• プロフィール

    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2022年04月24日

    世界で“脱マスク”の流れ加速 シンガポールも「屋外マスク不要」

    世界で“脱マスク”の流れ加速 シンガポールも「屋外マスク不要」

    のニュースが流れています。

     

    最近、公共交通機関で「マスク着用」を求めておきながら、やかましくしゃべる人(特に老年齢層)

    に対しては何の注意もしないという不思議な光景を何度か目にしました。

     

    マスクしてれば何してもOKという風潮になってきているようで・・・。

     

    屋外で、人のいないところでマスク着用されておられる方などは明らかに「他人の目」を気に

    されてのことでしょうが、科学的根拠のない押し付けにより世界から取り残されてしまわないか

    心配でもあります。

    2022年04月23日

    全国13の特急に乗ろう!

    今朝の日経新聞の全面広告で、ある旅行会社が全国13の特急に乗ろう!

    というツアーを広告されていました。

     

    普段から、そういった特急に乗り飽きている身としては地獄のようなツアー

    ですが、一般の人のニーズはあるのかもしれません。

     

    単純にホテルや旅館の安売り広告をのせるより、よっぽど市場喚起の効果がある

    と同時に、旅行会社の特性を活かした良い企画だと思います。

     

    コロナ禍でネットや直販に置き換わるスピードが増しているなか、宿が直販できない

    分野(旅行)での奮起を期待します。

    2022年04月22日

    「観光」にとって必要な店舗が消えている現実

    所用で久々に神戸駅近辺に行ってきました。

     

    フードコートも半分くらいが閉店状態(フードコートそのものは営業しているが

    歯抜け営業状態)と苦戦が見受けられます。

    かつてあった飲食店の多くが整体や保険屋に変わっており、「観光」というコンテンツ

    が消えていってしまっていることが残念です。

     

    整体や保険屋の存在は否定しませんが、「観光」という面からそれよりも飲食店

    やカフェの方がよい影響を与えます。

     

    神戸であっても観光客減少の影響を避けてとおれない現実を横目に街を歩いていました。

     

     

    2022年04月21日

    大義名分を基とした不平等施策

    京都に出張でした。

     

    訪問先の旅館様は平日の狭間の木曜日にも関わらず、ご宿泊のお客様が

    続々とチェックインされてきました。

    残念ながら京都府は兵庫県同様、ブロック割適用外でまだ府民しか割引は

    使えませんが、京都の底力を感じます。

     

    しかし、住んでいる土地や立地している場所によって、公金補助が受けられる地域と

    そうでない地域があるのは明らかに公平性の観点から間違っています。

     

    この不平等施策、いつまで「コロナ対策」の錦の御旗のもと続けられるのか呆れるばかりです。

    2022年04月20日

    グループが宿泊できるハイグレード客室需要増加中

    新潟に出張でした。

    9:30頃に訪問先の旅館様に伺ったのですが、11室の小さな宿の玄関に

    チェックアウトされるお客様の靴が大量に並べられていました。

     

    なんでも最近グループサイズの大きなご宿泊が多いとのことでした。

    露天風呂付客室全盛の時代で2名~3名1室の設定が増えてきているなか、

    4名、5名が1室に泊まれるハイグレードな客室のニーズが増えてきているのでしょう。

     

    コロナも収束に近づき、この機会だから今まで集まれなかった人同士での旅行、

    というのは今後も増えていくことでしょう。

    2022年04月19日

    需要回復目覚ましい新潟県

    新潟に出張中です。

     

    朝イチの伊丹空港→新潟空港に搭乗しましたが、久々に満席近くの搭乗客で、

    ビジネスに加え観光客らしき乗客も多く搭乗していました。

    春休みも終わり、中途半端な時期ではありますが一定の旅行需要回復の

    様子がみてとれうれしかったです。

     

    訪問先の旅館様でも平日でも忙しく、今日も15:00頃から続々とチェックイン

    されていました。

    新潟県は比較的県民割などに積極的な県ですので、今後もその流れを引き継いで

    いってもらいたいものです。

    2022年04月17日

    ツアー旅行も若年層や若い夫婦向けが「行ってみたい」と思える企画を!

    朝刊や夕刊などに掲載されているツアー旅行の広告も戻ってきました。

    ↓のような全面広告です。(写真は日経新聞朝刊より)

    仕事上、興味があるのでじっくり見ることもありますが、

    ・それ、ツアーで行く必要がある?というような安易な行程

    も多く見受けられます。

     

    旅行ツアーで行くメリットとしては、ツアーでないといけないような場所などに行くことが

    メインだったように思えますが、最近は「1日に観光スポットを3か所しか回らない為、

    お身体が楽」といったような文言も目立ち、シニア特化が激しくなってきました。

     

    ツアー旅行=シニア旅と定義づけてしまえば、今後は縮小しか見込めない(もしくは介護付きツアー)

    ので、若年層や若い夫婦なども参加したい!と思えるようなツアー開発をしたらよいのに・・・と

    思えますが、安易に資金を持っている高齢者向けツアーに走っている感があり残念です。

     

    メリットとしては、新聞広告されることにより「旅行にいってOKなんだ」という空気が作られること。

    この点においては大いに貢献されていると思いつつ、ツアーを眺めていました。

    2022年04月18日

    行政が民間のチカラを阻害している現状は異常

    飛騨高山に出張でした。

     

    往復の新幹線には相当数の乗客が乗っており、満席とまではいかなくとも

    1列5席のうち、4席は埋まっていました。

    ただ、ワイドビューひだの車内は閑散としており、月曜なので下呂駅から乗客が

    多く乗ってくるかな?と思っていましたが、まばらな乗客で・・・。

     

    岐阜県+愛知県の知事が相当コロナ対策シフトで渋い経済対策らしく、民間企業の

    努力に未だ冷や水かけているようです。

    選挙で痛い目をみればよいと思うのですが、シニアが多い地域なので、ある意味理に

    かなった施策なのかもしれませんが、地域の観光補助のチカラの入れようによって地域の宿の

    集客が左右されるのは異常です。

     

    満開を過ぎた桜を見つつ、そんなことを思っていました。

    2022年04月16日

    テレワークでスーツ店舗品揃え減

    夏服のスーツズボンを買いにいきました。

    例年、購入していた店舗ですが、面積が半分以下になっておりビックリ。

    (1階・2階という店舗が1階だけになっており、当然商品構成も減少)

     

    テレワークの盛りでスーツ需要が消えてしまった影響でしょう。

    クールビズと言われて久しいですが、この調子だとスーツという存在自体が

    縮小傾向になってしまいます。

     

    国内アパレル市場の苦戦は今になってからの話ではありませんが、郊外型の

    大型店など明らかに時代のニーズとあっていない店舗も多く、日本の人口減少

    と共に益々スクラップビルドが進んでいくことでしょう。

    2022年04月15日

    実需に基づいての補助金活用

    新潟に出張でした。

     

    伊丹空港経由で新潟に飛びましたが、阪神高速工事の為、北神戸線を通ってのバスルートに

    なっていました。通常三宮から40分弱で到着するところが55分程度かかりましたが、

    飛行機搭乗の際は時間に余裕をもって移動しているので問題はなかったです。

     

    訪問先の旅館様では高付加価値化事業の進捗などと共に、費用対効果の高い投資案件の

    話も出て盛り上がりました。

     

    補助金があるから工事をするような事案もあるようですが、こちらは実需に基づいて補助金を

    活用するので成功のイメージは高くなります。

    申請が通り、思う通りの設備投資ができることを応援しております。

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