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    2024年11月23日

    中国との観光交流強化

    ビザ免除措置対象国の範囲拡大に関するお知らせ

    という情報が流れいます。

     

    今年の春、台湾に行った時に復路が上海経由の便だったのですが、パスポートの期限

    が6ヶ月未満で、そもそも「入国できない」と台湾の空港で言われ難儀したことを

    思い出しました。その時は当該便をキャンセルしてピーチで関西空港に戻ってくる

    ことができましたが、パスポートやビザの問題はツーリストにとっては重要です。

     

    これを機に相互交流が拡大されるのか、そもそもビザがなくとも中国に訪問するのは

    「怖い」(おかしなニュースが多数あり)ということで大した影響がないのか注視しか

    なければなりません。

     

    しかし今回ビザ要件が低くなる対象国が

    「ブルガリア、ルーマニア、クロアチア、モンテネグロ、北マケドニア、マルタ、エストニア、ラトビア、日本」

    とのことで、まぁ政治的な扱いは低かったのだな~と改めて感じた次第です。

     

     

    2024年11月15日

    戻ってきている日本人募集ツアー客

    引き続き新潟に出張でした。

     

    朝イチで朝風呂に行くとシニアの方々で浴槽埋まるくらいご入浴されていました。

    そういえばツアーバスが入っていたな~と思い、早くに出立するバスツアーのお客様

    かと思われます。

     

    コロナ後にこういったお客様が戻ってきてはいますがコロナ以前ほどの隆盛はまだ

    ありません。また、コロナ禍中に団体客を物理的に受け入れられなかった施設も増えて

    きていますので、以前のような日本人ツアー総数は減っていくことでしょう。

     

    その代わり外国人団体ツアーが増えてきており、こちらのクライアント先様には

    あまりいらっしゃいませんが、定期的にインバウンド客バスツアー客が入っている

    宿泊施設もあります。

     

    様々な社会情勢の変化と共に、新しい旅行形態が増えていくことは喜ばしいことかと

    考えております。

    2024年11月05日

    インバウンド客の兆しがでてきた中伊豆より

    伊豆に出張中です。

     

    連休明けの平日ということで新幹線もいつも以上に混雑していました。

    インバウンド客の皆さんも多かったですが、シニア客も多く旅行ハイシーズン

    に突入した兆しを感じました。

     

    伊豆箱根鉄道の修善寺駅にも大型キャリーバックを持ったアジア系の観光客も

    見かけ、やっと中伊豆にもインバウンドの動きがでてきたようです。

    東伊豆は今年、インバウンドブレイクして熱海から下田までの路線では

    多くのインバウンド客を見ていますが、中伊豆では数えるほどの遭遇でしたので

    驚きました。

     

    訪問先の旅館様でも〇タクを利用しての3連泊インバウンド客がいらしたそうで

    普通に温泉旅館を楽しんでおられたそうです。オーバーツーリズムの傾向は今のところ

    ない伊豆ですが、この程度の「インバウンド客が少ない温泉地」として認知されて

    いけばベターかと考えておりました。

    2024年10月29日

    「深夜チェックイン割り増し料金」

    有馬温泉に出張でした。

     

    朝、自宅を出て谷上駅で列車待ちをしていると「寒っ!」と。残暑期間が

    長かった分、気候の変化をより感じることができます。今年は例年よりも

    紅葉が遅い地域が多く、紅葉需要が後にまで続き忙しい日が続きそうで

    なによりです。

     

    訪問先の旅館様では、昨日某国からのお客様のチェックインが22:00すぎだった、

    という話を伺いました。何でも関西国際空港に到着する飛行機の便が遅れたとの

    ことで、主要空港からアクセスがよい分、こういったことが起こるのだな~と。

    最近、飛行機の遅延でチェックインが遅れるインバウンド客のお客様が多い、との

    ことです。

     

    チェーン店でも深夜料金があるくらいですから、旅館においての「深夜チェックイン割り増し料金」

    があってもよいのかも?とも。チェックインが遅い分、その分の人件費は確実にかかる

    わけですから、そういった動きも今後必要ですね。

    2024年10月26日

    産業構造の変化

    大阪の電機メーカー「船井電機」の破産のニュースが流れています。

     

    かつて液晶TVで世界に打って出ていた企業の破産に驚くと共に、産業構造の

    変化を感じます。

    「船井電機」さんとはこれまでの人生で関わったことは一切ありませんが、前職の

    会社名と似通る箇所があるのでよく「G会社なのですか?」などと聞かれていたこと

    もありました。

     

