUSB忘れたので明日にでもUPします。

    今年のNHK大河ドラマ「風林火山」は信州上諏訪ゆかりのお話ということで、駅・諏訪湖沿い・旅館・ホテルと信州は大賑わいです。

    各観光施設ともかなり気合が入っておられます。
    武田信玄のファンは老若男女問わず、かなりの数がおられるのでかなりの地域活性になるのではないでしょうか?

    ドラマ等にどうあわせて仕掛けていくかという各観光施設の取組を楽しみにしております。

    from 塩尻駅の凍えるホームより・・・

    2007年01月07日

    雪の功罪

    全国的に大雪らしく、自宅の神戸でも雪がちらつき暴風でした。
    (昼間乗ったポートライナーが暴風で途中、停止するほどでした。。。)

    「雪」も観光と密接に関連しており、風評被害にあいやすいものです。

    【悪い例】
    ・昨年、長野奥地で大雪のニュースがでて、全く交通機関に影響のない上諏訪旅館の集客に影響した。
    ・昨年、新潟大雪のニュースで群馬の旅館でキャンセル続出、、、。

    ⇒対策
     ・自社HPのブログに「本日の道路状況を写真付きで掲載」
     ・観光協会HPにライブカメラの設置
     ⇒お客様に「自分で確認させ安心させる」

    【良い例】
    ・カニで賑わう冬の城崎での個人旅行は雪が降るほど寒くならないと動かない。
    ・スキー場(説明するまでもありませんが)。

    良しも悪しも、自然状況には勝てませんので、対策を求められます。

    何かしらの事態が生じたときに、地域としてどう動くかというマネジメントが特に観光地として見たときに必要となってきます。

    2007年01月06日

    交通機関としての姿勢

    よく出張します。
    上諏訪日帰り、高山日帰りなんてこともざらで日本の交通機関の素晴らしにいつも助けられています。

    ただ、航空券と違いJR系のネット予約システムはまだまだ不備があり(東海道、山陽新幹線など都市間予約システムは確立されています)、みどりの窓口に並ばなければなりません。

    今日も新神戸~上諏訪往復のチケットを買う為に並んでいました。また、これが難儀しまして関西から上諏訪までなかなか行かないものですから駅員さんにルート説明するのも大変。で、いつも余計に時間がかかっていまいます。

    ある船会社の人から聞いたのですが、「昔は乗せてやるから、乗るなら早く乗れ」というのが交通会社の一般的概念だったようです。さすがに、今の時代そんなことを言う人はいないとおもいますが、予約システムの使いにくさなどはそういった概念が根底にあるのではないでしょうか?

    電子マネーで地下鉄が乗れる、携帯のQRコードが搭乗チケットの変わりになるという時代にJR系のシステムも追いついて欲しいと切に願う次第です。

    2007年01月05日

    新年会で思ったこと。

    昨日は、以前大手旅行AGで学生アルバイトとして働いていた仲間と新年会をしていました。

    皆さん、某国会議員秘書、某有名大学、某大手百貨店、某大手銀行勤務と各方面で活躍しておられます。
    私も含め、各自多少大人にはなっていますが基本的な考え方等は変わらず楽しい時を過ごしていました。

    特に驚いたのが、後輩のYさんが今年結婚するとのこと。まだ式の日取りが決まってないのに、どこで式あげるんだ?婚約指輪は?新婚旅行は?二次会幹事は私にさせろ、、、等明るい話題で盛り上がってました。

    人と人との関係性が薄れている世の中になった・・・とよく言われています。興味のない者同士の関係は確かに希薄になったかもしれません。が、その分興味のある、関心のある者同士の関係性は強くなっているのかも知れません。
    マーケット側も、そんなニーズを見越した商品構成が必要であるなと、Yさんのプチ新婚旅行をどの顧問先施設さまにお願いしよう(プチ新婚旅行マーケットに対するアプローチが可能ではないか)と、楽しい会で考えていました。

    2007年01月04日

    仕事はじめ

    通常の企業はだいたい本日1月4日が仕事始めでしょう。

    私の顧問先企業さまの多くは「世間の皆様が休みの時こそ最繁忙期、、、」といった業種ですので、年末から既に仕事始め状態です。

    かくいう私も、新年よりメールを開き、何かしらの業務をしておりますが自虐的にこういった状態を不幸とも思いません。
    (最近、ある旅館の女将さんが周囲が定年を迎えると、「忙しくてよいわね~」という半やっかみの言葉をうけると笑いながらおしゃっていました)。

    宿泊産業も、我々コンサルティング業界も仕事がある=「必要とされている」とのことですので、大いにありがたいことだと思います。

    2007年01月03日

    旅館の地域活性化

    飛騨高山に本陣平野屋さんという旅館があります。
    その旅館さんが毎年、飛騨高山ミニツアーを企画しておられます。
    詳細はコチラから。

    社長・女将さん・支配人・調理長・現場スタッフ巻き込んで、「地元の良さを都会のお客様に感じてもらう」というコンセプトの元、毎年大好評を得ているそうです。

    地元ネットワークを活かし、一般客としては体験できないツアーばかり。

    以下、平野屋さんのページより抜粋しました。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ■12月11日(月)【花餅を作ろう】材料費別途2,000円
     ~雪深い飛騨では、正月にお花の変わりに
      お餅を切り株の枝に巻きつけ花の代わりにしました~
    ■12月12日(火)【飛騨の駄菓子作り】材料費別途500円
     ~大豆を水あめに入れて固めた「豆板」を工房へ行って作ります~
    ■12月13日(水)【飛騨味噌工房見学】
     ~柴田味噌の工場見学と味噌のお話を聞きます~
    ■12月14日(木)【小糸焼で絵付け】材料費1,000円
     ~地元の焼き物「小糸焼」の窯元長倉さんのお話と実際に小糸焼き
      に絵付けできます。自分の個性を作品にしてみては?~ 

