当社のクライアント先のスマホ比率を、グーグルアナリティクスでリサーチしたところ、最高でスマホ比率が80%超えの施設がありました。これには非常に驚きました。
およそ、スマホ比率の平均は50から65%の範囲内でしたが、タブレットでの比率が上がってきたことも影響して、15%近くの数値を計上している施設もありました。
ここまで読んで、内容がご理解できない方は、まず自社のホームページ(HP)製作会社(管理会社)に問い合わせてみて下さい。
「うちの宿のスマホ比率どうなっていますか」と確認をすれば、すぐに分かると思います。
さて、ここから本題ですが、HPのレスポンシブ対応の必須が言われて久しい昨今、早めにレスポンシブ対応を実施した施設ほど、「PC」ホームページ 、「スマホ」ホームページの2つのサイトを構築されておられます。 これら2つの対応サイトを構築しているだけで、モバイルフレンドリーテストには合格します。
※モバイルフレンドリーテストについては、下記にアクセスして参照下さい。
https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja
ぜひ、皆さんの施設のURLも確認してみてください。
ただ、いくらPCサイトを作り込んでも、モバイルフレンドリーでないと意味をなさない、というのが最近の潮流です。
話を戻しますが、タブレットで検索した場合「スマホ」ホームページが表示されます。
しかし、タブレットの大きさに対して、「スマホ」ホームページは「スマートフォン」向けの大きさに作られていますので、歪な画面に見えてしまいます。 タブレットを使う人は、PCページをご覧になって操作することもありますが、多くのサイトはタブレットで検索した場合に「スマホ」ページがヒットしてしまいます。
そうなると、タブレットで検索したお客様のイライラ感がつのり、離脱率が上昇します。
その結果、転換率が下がって、せっかくHPを検索いただいたお客様を逃してしまうことにもなりかねません。
ただ、タブレットを使ってHPを見る人の比率が今までは低かったので、積極的な対処はしていませんでした。
皆様の施設でも、タブレットの比率が10%未満の場合は、早急な対処は必要ないかと思われます。
しかし、10%を超えたとなると、今後は対策をした方が公式HPからの受注は増えることでしょう。
結論からいいますと、今さら言うまでもないことですが、スマホ対応は必須です。
さらに、タブレット比率が10%を超えたら、タブレットでも最適化されるホームページの構築が望ましいと断言できます。
成果の測れない紙媒体や、無駄な広告をかける費用があるのであれば、今一度公式HPを見直されることをオススメいたします。