• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2024年09月27日

    自館の「お客様」の定義

    引き続き群馬に出張でした。

     

    訪問先の施設様では9月も絶好調で、秋の予約入りもよく昨対も目標予算比も

    プラスで推移できそうです。こうなると敵は天変地異などの予測不能の事態だけ

    ですが、そこを気にしてもどうしようもないので、冬の予約対策などをして

    いただきました。

     

    これだけ集客すると一部、意味不明なことをおっしゃるお客様も存在しますが

    そういった声を雑音と認識し、「うちの宿のお客様」の定義が重要となってきます。

    雑音に邪魔されておかしなことしてしまうと、本来のお客様が離れてしまうので

    注意が必要なのと共に、「変なこという」お客様はいつの時代も減らないことを

    再認識した次第です。

    2024年09月26日

    リピーター様の視点からの設備投資

    群馬に出張中です。

     

    訪問先の旅館様では12月OPEN予定の半露天風呂付客室の工事真っ最中

    でした。9月前半に休館期間を設けたこともあり、特段大きな音もなく

    お客様からのご指摘もないとのことで一安心。

     

    早速、部屋タイプを整理し販売をスタートしていただきましたが、リピーター

    様に好まれるような部屋になりそうです。

    特段、観光地でない立地にある旅館はリピーター様に評価されるかが、経営の

    大きなポイントです。そういった視点からの投資なので、順調に旅館になじんで

    いただけることでしょう。

     

    2024年09月25日

    大阪万博大丈夫ですか?

    打合せDAYでした。

     

    東京在住の方との打ち合わせだったので、ふとした雑談で「大阪万博大丈夫ですか?」

    という話になりました。神戸在住ですが、関西のこと、特に政治的なことは全くつながり

    がなく「わからない」としか言いようがありませんが、各地から心配されているのだな~と。

     

    IRカジノに熱が入って、もはや万博は・・・ということと、例の知事が議会解散もしたら

    維新ぼろ負けでしょうからますますの混迷が予想されます。

     

    幸い、大阪万博に期待している旅館業経営者の方にお会いしたことがないので、万博が

    あろうがなかろうが、うまくいこうがいかまいが、地に足のついた経営をされていく

    ことでしょう。

    2024年09月24日

    永いお付き合いに感謝!

    有馬温泉に出張でした。

     

    訪問先の旅館様とのお付き合いが10年目を迎え、お祝いをしていただきました。

     

    この10年間毎月、コロナ禍の時も伺っていました。

    お付き合い当初の売上も利益も大幅UPしていただき、その上休館日数も増え効率の良い

    経営をしていただいております。

     

    「有馬温泉」という立地を生かし、独自性のある旅館作りはこれからも続けられる

    ことでしょうが、次の10年もうまく迎えていただけるよう、これからもお手伝いさせて

    いただこうと考えております。

     

    「うちの旅館、大坪さんのお付き合い先の中で長い方ですか?」と聞かれたので、

    数えてみると、「上から7番目に長いお付き合い」でした。

    こちらの旅館様はじめ、永くお付き合いいたいだいてるクライアント先様に感謝

    しつつ、「成果」というカタチでの恩返しを返し続けなければいけないと改めて

    感じた次第です。

    2024年09月23日

    寒暖差ある時期の出張服装

    神戸もやっと残暑が収まり、日中の気温も25℃程度で涼しい風を感じ

    られるようになりました。こうなると地方では益々1日の温度差が広がり

    着ていく服をどうするか?を考えないといけません。

     

    今週訪問予定の群馬の最高気温は32℃で最低気温は15℃との予報がでていますが

    日中は未だ暑いものと思われます。

    ただ、皆さん長袖来ている中、半袖だと浮くのでジャケットは持参する必要が

    ありそうです。

    暫くは寒暖差ある日が続くものを思われますので、極力訪問地の気候をリサーチ

    しながらの移動となりそうです。

    2024年09月22日

    日本人は旅をやめたのか 海外は低迷、国内は伸び悩み

    日本人は旅をやめたのか 海外は低迷、国内は伸び悩み

    というニュースが流れています。

     

    記事に色々書かれていますが、根本的な原因は「旅行に行く費用」の

    捻出が昔よりしにくくなったから、ということでしょう。

     

