• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2007年01月12日

    船路線

    淡路島に行っていました。

    一昔前は、まさに孤島であり交通手段は「船」しかなかったのですが、現在は明石海峡大橋、鳴門海峡大橋と本州と四国を結んでいます。

    現在、残っている船路線は明石~岩屋・関空空港~洲本がポピュラーですが、関西空港~洲本の便も廃止される見込みらしいと伺いました。

    確かに便利さだけを求めると、車で行けたほうが良いのかもしれませんが、関西に住んでいて身近に船旅を出来た淡路島・・・というイメージが薄れてしまうのは残念です。

    交通手段としてでなく、観光コンテンツとしての見解も必要でないかと感じた次第です。

    2007年01月11日

    船井総研のサイトに「紹介ページ」ができました。

    船井総研のサイトに「紹介ページ」ができました。
    詳細はコチラから。

    顔写真を掲載するのに抵抗がありましたので、「似顔絵風」に作ってみました。この似顔絵、よく似てますねと言われるので本人は気に入ってます。

    船井本体サイトと連携したので、ブログ更新記録を更新し続け、顧問先の皆様を詰めていきたいと考えています(笑)。

    2007年01月10日

    バケツプリン

    バケツプリン。
    楽天市場で人気の商品ですね。
    リアル店舗ではなかなか販売できませんが、ネット上ならこういったテイストの商品がバカ当りする世の中です。

    で、こちらの商材水上館さんが昨年のクリスマスパーティーでうまく活用されたというお話です。

    詳しくは水上館ブログ参照。
    クリスマスプラン様子です。

    本日うかがった際に、1リットルバージョンバケツプリンをご馳走になりました。

    開始前です。
    バケツプリン①

    そして、お皿に乗った様子。
    バケツプリン②

    完成!
    バケツプリン③

    そして、5名が1人前づつ食べて・・・
    バケツプリン④

    板前さんのオリジナルレシピらしく、普段食べるプリンより美味しかったです!

    素晴らしいのはこういった商品を
    ・やってみたいという発案者(水上館のスタッフの方)
    ・やってみろという社長
    ・それに協力する板場
    ・社員が興味を持って開発に協力する姿勢
    と本当に素晴らしい事例です。

    当然、ここまでの想いれをもって創られた商品ですのでお客様も「大満足」されたとのこと。
    「来年も来ますので、是非継続してください」
    「せちがない世の中でここまでやる水上館は凄い!」
    「大阪から来ましたけど、大満足です!」というお客様の声があったとのことです。

    又、あるお客様からお礼状をもらい「泣きそうになった」と運営スタッフの方がおっしゃっていました。

    運営する側がHAPPYで、お客様にも価値を提供できる旅館業という業種に改めて感動した次第です。

    2007年01月09日

    ホテル鷺乃湯-冬季風景



    ホテル鷺乃湯
    さんに伺っていました。

    ホテル鷺乃湯-つらら

    この時期のつららです。

    ホテル鷺乃湯-庭

    お庭です。

    都会に住む者にとっては雪に対するあこがれがありますが、当事者にとっては大変とのこと。
    フロント前の雪かき、成長しすぎた「つらら」を落とす作業など、まさに自然と格闘しながらの毎冬らしいです。

    上諏訪駅-冬-夜

    ちなみに上諏訪駅はこんな感じで、寒さは凄まじかったです。
    来月は完全装備で伺おうと心に決めました。

    2007年01月08日

    風林火山~NHK大河ドラマ

    上諏訪に行っておりました。
    おもしろい写真が取れたのですが、デジカメからパソコンに落とすUSB忘れたので明日にでもUPします。

    今年のNHK大河ドラマ「風林火山」は信州上諏訪ゆかりのお話ということで、駅・諏訪湖沿い・旅館・ホテルと信州は大賑わいです。

    各観光施設ともかなり気合が入っておられます。
    武田信玄のファンは老若男女問わず、かなりの数がおられるのでかなりの地域活性になるのではないでしょうか?

    ドラマ等にどうあわせて仕掛けていくかという各観光施設の取組を楽しみにしております。

    from 塩尻駅の凍えるホームより・・・

    2007年01月07日

    雪の功罪

    全国的に大雪らしく、自宅の神戸でも雪がちらつき暴風でした。
    (昼間乗ったポートライナーが暴風で途中、停止するほどでした。。。)

    「雪」も観光と密接に関連しており、風評被害にあいやすいものです。

    【悪い例】
    ・昨年、長野奥地で大雪のニュースがでて、全く交通機関に影響のない上諏訪旅館の集客に影響した。
    ・昨年、新潟大雪のニュースで群馬の旅館でキャンセル続出、、、。

    ⇒対策
     ・自社HPのブログに「本日の道路状況を写真付きで掲載」
     ・観光協会HPにライブカメラの設置
     ⇒お客様に「自分で確認させ安心させる」

    【良い例】
    ・カニで賑わう冬の城崎での個人旅行は雪が降るほど寒くならないと動かない。
    ・スキー場(説明するまでもありませんが)。

    良しも悪しも、自然状況には勝てませんので、対策を求められます。

    何かしらの事態が生じたときに、地域としてどう動くかというマネジメントが特に観光地として見たときに必要となってきます。

    2007年01月06日

    交通機関としての姿勢

    よく出張します。
    上諏訪日帰り、高山日帰りなんてこともざらで日本の交通機関の素晴らしにいつも助けられています。

    ただ、航空券と違いJR系のネット予約システムはまだまだ不備があり(東海道、山陽新幹線など都市間予約システムは確立されています)、みどりの窓口に並ばなければなりません。

    今日も新神戸~上諏訪往復のチケットを買う為に並んでいました。また、これが難儀しまして関西から上諏訪までなかなか行かないものですから駅員さんにルート説明するのも大変。で、いつも余計に時間がかかっていまいます。

    ある船会社の人から聞いたのですが、「昔は乗せてやるから、乗るなら早く乗れ」というのが交通会社の一般的概念だったようです。さすがに、今の時代そんなことを言う人はいないとおもいますが、予約システムの使いにくさなどはそういった概念が根底にあるのではないでしょうか?