    ニュースによると2,000名ほどの社員が在籍しておられたとのことで、この方々の

    次の就職先が気になります。一時的に観光業などにも流れてくるのかどうか、関西の

    クライアント先様と注視していきたく考えております、

    2024年10月24日

    日本人宿泊比率99%超の温泉地

    群馬に出張でした。

     

    大宮のビジネスホテルを出た時は若干暑さを感じましたが、上毛高原駅に着くと

    涼しさを感じました。大きなリックサックを持った登山客らしい方もいらっしゃり

    やっと秋らしい景色を見た感があります。

     

    訪問先の旅館様では、当該地域の組合HPのリニューアルも進めているのですが、

    当該温泉地の日本人宿泊比率を検証いただくと驚異の99%以上が日本人客という

    数値が出てきました。

     

    インバウンドの波を無風にする位のインパクトですが、そういった情緒などもあり

    日本人のお客様に指示されているのでしょう。

    インバウンド全盛時代に、日本人客を追求してどこまでいけるかを実証して

    いただきたく良いリニューアルになるようお手伝いできればと考えております。

    2024年10月21日

    入国者数と旅館宿泊インバウンド客の乖離

    あるクライアント先様のバンクミーティング資料を作成してる中、

    観光庁の指標を確認していました。

    すると、本年7月の指標ですが


    という資料がありました。

    まず、「えっ!?中国本土からこんなに来ているの???」というのが驚きました。

    台湾、韓国、香港のお客様は弊社クライアント先様(旅館)でも多くのご来館のご報告を

    いただきますが、本土客は未だあまり来ていない感覚でしたが、数字で見ると相当の来日模様

    です。

    ロシアも入国できるの?というのが実際ですが、空港でのトランジットなども含まれている

    のかとも思いましたが「延べ宿泊者数」とのことですので、ビックリです。

     

    これで相互ビザなし、となると恐ろしくもなり、「もうこの位でよいのでは?」と感じて

    しまいました。

    2024年10月16日

    地方活性化には「足」の開発を

    引き続き新潟に出張でした。

     

    訪問先の旅館様では、先日シンガポールの新聞記者に取材され記事になったのですが、

    それを見た台湾人のお客様が2連泊した、という話を伺いました。

    何でも新潟を泊まり歩いておられるそうで、この後も新潟の他の旅館で連泊される

    そうです。公共交通機関をリサーチして、うまく行程を組んでおられるとの話でしたが、

    こうったお客様にこそライドシェアの威力が発揮されるのではないでしょうか?

     

    貧弱な公共交通機関は全国共通であり、地方を活性化させるのであれば、「足」の部分

    の開発が急がれます。

    そんなことを感じた事例でした。

    2024年10月10日

    選挙の月は売上が下がる?

    今月に衆議院選挙が開催されます。

    あるクライアント先様で会議時に若いメンバーが多くいらっしゃったので

    「大昔は選挙の月は売上が下がるという事象が起こったのですよ」と言うと、

    皆さん???とチンプンカンプンの様子。

     

    社長のみ「そういえば、昔は色々活動している様子をよく見ていましたね~」と

    感慨深くおっしゃっていました。

    それだけ政治と経済が離れた証左でもありますが、昨今、個人型の宿は特に

    選挙だろうが何だろうが平常運転です。

     

    政治への諦めで自助努力する人が増えたことが大きな要因でしょうが、これ以上

    真面目に働いている人たちから搾取するような政策は辞めてもらいたいものです。

    2024年10月05日

    東京の地下鉄で感じたオーバーツーリズム

    昨日、東京の地下鉄に乗っていると大きなキャリーケースを持って座っている

    某国の一団がいました。

    夕暮れのラッシュ時だったので、降りるにも一苦労で無言で日本人乗客に

    突っ込んでいっており、こりゃオーバーツーリズムでトラブルわな~と実感

    しました。

     

    日本の大都市圏は公共交通機関が発達している分、タクシーなどに乗らずに

    地下鉄や鉄道などを使うのでしょう。少し余裕のあるツーリストはタクシー利用

    でしょうが、諸外国のUBERなどのライドシェアに比べると高いので、結果的に

    安い公共交通機関に集中し、トラブルの温床になります。

     

    ライドシェア規制が地方だけでなく、東京であっても根本的な問題として

    考えなければならない時期にきており、一層の改革が求められます。