    パスポートの持参率が低くなったのは、「海外旅行に行く」という発想

    を持てない為で、海外に行かない人がパスポートなど作りませんので、指標に

    すること自体ナンセンスです。

     

    私の学生時代より、航空便の数も多くなり値段もLCCの台頭により安くなっています。

    それでも若い人たちが旅行に行くことができないのは、稼いだ金額に対して、社会保険料

    という強制的な上納金の割合が増えすぎたので、手元に残るお金が少なくなったから、と

    いう事実です。

     

    いくら給与を上げるといっても、上げた額に対しての社会保険料比率は増える(累進課税

    で減ることはない)ので、効果は薄く、それをやるなら社会保険料の搾取額を低くする、

    とすれば手取りも増え一気に消費も拡大します。

     

    若い人たちや現役世代に後始末させるまでもなく、現段階から苦役を強いている体制を

    変えていかなければこの先も今以上に「旅行できない日本人」が増えていくことでしょう。

     

    2024年09月21日

    よく道を聞かれます

    昨日、阪急嵐山駅周辺を歩いていると、おばあさんから「渡月橋行くには

    どう行ったらよいですか?」と話かけられました。

    「この道まっすぐ行くとすぐですよ」と回答して、その場を後にしましたが、

    よく人に道を聞かれます。

     

    若い人からもスマホの画面見せられて、「〇×はこっちですか?」と聞かれること

    もあります。私自身、よっぽどのことがないと人に道を聞くことはなく、初めての

    場所に行くときはgoogleMAPなどを見て、全体地図を頭に入れて歩いているので

    迷うことはほぼありません。

     

    ジャケット着ている時も、私服の時も声をかけられるので服装の問題ではないよう

    ですが、自分では理由がわからないのが不可思議な話です。

    2024年09月20日

    「今」の京都で日本人客を大切にする旅館

    京都に出張でした。

     

    日中はまだ京都も残暑厳しく、軽装のインバウンド客の皆さんがヘバリ

    ながら歩いておられました。ミストなどを出されている店舗に群がって

    おられ、特定の休憩場所にミストまくなどの対策は行政側として必要なこと

    だな~と思いつつ、横を通っていました。

     

    訪問先の旅館様ではインバウンド客のみならず、日本人客も多くいらっしゃい

    ました。インバウンドに振れば、それはそれで満室になりますが、日本人客も

    大切にしないと旅館の方向性がブレたり、いざという時に閑古鳥が鳴いてしまいます。

    「今」の京都で日本人客を大切にし、しっかり日本人客がいらしている旅館こそ

    逆説的に強いな~と感じた次第です。

     

    2024年09月19日

    JR西、「SMART ICOCA」の発売終了を発表

    JR西、「SMART ICOCA」の発売終了を発表

    というニュースが流れています。

    記事によると

    スマートフォンによる「モバイルICOCA」の利用が拡大していること

    をふまえ、SMART ICOCAの発売終了を決めた。

    とのことですが、JR各駅にスマートイコカのチャージ用機器まであったのに・・・

    と。JR系は独自ルールの決済システムを分社化した各社で構築しているので

    こういった笑い話のような結果に至ります。

     

    乗客から集めた運賃を失敗する事業に投下されて、運賃UPとはお粗末な結果ですが

    上場企業の名の元にやりたい放題・・・。

    ちなみに、アプリの評価2点って・・・。私もダウンロードして使えないので、速攻

    削除した履歴が残ってました。

    まず、アプリの改善から着手されてはどうでしょうか?

     

    2024年09月18日

    自らの首を絞めまくる旅行会社

    新潟から神戸に戻ってきました。

     

    新潟の朝の気温が23℃で過ごしやすかったので、伊丹空港に降り立つと

    蒸し風呂状態でした。関西の秋は未だのようです。

     

    訪問先の旅館様では久々に悪徳リアルエージェントの話になりました。8月であっても

    極端に旅行会社経由の売上は少なく、もはや契約している意味はありません。

    たまに予約が発生してもトラブルの温床のような事案になることが多く、いずれ

    旅行会社出禁状態もありえます。

     

    そういったことを旅行会社も認識し、宿とのパートーなーシップを構築すれば未だ

    生きる道もあるでしょうが、自らその道を閉ざしていっているように思えてなりません。

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