    電子マネーで地下鉄が乗れる、携帯のQRコードが搭乗チケットの変わりになるという時代にJR系のシステムも追いついて欲しいと切に願う次第です。

    2007年01月05日

    新年会で思ったこと。

    昨日は、以前大手旅行AGで学生アルバイトとして働いていた仲間と新年会をしていました。

    皆さん、某国会議員秘書、某有名大学、某大手百貨店、某大手銀行勤務と各方面で活躍しておられます。
    私も含め、各自多少大人にはなっていますが基本的な考え方等は変わらず楽しい時を過ごしていました。

    特に驚いたのが、後輩のYさんが今年結婚するとのこと。まだ式の日取りが決まってないのに、どこで式あげるんだ?婚約指輪は?新婚旅行は?二次会幹事は私にさせろ、、、等明るい話題で盛り上がってました。

    人と人との関係性が薄れている世の中になった・・・とよく言われています。興味のない者同士の関係は確かに希薄になったかもしれません。が、その分興味のある、関心のある者同士の関係性は強くなっているのかも知れません。
    マーケット側も、そんなニーズを見越した商品構成が必要であるなと、Yさんのプチ新婚旅行をどの顧問先施設さまにお願いしよう(プチ新婚旅行マーケットに対するアプローチが可能ではないか)と、楽しい会で考えていました。

    2007年01月04日

    仕事はじめ

    通常の企業はだいたい本日1月4日が仕事始めでしょう。

    私の顧問先企業さまの多くは「世間の皆様が休みの時こそ最繁忙期、、、」といった業種ですので、年末から既に仕事始め状態です。

    かくいう私も、新年よりメールを開き、何かしらの業務をしておりますが自虐的にこういった状態を不幸とも思いません。
    (最近、ある旅館の女将さんが周囲が定年を迎えると、「忙しくてよいわね~」という半やっかみの言葉をうけると笑いながらおしゃっていました)。

    宿泊産業も、我々コンサルティング業界も仕事がある=「必要とされている」とのことですので、大いにありがたいことだと思います。

    2007年01月03日

    旅館の地域活性化

    飛騨高山に本陣平野屋さんという旅館があります。
    その旅館さんが毎年、飛騨高山ミニツアーを企画しておられます。
    詳細はコチラから。

    社長・女将さん・支配人・調理長・現場スタッフ巻き込んで、「地元の良さを都会のお客様に感じてもらう」というコンセプトの元、毎年大好評を得ているそうです。

    地元ネットワークを活かし、一般客としては体験できないツアーばかり。

    以下、平野屋さんのページより抜粋しました。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ■12月11日(月)【花餅を作ろう】材料費別途2,000円
     ~雪深い飛騨では、正月にお花の変わりに
      お餅を切り株の枝に巻きつけ花の代わりにしました~
    ■12月12日(火)【飛騨の駄菓子作り】材料費別途500円
     ~大豆を水あめに入れて固めた「豆板」を工房へ行って作ります~
    ■12月13日(水)【飛騨味噌工房見学】
     ~柴田味噌の工場見学と味噌のお話を聞きます~
    ■12月14日(木)【小糸焼で絵付け】材料費1,000円
     ~地元の焼き物「小糸焼」の窯元長倉さんのお話と実際に小糸焼き
      に絵付けできます。自分の個性を作品にしてみては?~ 

    ■1月8日(月)【飛騨高原ハム見学】
     ~国府町のハム工房をご案内。手作りソーセージ・生ハム・サラミ・
      飲むヨーグルト・キムチ、店主のこだわりを工房にてお話いただきます。
      味見もあってお得な気分になるツアー~
    ■1月9日(火)【豆腐を作ろう】 材料費500円
     ~飛騨の美味しいお水で作った豆腐は美味しいですよ。
      野口豆腐店の工場見学&豆腐作り~
    ■1月10日(水)【酒蔵見学】
     ~古い町なみの酒蔵、原田酒造9代目の原田さんのお話と利き酒が
      楽しめるツアーです~
    ■1月11日(木)【和菓子作り】材料費別途1,000円
     ~限定10名老舗和菓子屋「こまや」での和菓子作りです~

    ■2月19日(月)【オークビレッジ見学ツアー】
     ~清見にある家庭画報でも有名な稲本正さんの家具製作工房見学~
    ■2月20日(火)【渋草焼】
     ~今回発企画、飛騨の誇る伝統の「渋草焼」芳国舎窯元を訪ね、
      手書きの技をご覧頂けます~
    ■2月21日(水)【豆腐を作ろう】 材料費500円
     ~飛騨の美味しいお水で作った豆腐は美味しいですよ。
      野口豆腐店の工場見学&豆腐作り~
    ■2月22日(木)【飛騨高原ハム見学】
     ~国府町のハム工房をご案内。
      手作りソーセージ・生ハム・サラミ・飲むヨーグルト・キムチ、
      店主のこだわりを工房にてお話いただきます。
      味見もあってお得な気分になるツアー~
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    ただ宿泊するということより、「旅行」をプロデュースするという点で先進的かつ、今後の宿泊産業が目指していく一つの指針だと思います。

    宿泊産業という業種は、お客様を「その土地へ集客させることのできる最たる業種」です。その集客したお客様を地域ぐるみでもてなす、、、という行動はあまり見受けられません。
    そんな意味でも、こちらの施設様の事例は素晴らしいと実感しております。