    ■1月8日(月)【飛騨高原ハム見学】
     ~国府町のハム工房をご案内。手作りソーセージ・生ハム・サラミ・
      飲むヨーグルト・キムチ、店主のこだわりを工房にてお話いただきます。
      味見もあってお得な気分になるツアー~
    ■1月9日(火)【豆腐を作ろう】 材料費500円
     ~飛騨の美味しいお水で作った豆腐は美味しいですよ。
      野口豆腐店の工場見学&豆腐作り~
    ■1月10日(水)【酒蔵見学】
     ~古い町なみの酒蔵、原田酒造9代目の原田さんのお話と利き酒が
      楽しめるツアーです~
    ■1月11日(木)【和菓子作り】材料費別途1,000円
     ~限定10名老舗和菓子屋「こまや」での和菓子作りです~

    ■2月19日(月)【オークビレッジ見学ツアー】
     ~清見にある家庭画報でも有名な稲本正さんの家具製作工房見学~
    ■2月20日(火)【渋草焼】
     ~今回発企画、飛騨の誇る伝統の「渋草焼」芳国舎窯元を訪ね、
      手書きの技をご覧頂けます~
    ■2月21日(水)【豆腐を作ろう】 材料費500円
     ~飛騨の美味しいお水で作った豆腐は美味しいですよ。
      野口豆腐店の工場見学&豆腐作り~
    ■2月22日(木)【飛騨高原ハム見学】
     ~国府町のハム工房をご案内。
      手作りソーセージ・生ハム・サラミ・飲むヨーグルト・キムチ、
      店主のこだわりを工房にてお話いただきます。
      味見もあってお得な気分になるツアー~
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ただ宿泊するということより、「旅行」をプロデュースするという点で先進的かつ、今後の宿泊産業が目指していく一つの指針だと思います。

    宿泊産業という業種は、お客様を「その土地へ集客させることのできる最たる業種」です。その集客したお客様を地域ぐるみでもてなす、、、という行動はあまり見受けられません。
    そんな意味でも、こちらの施設様の事例は素晴らしいと実感しております。

    2007年01月02日

    年賀状の意味

    日々の忙しさにかまけ、なかなか友人・知人・恩師などと過去かかわりのあった方々に会う機会がありません。

    忘れられないよう、年賀状だけは毎年しっかり送るようにしています。年賀状に書かれている一言で、新しい動きがある、、、というのも日本文化の特徴の一つではないでしょうか?

    今年来た年賀状の中にこんな内容のものがありました。高校時の恩師から(この方が授業中に船井幸雄さんの話を四六時中していたので、「船井総研」を知るきっかけになりました)、「船井総研の話を一度会って聞かせて欲しい」との内容。
    この恩師の話がなければ、今のこの自分の状態があったかどうか定かではないので、恩返しと新たに「縁」を創る為にいずれかの機会でお会いできればと考えております。

    ネットでの繋がりも大切ですが、手紙でも繋がりを構築・維持することは可能です。要は「どのような想いを以って活用するか?」という1点に絞られるのではないでしょうか?

    今年の年賀状を読みながらそんなことを考えていました。

    2007年01月01日

    初詣

    新年明けましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。

    さて、新年行事として初詣に行ってまいりました。西宮の廣田神社(阪神タイガースが毎年優勝祈願している神社)というところだったのですが、人、人、人の大混雑。

    三世代家族、若い夫婦、恋人同士、赤ちゃん連れなど多種多様な形態でのお参りです。
    初詣の起源はいがいと新しく、鉄道会社の正月増客の戦略だったらしいですが、起源云々ではなく、コミュニティーの絆を確かめる行事・・・というものは日本人に浸透するのは素早いようです。

    初詣に参る人々を見ていると、日本文化って良いな~と、しみじみ感じた次第です。

    テクノラティプロフィール

    2006年12月31日

    「全ては必要、必然」、「過去オール善」

    今年1年も激動の年でした。
    船井総研の考え方に「全ては必要、必然」、「過去オール善」という素晴らしい考え方があります。

    この激動の時代の中で、経営を営んでおられる経営者の皆様のみならず前向きに生きようとする全ての人にとって至言とも言える言葉かと思います。

    来年も色々なことがあるでしょうが、この2つのキーワードを根底に前向きにいろいろな施策を具現化すべく行動してきたいと考えております。

    来年も今年同様、「人生の中で最高の1年だっと」胸を張って言えるように、、、。

    A HAPPY NEW YEAR!


    (さらに…)

    2006年12月30日

    自然の集客力

    阿蘇の大観望に行ってきました。

    大観望

    恐ろしく寒かったですが、さすが景観は抜群。多くの観光客でにぎわっていました。阿蘇を見渡せる大絶景に展望台まで登ってきた多くの方々が写真を撮って感嘆の声を上げておられる様子を見ていると、改めて「自然の景観」=「観光コンテンツ」であるなと実感した次第です。

    日本全国の地方と言われる「処」には、まだまだ素晴らしい景観が隠れていると思います。

    これからもそんな、丸秘スポットに集客できるような仕掛けを展開していきたいなと思いながら、師走の阿蘇山を眺めていました。