Author:大坪敬史
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先日とある旅館の女将さんより伺った話です。
40年来のお馴染みのお客様がお亡くなりになったとのことを、その方の息子さんよりご連絡をいただきました。
その息子さん曰く、お亡くなりになられる前に“もう一度、○○旅館に行きたい”という願いがかなうことなく旅立たれたようです。
電話口で女将と話をされる中で、先方も感極まって泣き出され、女将さんも一緒に電話口で泣かれたそうです。
息子さんも「もう一度、連れて行ってやりたかったのだが、願いがかなわなかった。なので、せめて遺骨だけでも○○旅館の目前の海に散骨させてしたい」とおっしゃられ、今後お越しになられるとのことです。
人生の最後の願いとして「願われる存在」。
旅館には、こんな素晴らしい一面もあるのだと改めて感じました。
昨日より、群馬県水上温泉 水上館さんにお邪魔しておりました。
水上館ブログが絶好調で、お客様・地域の宿泊施設から注目の的とのことです。ブログをうまく使われて、お客様とのコミュニケーションを行っておられます。
スタッフがブログを書き込む
⇒お客様の書き込みがある
⇒スタッフのモチベーションがあがりますます、頑張る
(新しい商品・企画を開発する)
⇒お客様がさらなる書き込みを行う
という善循環がうまく起こっています。
やはりIT(システム・ブログなど)は使いようですね。
人とITの連携で、新しい事例がどんどん生まれてきて、毎回うかがうたびにワクワクしたお話を聞け、大変勉強になります。
朝起きて、部屋のカーテンを開けると、、、
冬晴れの素晴らしい景色。
雄大な景色を見ることができるうえ、小春日和でぽかぽか・・・という観光にはもってこいの1日でした。
水上館さんのような取組を地域の旅館が連携して行っていくと、もっと魅力ある「観光地」となるはずです。旅館業の新たな「集客モデル」として引き続き、水上館ブログを注目していきます。
クリニック=船井総研社内での定義では
『優良企業、勉強になる事例を実際に体験しながら学ぶこと』となります。
昨年は、旅館業の経営者と一緒に、飛騨高山・下呂の旅館を中心に周遊しました。
今年、4月にも同じく九州でのクリニックを計画しています。
さらに今年6月に、ハンガリー・トルコ温泉見学
『(仮) 中欧温浴施設&観光施設現地勉強会』を計画中です。
クリニック参加経営者の方々からも『他の施設を違う旅館の経営者同士で見ると勉強になりますね!』と毎回好評をいただいております。
6月中欧クリニックを成功させ、12月にフィンランドアイスホテル体験クリニックにつなげたいと、強く考えております。
北欧でも勉強になる施設(宿泊先、観光地、地元レストラン、企業など)も鋭意情報収集をこころがけております。
佐賀に日帰り出張の1日でした。
昨日の新潟は雪がなかったのですが、今日の佐賀では日中粉雪が吹雪いており、どっちが寒い国かわからない状態ですね。
明日は東京~群馬に入りますので、本格的な雪景色を楽しみ(!?)にしております。
さて、2006年12月1日よりブログを書き始め、早2ヶ月がたちました。お蔭様で毎日書き続けることが出来、今日で3ヶ月目突入です。
(これで顧問先の皆様に2ヶ月は毎日書き続けられますね!と笑顔で話せるようになりほっとしております)。
顧問先の皆様も中にも「毎日チェックしてますよ!」、等嬉しいお声かけをいただいき大変励みに感じております。
私自信、この「ブログを書く」という意識が常にあるがために、毎日デジカメを持ち歩くようになり「素晴らしい」、「おもしろい」、「凄い」と感じた景観・現象を前にも増して記録に残すようになりました。
これからも、どんどんブログで紹介させていただきたいと考えております。
某TV番組で話題の「捏造問題」。
旅館業界でも過去、「源泉掛け流し温泉」でも世間をにぎわしました。
「源泉掛け流し温泉」はできうる温泉は良いですが、そうもいかない温泉も当然あります。例えば、源泉の温度が低い温泉・地域全体の湯量をカバーでききれない温泉と各地域の事情は当然あります。
問題なのは「うそ」をついてまで、違うことを謳おうとすることです。
(そうすることによって一時的にお客様の集客をえるかもしれませんが、長く続きません)。
「嘘はバレます」。これは当然のことではなく、情報化社会が進んでいくにつれこの流れは加速していくでしょう。
ある経営者の方がおっしゃっていた言葉です。
「嘘つく暇があるのだったら、もっとすべきことはたくさんあるのにね~。どうやっても、(源泉掛け流し温泉は)できない状況は状況なので、有るもの(そのほかの売り・サービス)をどう強化・PRしていくだけでしょう?」
改めて、「ハッ」とさせられた至言でした。
エンドユーザー様向けのお話です。
旅館に宿泊するには旅行会社を通じて、宿に直接電話して、インターネットで予約というのが現在の潮流です。
以下、顧問先の旅館様での会議内容です。
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■施設様
「お客様より、こんなメールもらいました」
○×旅館様のHPでは、宿泊料金が○○円となっておりましたが、楽天○ラベルで予約したときは、宿泊料金が○○円(楽天○ラベルの方が少々高い)でした。
内容は全く同じだと思うのですが、なぜ料金が違うのでしょうか?
(一般的に、楽天ト○ベルの方が安いと思っていたので、疑問に思いました)
また、楽天○ラベルで予約した場合と、○×旅館様のHPで予約した場合では、何か違いがあるのでしょうか?
■大坪
まさか、正直に答えたのですか???
■施設様
「もちろんです。このように聞いていただけるお客様はありがたいので懇切丁寧にメール返答しておきました」
内容は長文に渡るので掲載は割愛しますが、まとめると
①楽天○ラベルさんやじゃ○んネットさん経由で宿に予約が入ると一定の手数料がかかります。
②その手数料分を、自社HPで予約したお客様に還元する意味でネットエージェントと自社HPの金額を変えています。
③自社HPと楽天○ラベルで予約した場合、同じプランであれば特典等は同じですが、部屋の振り分けをする際、「心情的」に少しでも良い部屋を抑えるようにしています。
■大坪
「ぶっちゃけましたね~。でも、多くの施設様で心情的にという意味は理解できますし、こういったことをエンドユーザーのお客様に知っていただくことは旅館にとってはよいことですね。」
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結論は、「旅館側に負担にならないように予約した方が、同じプランでも良いサービスを受ける可能性が高くなる」と言い切ってしまって問題ないでしょう。
※但し、上記のお話は全ての旅館様に通じる話ではなく、あくまで経営面からの「システム」と考えた際に生じうる話ですので、一事例としてご参考ください。全ての施設様が上記のように考えているということはありません。
2007年2月21日に旅館業の皆様むけにセミナーを開催します。
下呂温泉「こころをなでる静寂みやこ」の専務を迎え、直販強化手法、サービス力強化手法(リピーター創出法)の2点にテーマを絞って講演を進めて参ります。
みやこさんにも、だせうるギリギリの情報をお話いただく予定ですので、ご興味あられる旅館業・サービス業に従事されておられる方は是非、ご参加ください。
お待ち申し上げております。